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TUBAGRAオリジナルMOZUフレームシリーズ BMXエンドについて

2012年5月5日

TUBAGRAオリジナルのMTBフレームMOZUシリーズ、kdMOZUとbrMOZUで若干のマイナーチェンジが行われましたので、それぞれのフレームの紹介がてら報告させていただきます。

まず、こちらがkdMOZUフレームです。TUBAGRAのストリートを得意とするライダー工藤君の意見を取り入れて作成された、彼のシグネチャーフレームとなっています。これは26インチホイール対応のBMXエンド仕様です。

TUBAGRA kdMOZUフレーム 26インチ BMXエンド
特徴は何と言っても最短355mmの短いチェーンステー(リアセンター)長と、高いBB位置(肩下420mmのフォークを入れた状態で15mm上がり)。MTBでここまで高いBBのフレームはまずありません。これにより、バニーホップの踏み切りをクイックに行うことができます。
そして、MOZUシリーズにしては高めのトップチューブ。これは後ほど分かりやすく紹介します。

 

そして、TUBAGRA MOZUシリーズのベストセラーであるbrMOZUフレームです。これは24インチホイール対応のBMXエンド仕様です。

TUBAGRA brMOZUフレーム 24インチ BMXエンド
当初は(今でも)世界中でも稀少とされたリジッドフォーク専用MTBフレームとして設計され、後に60縲鰀80mmにショートストローク化したサスフォークでもストリートやダートジャンプが超調子がイイ!ということが判明し、幅広いスタイルのライダーに愛用されています。(自分もbrMOZUをサスフォークで乗っています!)
※kdMOZUもサスフォークで乗れますが、推奨ストロークは60mmとなります。

特に上で紹介しているbrMOZUは24インチホイール対応バージョンですので、リアセンターが最短335mmと、下手なBMXよりも短く、マニュアルやバニーホップ、回転系がとにかくやりやすいです。

 

kdMOZUとbrMOZUの違いですが、まずは以下の画像をご覧ください。赤く着色してあるのがbrMOZUです。
brMOZU(赤)とkdMOZUのフレーム比較
brMOZUの方がトップチューブが低く、kdMOZUの方が高いですね。そして、BB位置がbrMOZUの方が10mm低いです。(それでも通常のMTBフレームの中ではかなり高い)この辺りがkdMOZUとbrMOZUの主な違いとなります。それ以外のジオメトリはほぼ同じです。

 

こちらはMOZUシリーズのBMX専用ハブ(軸径14mm)に対応したエンドです。※通常のMTBは軸径10mm。

MOZUシリーズのBMXエンド

14mmのBMXハブを使用することにより、BMXやトリックピストバイクで当たり前のように使用されているグラインドペグの装着が可能となります。(10mmのMTBハブでグラインドペグを付けたら大抵一瞬で曲がります)

当初、殆ど人気の無かったMOZUのBMXエンド仕様ですが、ここにきてオーダーが目立ってくるようになりました。まぁ、自分を含め、ストリート系TUBAGRAライダーはほぼBMXエンド仕様のMOZUに乗り、グラインドトリックを多用していますからね。

 

そして、MOZUシリーズのBMXエンドバージョンにおいて、今回のロットからのマイナーチェンジとなるシートステーのブリッジ部分を説明します。下の画像を見るとブリッジの真ん中に穴が空いていますね。

MOZU BMXエンドタイプに装着されるキャリパーブレーキ装着可能なブリッジ

この穴に、簡単に着脱が可能なダイアコンペのキャリパーブレーキを取り付ける事ができるようになりました。

キャリパーブレーキを装着した様子

元来、MOZUのBMXエンドバージョンはオプションでVブレーキ台座(プラス¥5,000)を取り付けないとブレーキを取り付けることができませんでしたが、新しいMOZUシリーズのBMXエンドバージョンは最初からこの穴が付くことにより、公道移動の際はブレーキを取り付け、フィールドに着いたら取り外す、などが容易になりました。

 

