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MTBストリートの将来の希望 – Part3

2014年8月27日

以前書いた「MTBストリートの将来の希望 – Part2」で、以下の様に記載しました。

どうして日本でMTBが冬の時代を迎えてしまったのかは諸説ありますが、これを書いていくと非常に長くなるので後日に

今日はその諸説を、自分が見聞きし思った範囲で書いていきたいと思います。あくまで僕の周辺で起きた出来事と、それを見て思ったことを書いているので、「それは違う!この門外漢が!」と思ったとしても、生暖かい目で眺めていてください。

ちなみに、MTBシーン全体のことと、MTBストリートシーンは全然関係無いのでは?なんて方もいらっしゃるかと思いますが、やはり母体であるMTBシーンが縮小すると、末端であるMTBストリートシーンも縮小するのですよ。

 

さて、それでは行ってみましょう。どうして日本のMTBが冬の時代を迎えてしまったのか?

それはまず、多くの方がおっしゃっているように、「MTBが気軽に乗れるフィールドが無かった」からと自分も考えます。

正確には、「MTBの走破性能を活かせるフィールド」ということでしょうか?ずーっと街中で乗っているならロードやクロスバイクの方が速いし快適ですし。

実際には今の日本にも乗れるフィールドは無数にあり、さらに常設コースなどもちゃんとありますが、MTBを買ったばかりの人が身近に気軽に乗りに行けるようなコースは、正直あまり思いつきません。

さらに突き詰めて行けば、身近にそのようなフィールドはあるにはあるのですが、昔からMTBに乗っている人は里山のトレイル(山道)をグレーな状態で利用している場合が多く、その土地の知識の無いライダーが下手にコースを走って地元の方やハイカーとトラブルを起こすと、それがキッカケでその土地からMTBが排斥されるのを恐れ、ローカルライダー達がネット(SNS)など公にそのコース情報が載らないよう、ひた隠しにするため、そのツテが無い人は殆ど知ることができません。

これは止む得ない対処法だとは思いますが、それが日本中で起こると今まで乗っていた人達の環境は守れるものの、代償として新しくMTBを始めた人が入ってきづらくなります。(本当はグレーにせずに土地の方と話し合ってルールを作り、MTB乗り入れ正式OKにした方が良いのですが)

そして、新規MTBライダー参入が途絶えた日本のMTBシーンは、当然MTBがあまり売れなくなって代理店も扱い規模を縮小します。

そこに世界的に見たら盛り上がっているMTBの、ホイール径のバリエーション増 + 各パーツの新規格ラッシュが追い打ちをかけ、日本のライダーは「うわ、面倒クサ!またお金がかかるの?」となって、ショップはMTBが売れなくて扱い数を減らしている上に新たな商品知識をさらに求められ… 「もうついて行けんわ」となる。

うーん、この新規格ラッシュも、盛り上がっていたのなら「うわー!次はどんな面白いパーツなんだろう?ワクワク!」みたいなポジティブな気持ちになれたのかも知れませんが、日本みたくちょっと腰が引けている状態だと、どうしてもネガティブな方向に振れてしまいますね。

さらに、去年一昨年と「◯◯のコースが閉鎖された」「◯◯は地元とトラブルが起きて乗れなくなりました」などのネガティブなニュースがSNSなどで多く流れたことも、シーンを盛り下げる要因になったように思えました。

 

とまぁ、そんな自分の周囲のMTBを取り巻く状況だったのですが、今年に入り少し様相が変わってきたように思いました。

1. 面白い常設コースが増えてきた

従来のコースをその場所を管理されている方達が大改修して面白さが増した。
例:高橋大喜さんが監修しているふじてんや、北海道に移住したマミ犬さんが造成に深く関わったルスツふるさと公園マウンテンバイクコースなど(もっとたくさんあるのですが全部書ききれなくてすみません)各地で常設な上に、面白いコースが増えてきました

 

