TPUチューブは素材にTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用し従来のゴム製のブチルチューブに比べ半分以下の軽量化が実現され、耐久性・空気圧保持力に優れ高い耐パンク性能を持つ新世代の自転車用チューブとなります。
そんなTPUチューブ、価格は従来のブチルチューブと比較すると2倍ほど高価ですが、圧倒的な軽量・耐パンク性能から費用対効果は高く、ロードバイクでは広く認知、使用されるまでになりました。
それではMTBにTPUチューブはどうか?と問われると、昨今のMTBの定番ホイールサイズである27.5や29インチではチューブレスの方が軽量・耐パンク性能が高いこともあり、実はあまり普及していません。
ところがアクション系MTBで使用されるホイールサイズの26インチ・24インチでは未だにチューブに依存しており、実はここでTPUチューブの恩恵が得られるのです。
TB-TPU TUBE 24の重さは66g(上画像の左)今まで使っていた24インチのブチルチューブが173g(上画像の右)だったことを考えると107gの軽量化となります。前後ホイールをTPUチューブ化すると合計214gの軽量化に!ホイール外周が軽くなることで明らかにコギ出しも軽くなります。
ブチルチューブより1.5倍近い耐パンク性能があると言われています。
アクションライディングの中でも最もパンクしやすいシチュエーションは、スケートパークにあるランプでのエアターンを失敗し、着地でリアホイールがコーピング上に刺さること(ゲシる)が考えられます。高さにもよりますが、リアホイールの空気圧を高めにしていても高確率でスネークバイトのパンクをします。
TB-TPU TUBEは耐パンク性能が高くエアターン失敗によるゲシりにも従来のブチルチューブと比較して簡単にパンクしません(もちろん限度はあります)その分思い切った練習・ライディングが可能となります。
TB-TPU TUBEのパンク修理はアルコールティッシュで貼る箇所を拭き取りパッチを貼るだけ(接着剤を使用するパッチもあります)貼る箇所をヤスリがけする必要があるブチルチューブより簡単です。TB-TPU TUBEには一般的に販売されているTPUチューブ用パッチをご利用いただけます。
TPUチューブをタイヤにはめる前に空気を入れる際は決して入れ過ぎないでください。TPUチューブは一度膨らむと元のサイズに縮まずタイヤ内に入れづらくなります。タイヤ内部に装着しビードをはめた後、規定値まで空気を入れてご使用ください。
TPUチューブをタイヤに入れる際、チューブがタイヤのビードに挟まっていることに気づかず空気を入れるとパンクします。チューブをタイヤに入れる際には軽く膨らませておくことをお勧めします。
真夏の高温になった車の車内、または炎天下にバイクを放置するとリムも高温化し、TPUチューブが溶けて穴が開く場合があります。高温時はできる限り涼しい場所でバイクを保管してください。
水に濡れたまま、また紫外線に当たった状態での保管はTPUチューブが加水分解を起こし劣化しますのでお気を付けください。耐用年数はチューブに入れたまま安定した状態の保管で3年程度となります。
本製品は完成後に空気を入れ、空気漏れがないことを確認した後、折り畳んで出荷されます。このことから初期不良は非常に少ないのですが、稀に漏れが生じる場合もありますので、その際はご連絡ください。新品に交換いたします。一度タイヤに入れしっかり空気を入れてしまうとビード噛みなどでパンクする場合があり、その際は新品への交換はできかねますのでご注意ください。
製品名 | TB-TPU TUBE 24(テービーティーピーユーチューブ) |
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素材 | TPU(熱可塑性ポリウレタン) |
カラー | ライトブルー |
対応タイヤサイズ | 24x2.20/2.40 チューブのプリントには26x2.20/2.40とありますが正しくは左の表記です。(26用のチューブをカットして24にしているので)これより細いタイヤも問題なく使えます。 |
重量 | 66g前後(多少のバラつきがあります) |
推奨空気圧 | PSI:43〜60 BAR:3〜4 |
バルブ | 米式(アメリカン) |
バルブ長 | 40mm |
製造国 | TAIWAN(チューブのプリントにはCHINAとありますが製造〜加工は台湾です) |
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