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「ちょっと怖い」を攻める

2012年3月10日

今日も朝から気温が低く、雨が降っているので家でダラダラしていたのですが、どうしても高いハンドレールの練習がしたくて、お昼過ぎに1人で新横スケートパークに乗りに行きました。1時間ちょっと乗れればいいかなーって。

だいぶ雨は小降りになっているものの、パーク内の路面はほぼ水浸しで、わずかな乾いたエリアに小中学生くらいのキッズスケーター達がひしめき合っています。今回は彼らと場所が全く被らない、ちょっと離れたエリアで乗ることにしました。

ということで、早速下のハンドレールで練習してみました。このレール、通常の高さは80cmくらいなのですが、色んな方がトライしていて中央が5cmくらい下がっているので、ちょっとかけるのが楽です。(ホントは下がっていないレールで練習したかったけど、そこは路面が完全水没していて無理だった)

サモハンドレールダブルペググラインド
サモハンドレールダブルペググラインド
サモハンドレールダブルペググラインド

この写真はRAWで撮影し、SILKYPIXで現像縲恊F調補正をして仕上げています。セルフタイマー撮影です(泣

最初の方は、この高さが久しぶり過ぎて失敗の連続でした。

この高さのレールの痛い失敗パターンって、フロントペグをかけ損なう前転よりも(慣れるとフロントがかからないことは滅多にない)、リアペグがレールにかからなかった場合ですね。どうなるか、と言うと、まずハンドレールに股から落ちお尻打撲。そしてバイクが前にすっ飛んでいくので、上の画像で言うと手前に背中から倒れます。1時間ちょっとの練習で、どれだけ上述の転けをかましてダメージを食らったか…

それでも、ある程度安定してできるようになったら、とにかくひたすら反復練習してメイク率を上げ、恐怖心の払拭に努めます。この高さを平常心で普通にこなせるようになれば、これよりもさらに高いレールや、同規模の高さのちょっと怖いシチュエーション(下りレールなど)にもチャレンジできるようになるのですから。

 

ちなみに、ここ最近かけている新横やプラネットパークのレールは高さ50cm前後と、MTBとしては超安全な物ばかりでした。正直、この高さに慣れ過ぎると気持ちがヌルくなり、80cm前後の高めのハンドレールが怖くなってメイク率が激しく落ちてしまいます。

 

基本的にハンドレールにチャレンジする際の最大の敵は「恐怖心」だと思います。

恐怖を感じると、飛び乗るためのバニーホップが腰が引けてフロント荷重が足りなくなって高く飛べない。そして、飛んだあとは軽いパニック状態にあるので、レールにかかってもバランスを崩しやすい、ペダルから足が外れやすい、と良いことがありません。

ということで、ハンドレール攻めは、如何に恐怖を克服し、平常心で攻め、本来の自分のテクニックを出せるか、にかかっているのだと思います。まぁ、これはハンドレールに限らず、ストリートやパーク、ダートのあらゆるシーンにも当てはまることですね。

 

ずーっと自分が安心な状況下で練習するのは、それはそれで楽しいですが、「ちょっと怖い」と思うことにチャレンジするのもスリルがありますし、それを克服し平常心でクリアできるようになれば、自分のライディングに自信が付き、当然技術の向上にもつながります。違う場所でも、同じようなシチュエーションならすぐにできるようになるでしょう。(応用力が付く、ということ)

そして、「ちょっと怖い」が「普通」に感じるくらいできるようになったら、そしたら新たな「ちょっと怖い」シチュエーションにチャレンジし、それを繰り返せば、いつしか凄く上手いライダーになっていくんだと思います。

ただ、「怖すぎる」シチュエーションでやると自分のレベルを完全に超えて大怪我する場合があるので、最初は「ちょっと怖い」程度が良いと思います。

例)平地でバニーホップ180がだいぶ安定してできるようになったから、次は15cmくらいの段差でやってみよう
15cmが怖くなくなって安定してできるようになったら、次は30cm、その次は3縲鰀5段の階段、などレベルアップ!

 

気持よくジャンプトリックの練習ができる環境って羨ましいです。それにしても彼ら上手いなー
[vimeo]http://vimeo.com/38192216[/vimeo]

 

中国のストリートMTBライダーの動画。ヤバいです。超上手いです!!
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=epzNWp4UiN4[/youtube]

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