2. 地域に承諾を得たコースが増えてきた

いつまでもグレーじゃいけないと、地道にその土地の人達、行政などとやり取りし、正式にMTBで走ることを許可されたコースが増えてきたように思います。例:東京都あきる野市の39ひろばや、TUBAGRAライダーのjinkenさんが裏山MTBツアーを展開している東京都の檜原村など

 

3. MTBに興味を持つライダーが増えてきた

例えば、自分が良く会う自転車関係の人達で、MTBとはあまり縁のないPEDAL DAY関連の方達から、MTBをやってみたいと言う声がチラホラ増えてきました。彼らの殆どはMTB未体験だったりするですが、どちらかと言うと自転車に対する感度が高い方たちが興味を持ち始めるということは、「MTB何か面白そう」という空気みたいなモノを感じとったのかも知れません。

 

とまぁ、根拠もソースも全くない話ですみません。今年に入っての、自分の周囲から見聞きする状況から「なんとなく〜な感じがする」という意見ですが、実際のところどうなんでしょうね?ただの希望的観測かも知れないし、本当にそうなっているのかも知れないし…

何はともあれ、MTBシーンが活性化すれば、自然とMTBストリートも盛り上がるハズ?なので、活性化するための協力・努力を、自分も進んでやっていきたいと思います。

jinkenさんとちょっと面白そうなプロジェクトも進めていますし、早くこちらもカタチになると良いなぁ!

 
息子がようやくお座りが安定するようになってきました。(今までは頭の重さですぐに左右前後に倒れてしまっていた)

お座りができるようになった叶大

とは言いつつも、まだ若干不安なので、お座りしている時は後ろに倒れて後頭部を打たないよう、背後に待機しちゃうのですが…。

2000年前後のMTBストリートシーン

2014年8月26日

部屋を掃除していたら、1999年10月発行されたBiCYCLE CLUB別冊マウンテンバイクワールドが出てきました。確か、当時一番最初に自分が買ったMTB系の雑誌だったと記憶しています。

今では殆どロードバイクしか掲載されていないBiCYCLE CLUBも、MTBブーム(正確にはダウンヒルブーム?)だった当時の紙面はMTB一色。このように「MTBの街乗り」に特化した別冊まで出す勢いでした。

Bicycle Club別冊マウンテンバイクワールド

一般の女性へのアンケートを入れてくるあたり、当時のMTBの勢いを感じますね。

Bicycle Club別冊マウンテンバイクワールド

でも、当時MTBに乗っている女性は、彼氏がMTBに乗っていて、彼氏からプレゼントされて、というケースが殆どだったと記憶しています。今の方が、女性が自主的に乗っているケースが多いんじゃないかな。

当時すごく格好良かった(今でも十分格好いい)YANS先生こと柳原康弘選手のダウンヒルバイク、SPEEDGAME ADDICT-180ですねー。

Bicycle Club別冊マウンテンバイクワールド

スポンサーロゴが張りやすいように、トップチューブに当たる部分がモノコック(と言っていいのか?)構造になっています。

世田谷公園近くのMTBプロショップ「The Trail Store」の店長で、現在もMTBの普及のために多くの活動をされている、和田ハジメさんによるストリートトリック講座。バニーホップの紹介ページです。

Bicycle Club別冊マウンテンバイクワールド

このページは穴が空くほど読みました。それ程高さは出ていませんでしたが、当時はこれでも凄かったんです!