以上となります。何かMOZUフレームについてご不明な点がありましたら、CONTACTよりお問い合わせください。

最後に次の工藤君が使うMOZUフレームのBB下の刻印です。

工藤君のフレームのBB下刻印

TUBAGRAメンバーが使うMOZUフレームには、全てこのように名前とTUBAGRAメンバーになってからのMOZUの使用本数が記録されているのです。

現時点でTUBAGRA内で一番激しいライディングを行い、ダントツでフレームを壊していた工藤君が一番この数字が多いのですが、今回、初めて工藤君がフレームを壊していないウチでのフレームスイッチとなります。それだけMOZUフレームの完成度も上がったんですねぇ…

雨の日バニーホップ・ジャンプのレクチャー

2012年5月3日

今日は午前中、岡安製作所でMOZUフレームの仕上げをしてきました。今回のロットから、ちょっと新しい要素を取り入れていますが、それは明日の更新で紹介いたします。

さて、今日は雨降りな1日でしたが、雨を防げる某場所で、24インチホイールbrMOZUライダーのkenzさんのバニーホップとジャンプのレクチャーをさせていただきました。

Kenzさんのジャンプ

ライトブルーのキレイなフレームカラーがkenzさんのMOZUの特徴です。メチャバニーホップしやすいバイクに仕上がっています。SUさんやけんぷっぷさんの24brMOZUと同じくらい凄いです。

自分の26インチホイール仕様のbrMOZUも相当バニーホップしやすい仕様になっていますが、リアセンター最短335mmの24インチホイールMOZUには勝てませんでした。(ちなみに26インチホイール仕様MOZUの最短リアセンターは355mm)

それでは、まずkenzさんのバニーホップを見ていきます。
下の画像に、本日kenzさんに伝えた内容を書き込ませてもらいました。

Kenzさんのバニーホップ1
Kenzさんのバニーホップ2

課題点は、ズバリ、3つ目の画像にあります。地面を押しての伸び上がり(踏み切り)が圧倒的に足りない、ということでしょうか。
現状はかろうじてタイヤが空中に浮いていますが、理想としては刺しを入れていないこの状態で20縲鰀30cmは飛べるようになって欲しいですね。そうすれば、自然とそこそこ高いバニーホップが出来るようになり、刺しの余裕も出てきます。

ですので、今後はしばらく伸び上がり(踏み切り)重視の練習がオススメです。プチマニュアル(50縲鰀100cm程度)からのリアホップが有効な練習方法だと思います。

 

1時間以上延々バニーホップばかりしていると、いくら疲れづらいMOZUでもさすがにヘロヘロになってくるので、後半はジャンプ練習にスイッチしました。ちょうど携帯ジャンプランプを持ってきたので、それを使ってジャンプをします。

このジャンプ練習は、バニーホップの一番の疲労要素であるフロントアップをジャンプのRが代わりにやってくれるので、いくら飛んでも全く疲れないのと、伸び上がり(踏み切り)のみに集中できて、今のkenzさんにはとても有効です。

Kenzさんのジャンプ1
Kenzさんのジャンプ2

バニーホップと同じで伸び上がり(踏み切り)が足りないのですが、Rの角度に合わせて自然と飛べるようになったので、まずまずの成果でした。

ちなみにkenzさん、ちょっと前まで重度なヘルニアに悩まされていて、自転車に乗れるようになったのはつい最近から。なので、踏み切りをするための足の感覚がまだ十分で無いことを補足しておきます。

今後はヘルニアを再発させないよう、ライディング前は十分にストレッチしてくださいね!

あと、今度はフラワートレイルにもぜひ遊びに来て欲しいですね。ダートジャンプは身体に超優しいですから!

