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Red Bull Mini Drome(レッドブル・ミニドローム)2012 Tokyoを観戦してきました

2012年11月24日

今日は午前中は1人新横浜スケートパークでLMC(Local Movie Contest)用のルーティンを徹底的に練習して、午後は、浜松町はNEW PIER HALLで開催されたRed Bull Mini Drome(レッドブル・ミニドローム)2012 Tokyoを観戦してきました。いやぁ、面白かった!そして参加ライダー達は誰もがとても熱かった!!おかげでたくさん刺激をもらえましたねー☆

Red Bull Mini Dromeで優勝したスースーさん

そもそも、Red Bull Mini Drome(レッドブル・ミニドローム)とは?って事ですが、概要はこんな感じです。

世界最小ヴェロドロームでのフィックスドギア限定レース。
予選はタイムトライアル方式。上位32名が決勝トーナメントに進出。
トーナメントは2台が同時にレースを展開する1対1によるパシュート(=Pursuit/個人追い抜き)。
予選、決勝ともに1レース10周。

コースは1周25メートル、 幅1.8メートル、 最大斜度42度

参加規定:
1)フィックスドギアバイクでの参加のみ(※26インチ700C以上のバイク限定 ※ブレーキは会場にて取り外し)
2)ロックナットのみ使用可(クイックリリース使用不可)
3)バーエンドキャップ装着義務
4)ヘルメットの着用義務
5)15歳以上のみ参加可(20歳以下は保護者の同意が必要)

参考動画
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=kghtRevkUJA[/youtube]

ハイ、そんな訳で東京会場の様子です。大きくトーナメント表がプロジェクターで映しだされ、DJがダンスミュージックを流し、MCがきっちり場を盛り上げていきます。カメラマンの数も多く、クレーンもあったりと本格的でした。

Red Bull Mini Dromeの会場

MCでは富士見のMTBのコンテストやPEDAL DAYバニーホップコンテストでもお馴染み固定界のカリスマ(←こう言うと本人は嫌がるかも知れないですが)である伯爵(左)が、相変わらず安定して毒のある(笑)トークを披露してくれていました。

Red Bull Mini DromeのMC伯爵(左)

予選は100人から行われ、10周のタイムが早い順で32名が決勝進出ということ。
自分は決勝から観戦しましたので、そこからのレースの様子を写真で「大まかに」紹介したいと思います。

紹介を読みたい方は「read more」ボタンをクリック!

トーナメントは2台が同時にレースを展開する1対1によるパシュート(=Pursuit/個人追い抜き)で行われるので、下の写真のようなカタチでコースの対角線上に2人のライダーがスタートします。

Red Bull Mini Dromeの決勝の出走風景

バンクの斜度は相当キツイので、ライダーはバイクを他の人に支えてもらいながらの乗車となります。

それにしても、色んなバイクに乗るライダーがいて、それも見所の1つでしたねぇ。下の彼はドロップハンドルで細いタイヤのいわゆる「ピストバイク」という感じでした。

Red Bull Mini Dromeのエントリーライダー

こちらのライダーはハンドル幅の狭い、フロントホイールが小さいタイプの固定バイクです。

Red Bull Mini Dromeのエントリーライダー

かと思いきや、下の彼は固定ギアに変更してありますが、サスフォーク付いてるMTBです。

Red Bull Mini Dromeのエントリーライダー

下の彼は完全なるFGFS、いわゆるトリックピストバイクですね。普段トリックするそのままの仕様で走っています。

Red Bull Mini Dromeを走るライダー

そして本大会の台風の目的な存在だったBMXレーサー系のライダー。参加していたみなさんダッシュ力が半端無かったです。ハンデは普段慣れない「固定ギアのバイク」ということでしょうか。

Red Bull Mini Dromeのエントリーライダー

トーナメントの決着は、下の写真の様に1人が前を走っているライダーに追いつくか、10周回った時のタイムが短い方、そして、片方のライダーが転倒したりコースアウトした場合に付きます。

Red Bull Mini Dromeのエントリーライダー

写真では撮っていませんが、思っていた以上にコースアウトによる脱落が多かったです。どうしてもレースがヒートして、コントロールができなくなる場合が多いのでしょう。なので、コースの周囲にはしっかりとしたクッションがあらかじめ置いてあるくらい。

また、今回印象的だったのは、普段トリック専門の、FGFSのスターライダー達の決勝トーナメント残存率の高さ。
こちらの方はご存知、プロスノーボーダーでもあり、「Weird Pista」でお馴染みのDoggyさんです。

Red Bull Mini Dromeに出場するDoggyさん

彼が登場すると声援がとても多くなり、カメラを向ける人多数。彼の人気っぷりがうかがえます。

Red Bull Mini Dromeを観戦する多くの観客達

そして、トーナメントを勝ち進むんですね。当然、彼の実力もありますが、「ここぞ」と言う時に力を発揮するのが「プロ」ならではなんだろうな縲怩チて思ってしまいました。

Red Bull Mini Dromeの決勝で勝ち抜いたDoggyさん

そして、それはENiSHYで活躍するFGFSライダーTeppei(W-BASE)さんにも感じました。その走りは、彼の得意のスタイルでもあるスキッドを活用した独特のもの。レースにまで自分のライディングスタイルを貫き通し、さらに上位に食い込むのだから、これで格好悪い訳がありません。

Red Bull Mini Dromeを走るTeppeiさん

そんなこんなで3位はBMXレーサーのコーヘイ(BringUpPowerTeam)さん。

Red Bull Mini Dromeを走るコーヘイさん

そして2位は、なんとENiSHYTeppeiさんのチームメイトで日本を代表するFGFSライダーMARCO(W-BASE)さん。

Red Bull Mini Dromeを走るMARCOさん

伯爵から「レースジャージキラー」と呼ばれていましたね。

そしてそして、優勝したのはBMXレーサーのスースー(CREDIT Racing)さん。

Red Bull Mini Dromeを走るスースーさん

予選1位通過で、常に速く、かつ安定したライディングで相手を追い詰め、時にプレッシャーを与えることで相手のミスを誘い順当に勝ち進んでいました。これはもう彼の長年培ってきた実力が成し得たものだと思います。本当にスゴイ!

Red Bull Mini Dromeで優勝したスースーさん

左から3位のコーヘイ(BringUpPowerTeam)さん、優勝したスースー(CREDIT Racing)さん、2位のMARCO(W-BASE)さんです。

Red Bull Mini Dromeの3位コーヘイ、2位MARCO、優勝スースー

ちなみに、彼らの首にかかっているメダルはMOZUシリーズのヘッドバッジでもお馴染み、Rui&Aguri Fine JewelryのRuiさんの手によるものです。すごく格好良くてエレガントな仕上がりのメダルでした。

いやー、それにしても、Red Bull Mini Drome(レッドブル・ミニドローム)はとても面白かったです。決勝トーナメントを一緒に観戦した岡安製作所の岡安さんと、どういったバイクがこの競技に向いているか?などを話し合ったりして、そういった考察も楽しかったですねー

これはとても盛り上がったので、おそらく2回目も開催するんじゃないかなー!

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