そして、同じく和田ハジメさん縁石ジャンプの紹介。

Bicycle Club別冊マウンテンバイクワールド

当時は「街中でジャンプ台も無いのにこんなに飛んでバイクをひねるなんて!」と衝撃を受けたものでした。

ということで、この本を読み返して2000年前後のMTBストリートについて、あれこれ思い出したので、当時のMTBストリートに関することを書いていこうと思います。(あくまで私個人が思ったことです)

 

1)数多くのブランドから「スラロームバイク=スラバイ」が発売され始めた

Specialized P3を筆頭に次々とアクション前提のバイクがリリースされていきました。当時は「スラバイ」と呼ばれていて、その後「プレイバイク」に名称が変化して行きましたね。「ストリートバイク」という名称が出てきたのは結構後だった気がします。

 

2)ダウンヒルバイクとスラロームバイクの2台持ちが一般的だった

大抵、みなさんこの2台をセットで持っていたように思います。平日夜にストリート練習をして土日にダウンヒル、という遊び方がメジャーだったでしょうか。

 

3)最強トリックはウイリーとダニエル

ウイリーを長距離走れる人が最高に格好良かったですが、その格好いい対象がマニュアルやバニーホップに移行していきました。回転系にチャレンジする人はまだすごく少なかったです。
みんなダニエルの練習をしていたのは、当時「公園トライアル(ストリートトライアル)」が流行っていた、というのもありますね。なので、古くから乗っているMTBストリートライダーはトライアルも上手いです。
自分は重たくブレーキが効かない当時のアルミMOZUでダニエルの練習はしていました。結局3回くらいしか跳ねられなかったかなー

 

4)BBやクランクが良く壊れた

着地でBB(スクウェアタイプ)が折れたり、クランクの穴が拡がってグラグラになったりのトラブルが頻発しました。SHIMANOのホローテックタイプ(SAINT)のBB+クランクが出てきて強度が増し、一気にそういったトラブルから開放されたのは衝撃でした。

 

5)サスフォークが簡単に壊れた

5万円以上するサスフォークが1〜3ヶ月でコラム折れ or オイル吹いて終了、と言うとてもお金のかかるスポーツでした。
時を経て、今自分が使っている4万円弱のSR SUNTOUR EPICONだとペグ付けてグラインドしまくっても全然壊れないので、当時からしたら「夢にまで見たサスフォーク!」的な素晴らしいものですね。

 

6)ホイールもすぐに壊れた

今では死語となりつつある「ホイールがポテチ」という言葉は、当時はあらゆるところで見ることができました。つまり、リムの強度が足りずに着地の衝撃でフニャフニャに曲がってしまう状態を言います。
今のリムはそれ程重量が無いのにメチャクチャな回転系トリックをしても滅多に壊れないので、本当に良い時代だと思いますよ。

 

ようするに、当時はMTBのパーツすべてが良く壊れた、ということですね。スポーツとしてまだ新しく、機材の進化の真っ最中だったこともあり、その点は仕方がなかったということもあります。当時飛んだり跳ねたりすること自体が強度テストに近いものでしたし。
そしてMTBのパーツが壊れないために強度を増し、結果各パーツが重たくなり、ハードテイルで15kgオーバーの激重のMTBになったものでした。

あまりにも簡単にパーツが壊れたため、修理や買い替えの資金が底を尽き、維持できなくなってBMXに流れたライダーも多かったです。

でも、昨今は軽く耐久性の高い(さらにそれ程高価でもない)パーツになりバイクがすごく良くなりました。

 

7)パークに乗りに行くと存在を否定される

最近でこそ言われなくなりましたが、当時MTBでパークに乗りに行くと怖いBMXライダーの方たちに執拗に言われた覚えがあります。逆に上手いBMXライダーほどそんなことは言わず快く受け入れてくれたのですが…(パークトリック以外ですごくメンタル部分を鍛えられました)

 

8)24インチホイールに乗る人は変態だった

変態というか、変わり者でしたね。やることが早い!早すぎたよ…。

 

まぁ、あくまで自分が思ったことを書き連ねたので、ちょっと違うことがあっても軽く流してください。何はともあれ、トータルでバイクや状況は良くなっていることには違いないですね。(これでもっとやる人が増えてくれたら面白いんだけどな)

 

ここ数日、面白いクルマがたくさん発表されたので、一部を紹介したいと思います。

Ferrari F80コンセプト

フェラーリF80コンセプト

フェラーリF80コンセプト

フェラーリF80コンセプト

フェラーリF80コンセプト

V8ツインターボ+KERS(900hp/16,000rpm)
0-100km/h:2.2秒
最高速度:310MPH(498.8km/h)
重量:800kg

デザイン攻め攻めですね。本当にこのデザインのまま発売してくれたら面白いなー!