 

そうそう。自分も例として携帯ジャンプランプで飛びました。

サモ刺しジャンプ

かなり遅い進入で、あまり高く飛び過ぎると着地が痛いので5縲鰀6割の力で飛んでも、ちゃんとジャンプランプのRを使えれば、軽くこれくらいは上がります。

フィーブルグラインド

フィーブルグラインド
2012年5月2日

リアのグラインドペグを装着したMTBにとってのグラインド系の基本トリックとなります。トリックを行う際のリスクも少ないですし、様々なグラインドトリックに発展していきますので、ぜひマスターされることをオススメいたします。

フィーブルグラインドの説明です

適度な速度でカーブ(縁石)に進入します。あまり高速で進入するとバニーホップのタイミングがつかみづらくなり、キレイにカーブにかけるのが難しくなるので、覚えたての頃はゆっくり目を心がけましょう。ゆっくりとしたスピードで確実にメイクできるようになったら、徐々にスピードを上げていくと良いと思います。

フィーブルグラインド1

カーブにかけるバニーホップは、ペグをかけるカーブの縁から10cm以内をフロントタイヤが乗るように狙うと、リアペグがかかりやすくなります。フロントタイヤを縁から深く入れ過ぎてしまうと、リアペグがかからず失敗しやすくなります。イメージとしては、最初にフロントタイヤを狙ったラインに乗せ、走らせて、それから膝を曲げてリアペグを乗せていく感じです。

重心は、完全にカーブ(縁石)側に置いてしまうとグラインド時に身体が縁石側に倒れてしまうので、ほんのわずかに降りる側に置くようにすると、安定して長くグラインドを維持することができます。

フィーブルグラインド2

カーブ上にフロントタイヤとリアペグが乗りグラインドし始めたら、できるだけそのカーブをいっぱい味わえるよう、バランスをうまくとってグラインドを維持しましょう。
縁石側の奥に倒れそうになったり、逆に早く落ちそうになったりする場合があるので、その際はハンドルをわずかに切ってフロントタイヤの走るラインを微妙に変えたり、膝を曲げ重心の位置をコントロールするようにします。

カーブの切れ目が見えてきたら、上半身と膝を沈め、ホッピング(ポゴ)かバニーホップでカーブ(縁石)から斜め前に飛ぶように降りる準備をします。

フィーブルグラインド3

カーブ(縁石)が切れるタイミングでホッピング(ポゴ)かバニーホップで飛び降ります。適当に衝撃を吸収して完成です。

フィーブルグラインドをし慣れると、グラインドの途中でスミスグラインドに切り替えたり、降りる際に180などができるようになり、トリックの表現力が増して格好いいです。

また、リアグラインドペグが逆サイドにも付くのなら、両サイドでフィーブルグラインドを出来るようにすると、どんなシチュエーションでも満遍なくグラインドを楽しむことができてお得です。

 

グラインドトリックを行う際に気をつけること

1)公共の構造物でグラインドトリックを行うと公共物破壊や器物破損につながる場合がありますので、その辺りは十分にお気をつけください。(※画像や動画でグラインドトリックを行なっているのは、グラインドを想定して設置されているスケートパーク内の構造物です)

2)自分だけでなく、他の人も利用するカーブ(縁石)でしたら、グラインドトリックを行う前、行った後にグラインド用のワックスをしっかり塗りこんでおきましょう。ワックスはスケートボード用、BMX用などたくさん出ています。(下の画像↓)
また、すぐにワックスがない場合は、ロウソクや、石鹸でも代用ができます。(石鹸は雨ですぐ流れてしまうのだが)

グラインド用のカーブワックス

まず、グラインドを行う前にワックスを塗りこむ理由は、自分が快適にグラインドするためなのと、ワックスがかかっていない状態でグラインドを繰り返すと、カーブ(縁石)を削ったり傷つけてしまうので、できる限りそれを防ぐためです。
そして、終わった後にワックスを塗っておくのは、次に利用する人が気持ちよくグラインドトリックを行えるようにするためです。
もちろん、この事は強制事ではありませんが、ちょっとした心がけでみんなが楽しくグラインドできるようになるなら、それは素晴らしいことなのでは?なんて思うのですが如何でしょうか?