 

TOYOTA ランドクルーザー 70

トヨタランドクルーザー “70”シリーズ

トヨタランドクルーザー “70”シリーズ

TUBAGRAでは主にデザインと燃費にしか言及しませんので、詳しいことはランドクルーザー70のページからご覧ください。

ヘッドライトが今風になっていたり、燃料がハイオク仕様(何故ディーゼルじゃないの?という声が多かったです)な点に非難が集中していますが、やっぱりこの角張った無骨なデザインは良いですね。何だかんだ売れる気がします。でも、今どきハイオク仕様で6.6km/Lの燃費は無いわ−。せめて最新のクリーンディーゼルエンジンでこのデザインだったら最高なのに!

これを期に、日本の各メーカーとも過去リスペクトのデザイン+最新エンジン+安全装備のクルマがたくさん出てくれると面白いんだけどなぁ。

RAWで撮影していて助かったこと

2014年8月25日

今朝も朝練バンクで〜と思って乗り始めてわずか10分も経たない内に大粒の雨が降ってきて退散。でも、家に戻ったらあがっていました…(不完全燃焼)

履き心地が殆どサンダルと変わらないSanuk(サヌーク)の新作スリッポン Baseline Scholarを履いてのライディングは本当にクセになりますね。この気軽さにも関わらず、そこそこ乗れるソールのクッション性のアンバランスさが快感です。

朝練でもsanuk スニーカー

ただし、布1枚で薄いので、バンクで270度した時にクランクの肩が足の横にヒットした時は痛みもダイレクトでしたが…。

 

自分は一眼デジで写真を撮る際は、ファイル形式を必ずRAWに設定しています。RAWだと画像1枚のファイル容量も半端無く大きくハードディスクはすぐにいっぱいになるし、普通のPCやスマホで見られるようにするには現像作業が必要で、もろもろ面倒ではありますが、万が一の補正が非常に便利なので、使わずにはいられなくなっています。

ちょうど、RAWで撮ったことを感謝せざる得ない状況が最近あったので紹介したいと思います。

 

まずは、先日開催したPEDAL DAY 2014 BANK BATTLEで、BMXプロレーサー菊池雄選手がバンクを飛び17人を越えるシーンを撮った時のことです。

飛び越す人達の周囲に観客が集まり過ぎてしまったため、バンクの左右に2灯ストロボを設置してあったものの、左のストロボは人だかりに遮られて一部の光しか菊池選手に届かず、右のストロボはシャッターとストロボをシンクロさせるための信号が多くの人達に遮られ届かずに発光せず、結果として撮れたのは下のような真っ暗な写真となってしまいました。いわゆる大失敗ってヤツです。

SILKYPIXでRAW現像して助かった

せっかくのライダーの気合の入ったライディングを撮り逃すなんて、カメラマン(自分は他にも色々やっていたので正式なカメラマンでは無かったのですが)としては切腹ものです。この時は本当にオワタ\(^o^)/と思いました。

が!自宅に戻りいつも愛用しているRAW現像ソフト、SILKYPIXでトーンカーブのパラメーターをいじり補正すると、真っ暗だった写真に色が戻りました!長年このアプリを使っている自分ながら、改めて「スゲェ!!」って思った瞬間でした。

SILKYPIXでRAW現像して助かった

こういった色情報が、一見真っ黒でもちゃんと記録されているのがRAWのすごいところです。

いやー、もうこれは本当に助かりました!心の底からRAWで撮影していて良かった!と思った瞬間でしたね。

 

そして次は先週末の世田谷公園SLパークでの自分撮りの時の写真です。
セフルタイマーのシャッターを押してから急いで自転車にまたがり、シャッターが切れるタイミングで狙った位置に移動して技をする、という非常に凝った(寂しい)撮影方法で、ジャストなタイミングで写真が撮れるまでにおよそ20回もチャレンジする羽目に。

その際、毎回焦ってシャッターを押していたために、フォーカスリングが微妙に回ってしまい、20回目となると、最初に合わせたピントの位置から相当ズレていて、結果的に撮れていたのは下のピンぼけ写真でした。

SILKYPIXでRAW現像して助かった

このタイミングの写真を撮るまで20回もチャレンジし、汗だくゼーゼーになっていた自分に、改めてピントを合わせ直して再度チャレンジする気力は残っていませんでした。

ということで、帰宅してすぐに上のピンぼけ写真をSILKYPIXにぶち込み、シャープネスを思い切り上げてみたところ…

サモダブルペググラインド

バイクの細部を見ると微妙にボケていますが、全体的に何とか見ることのできる写真にはなりました。
(奥の風景のピントも妙に合っているところに猛烈に違和感のある写真となっているのですが…)

そんな訳で、自分にとっては一眼デジで撮影する際はRAW形式にすること、RAW現像アプリのSILKYPIXは無くてはならない存在となっています。もし、あなたがいつもjpg形式で撮影しているのなら、試しにRAWで撮ってみることをオススメします。

今回紹介したように、失敗した写真も現像の段階で復活できる場合もありますし、写真の色合いに深みを出すのもRAW現像アプリは得意だったりするので、さらに写真撮影が面白くなるかも知れませんよ!

 

「あなたが一番好きなTVCMって何?」と聞かれたら、自分は迷わず「野田クルゼ(医歯薬専門予備校)のCM」と答えます。大学生の頃?に放映されていたCMで、深夜適当にTVを観ていたら流れ、当時1回きりしか観たこと無かったにも関わらず、すごい衝撃を受けてしまったのでした。その野田クルゼのCMが、なんとYouTubeにアップされていたので紹介します。(もう二度と観られないと思っていたのに良い時代だ…涙)

機内アナウンスで立ち上がるお爺さんをあどけない表情で見ていた少年が、時を経てお医者さんになっている、という非常にシンプルな話なのですが。

埼玉県は越生町にあるギャラリィ&カフェ山猫軒に行ってきました

今日は朝一で新横浜スケートパークに1人乗りに行きました。そろそろ9月のOYA-Z BMX JAM 2014対策で、重点的に特定のトリックの練習をするために。とは言え、息子と遊ばないといけないため、1時間ちょっと乗ってすぐに帰宅する流れで。

まず行ったのが、ダウンレールでのハングオーバートゥースグラインド(オーバートゥースハンガー)です。ダウンレールだとどうしてもメイク率が低く不安定のため、それを完全メイクを目指してやった訳ですが…

サモのダウンレールでのハングオーバートゥースグラインド

ビビリで前傾が足りず、途中でリアが落ちてレールに引っかかり転倒を連発してしまいました。
動画で見るとこんな感じです。

コンテストまでに数回は通って確実にメイクできるようにしよう。JAMが開催される寒河江パークの方がレールの角度は急で距離も長いですし。

他にはBOXのRで確実に技が深く入るよう基本的なジャンプトリックの練習をして、そそくさと帰宅しました。

 

それにしても、朝一新横はスクーター(キックボード)とブレイブボードで溢れていましたね。
乗っていた子供たちの年齢はたぶん自分の1/4以下だと思うのですが、ブレイブボードの子供たちはパークの中央を長時間占拠しがちで(バンクにあるレールに座らないで〜泣)、しかも親同伴の場合、親御さん達もセクション内にいて他の利用者の走行ラインを塞いでいる場合が多く、今回は丁寧にそのことを知らせました。とにかく低姿勢に分かりやすく。