 

フィーブルグラインドの動画です

写真と動画の撮影のバランス

バイシクルライド2012イン東京のトライアルショーの動画を編集してアップしました。だいぶコンパクトな内容となっております。
[vimeo]http://vimeo.com/41364171[/vimeo]
自分はその時、写真も撮っていたので、思った以上にビデオの方は撮っていませんでした。STEM*君あまり動いている姿がなくてゴメンよ…。最後の飛び降りのシーンはどうしても写真として残す必用があり、動画の方は急きょ水野君に撮影をお願いしちゃいましたし。

 

最近、非常に悩みます。こういったイベントの場合、写真撮影と動画撮影のどちらを優先したら良いのか?と。
(ショーは写真、ジャムやコンテストは動画、って最近は思っています)

そしてつくづく思うのです。ある程度以上のクオリティを目指すとなると、同じ人間が同じ瞬間に両方一緒にやるのは無理!と。
むしろ「二兎追うものは一兎をも得ず」ってことで、両方のクオリティが下がります…

 

以前、TUBAGRA勢で3ピースガールズ メロディック・パンク バンドのアナーキーストーンのPV撮影に参加したことは記憶に新しいですが、その時の撮影の裏側みたいなものを、SILKYPIXの横山さんが編集し、YouTubeにアップしてくれていました。昨夜まで知らなかった…

何気にTUBAGRAメンバー工藤君とアシ君の超絶テクを見ることができます。この狭い空間でMTBがここまでやれるなんて…。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=WIR1krmt3KE[/youtube]

それで完成したアナーキーストーンのPVはこちら!↓
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=f5qcEWv4XaU[/youtube]
悲しいくらい工藤君とアシ君の登場シーンは最後の方に一瞬ですが、曲がとてもカッコ良いのでヨシ!

6月10日(日)のコンテストでは、彼女たちのライブも観ることができます。

 

ちょっと前ですが、ポーランドのDARTMOORのライダーがイギリスにライディングツアーした動画。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=4PHtW-DUWfA[/youtube]
マジでダートムーアの動画はライディング技術も高いながら、撮影や編集技術も高くて驚きます。

やっぱりTUBAGRAに動画撮影縲恤メ集班欲しいです…。正直、このレベルまで自分がカバーするの無理だもんね。

 

明日は午前中から岡安製作所へ行き、そのあと、某氏に刺しエアー・バニーホップをレクチャーさせていただきます!楽しみだー☆

M-A=Y

こんばんは。STEM*です。

samoさんやjinkenさんもレポートされていましたが、この間の日曜日は明治公園で開催された「バイシクルライド2012イン東京」に行ってきました。

今回は自分が保管しているデモ用のセクションを運ぶという遅刻厳禁の役目だったこともあり、さらにGWの渋滞を警戒してかなり早く家を出たのですが、思ったより道は混んでいなくて助かりました。

ここのところ悲惨な交通事故がよくニュースなどで取りあげられていますよね。この日の運転はいつも以上に慎重でしたね・・・。

さて、今回のショーのように超絶系のライダーがメインで出演する場合、そのライダーが最初から最後まで「通しで乗る」というスタイルでもショーは成り立ちますし、それはもちろん完成度も高いものになるとは思いますが、「人間ビックリショー」的な要素の方が多くなりやすいと思うんですね。自分は今回サブライダーとして出演させてもらったのですが、今回の自分のような本来のトライアルとは少し系統の違う、ある意味では引き立て役のライダーと組み合わせてショーの流れを構成すると、より「トライアル」というものを感じてもらいやすく、かつ乗り方の違いや得手不得手も分かるし、各ライダーの役割を大まかに決めて構成することで、今回の飯塚選手のようなライダーは難易度の高い、皆をあっと言わせるようなないディングに専念できて、また一方ではストリート色の濃い自分やjinkenさんが乗ることでトライアルの幅の広さを観てもらえるのではないかと思います。数人寄れば文殊のなんとやらではありませんが、そういう意味では今回のショーはとても面白かったのではないかなと思いました。というか、TUBAGRAのショー自体、いつもそういう構成だから面白いと思うんです。

この飯塚選手のドロップオフの写真、アングルが自己満足ですw 今回はセクションの運搬に、サポートしていただいてるhasirinさんのトラックを貸していただきました。

関係者の皆さま、見ていただいた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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