自分としては、その子たちや親御さんがパークでのマナーを知らないがために、そのスポーツが迫害や目の敵にされてしまうのが凄く嫌で、それはおそらく10年前MTBでパークで乗っていたら迫害されたり嫌味を言われた経験が大きくて、できることならすべてのスポーツがパーク内のマナーを理解し、お互いを尊重し譲り合って楽しみ、各自の技術の向上やシーンの拡大をすることが理想です。

 

帰宅して息子とたっぷり遊んだ後、奥さんの希望でファミレスのロイヤルホスト(他のファミレスより高級路線に振って成功しているという)に行き昼食。ポークロースしょうが焼が文句無しに超美味しかったです。

ロイヤルホストのポークロースしょうが焼

サービスの細かさなども他のファミレスより軍を抜いており、確かにちょっと高価なものの、差別化という点でアリだと思いました。実際にまた行きたいと思いましたし。

 

ロイヤルホストでひと通り食べ終わった後、奥さんと「この後どこに行こうか?」と話し合った結果、自分がおよそ10年前に行ったことがある埼玉県の山奥(埼玉県入間郡越生町)にある「ギャラリィ&カフェ山猫軒」に行くことになりました。

10年前に行った時と場所が少し変わっていましたが、宮沢賢治の作品「注文の多い料理店」に出てくるレストラン「山猫軒」から取ったという店名は伊達でなく、地図(カーナビやGoogle Map)に乗っていない山道をグイグイ進んでようやく到達できる、というレベルです。道の途中にある店の看板を頼りに進まないとマジで迷います。

ギャラリィ&カフェ山猫軒」に到着すると、普通の古民家を改造してギャラリー&カフェにしていた10年前と比較して、すっごくしっかりした建物になっていて驚きました。

埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷にあるギャラリィ&カフェ山猫軒

さらに、スゴイ山奥にも関わらず、駐車場にはたくさんクルマが停まっていて、明らかに繁盛しています。

建物の入口は宮沢賢治「注文の多い料理店」に出てくる大きな化け猫を模した玄関になっています。

埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷にあるギャラリィ&カフェ山猫軒

店内は落ち着いた雰囲気で、他のお客様達も静かにギャラリーの作品を観たり、コーヒーを飲んだり、食事をしたりしています。息子が騒がないように気を遣いましたが、こういう場では比較的大人しい性格の息子に助けられましたね。

今回、自分たちはケーキセットを注文しました。こだわった美味しい飲み物(コーヒーなど)と、自家製であろうこれまた超美味しいケーキと合わせて700円は安いと思いましたね。

埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷にあるギャラリィ&カフェ山猫軒

片道70km 所要時間2時間のちょっとした旅となりましたが、こんな思いつきの日曜の過ごし方も悪くなかったですね。

 

先週末、メチャ話題になっていたCameron Zinkのバックフリップで100フィートを飛んで世界記録を更新した動画です。

ここのところ、こういったMTBの歴史を変えるような動画やニュースが多くなっているように思います。どんどん良い方向に向かっているようで嬉しくなりますね!

Sanuk(サヌーク)Baseline Scholarを買って履いてみた

2014年8月23日

サーフシューズブランドであるSanuk(サヌーク)のスニーカーで、以前購入したチェッカーブーツ風ミッドカットのスニーカー Schooner Funkが思いの外MTBストリートに使っても相性が良くて、乗る際は結構な頻度で履いていました。

そして、たまたまSanukのWebサイトをチェックしていたら、スリッポンタイプの新作 Baseline Scholar(ベースライン スコラー)がリリースされたばかりで、デザインも良さ気だし、価格も6,800円(税抜)と意外に安かったので思わず買ってしまいました。

新作だけに、まだAmazonなどでは扱っておらず、SanukのWebサイトから直接購入。送料無料だったのでAmazonと価格は同じです。お盆真っ最中にも関わらず、注文から2日ほどで到着しました。

Baseline Scholarはホントにシンプルなスリッポンタイプのキャンバス地のスニーカーです。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

このスニーカーを履いてハードなライディングをするイメージが浮かびませんが、あえてそんな軽いスニーカーを履いて乗るギャップが自分は気に入っています。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

緑のブランドタグがシンプルなデザインの良いアクセントになっていますね。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

かかと部分の生地はコーデュロイになっていて、わざとカカトを踏んで履きやすくなっています。こういうところがサーフブランドらしい肩の力の抜けたギミックですね。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

ソールはSanuk Schooner Funkと同じロゴのスマイルマークが入った物。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

世間のスケートボード用のスニーカーのソールと比較して圧倒的に薄く軽いのに耐衝撃性があり、さらにペダルとの相性も良くて、これがあるが故に、自分はSanukのスニーカーをMTBストリートライディングに使っている、とも言えます。

インソールはAEGIS抗菌EVAフットベッドが使用されていて、クッション性は抜群です。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

ソールのカカト部分にもブランドロゴが。

Sanuk Baseline Scholar(サヌーク ベースライン スコラー)

自分が購入したサイズは9インチ(27cm)です。

Sanukは他のスニーカーブランドのように0.5cm単位のサイズ展開をしておらず、1cm単位の大まかなサイズ展開となっています。自分は他社のスニーカーでは8 1/2(26.5cm)を履いていますが、以前購入したSchooner Funkでは9(27cm)がベストサイズだったので、今回も9(27cm)をチョイスしました。

という訳で、早速朝一で世田谷公園SLスケートパークに行き、このスニーカーがMTBのストリート・パークライディングに使えるかどうか試してみました。

サモダブルペググラインド

ちなみに、自分以外にパークには誰もいなかったので、セルフタイマーでクォーターでのダブルペググラインド(というかストール)を撮りました。コーピングのある部分に目印を置いておき、そこにフロントペグが重なるとちょうどベストの構図になるようにして。

が、そうはスムーズに行かなかったです。シャッターが切れるタイミングと、自分がその位置にいるタイミングが合わないこと合わないこと。結局、ダブルペグストールを20回くらいトライして、汗だくになりながらやっとベストなタイミングで撮れたのが上の写真。しかも、何度も急いでシャッターを押したので、いつの間にかピントがズレてボケボケの写真になってしまいました…(号泣)※何とかSILKYPIXで補正して見られる写真に修正しました

 

そうそう、Baseline Scholarを履いて乗った感じですが、ミッドカットのSchooner Funkよりもさらに軽く、足の無防備な感覚が凄くて(本当にサンダルで乗っている感じ)、最初はちょっとハードなグラインドトリックをするにも不安を感じました。が、慣れたらSchooner Funkと大差ないですね。

ソールの耐衝撃性ですが、VANSのワッフルソールより少し良く、LOTEKと同じくらい…という感じかなぁ。この薄さ、軽さで考えると凄まじく優秀なのですが。

そして、生地もとにかく薄いので、クランクなどにスニーカーを当てると足が素直に痛いです。ここはペラいただのキャンバス地1枚だから仕方がないですね。

そんなことから、Baseline Scholarはあまりリスクを犯さないような気軽なライディングをする際に履くには、肩の力が抜けた印象もあって面白いと思いました。しばらくはライディングで履き続けようと思います。

 

あ、チョイスしたサイズが大きかったです。以前のSchooner Funkは9インチ(27cm)でピッタリだったものの、今回のBaseline Scholarはシューレース(靴紐)が無いので、キツ目に足を固定することができず、靴の中で足がズレまくりました。完全に9インチ(27cm)をチョイスしたのはミス。うん、これは確実に8インチ(26cm)にすべきでしたね。

この経験は次回に活かそう。

 

最近の息子のお気に入りの通称「飛行機」。

叶大のお気に入り

自分が下になって、手と足で息子を支えてぐるぐるすると、息子は奇声を発して歓喜し、手足をピンと伸ばしてくれます。その姿はまさに飛行機。

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