バニーホップ基礎
2012年12月1日
基本的なバニーホップの動作を紹介します。まずは「刺し」を使わない初歩的なバニーホップです。
ストリートライディング殆ど全てのトリックの基礎となります。MTBのみならずBMXでも同様の動きとなりますので、ご参考ください。
いつでもどこでも30~50cmがコンスタントに飛べるようになると、実用度や応用度が増しますので、沢山練習して身体に覚え込ませましょう。
バニーホップに慣れていない状態でこの動作を行うと、高い確率で肩や腰を痛めるので、しっかり準備運動を行ってから行うと良いです。
また、着地でペダルを踏み外してスネを削る可能性も高くなるので、最初はシン(スネ)ガードを装着して練習することをオススメします。
あと、高さを出すためには障害物を飛び越す練習をすると効果的ですが、固いモノを使うと引っかかって転倒する恐れがあるので、すぐ潰れる段ボールなどで行うと良いです。
本ページのバニーホップ基礎を問題なく行えるようになったら、そのバージョンアップとなる下記をご覧ください。
・バニーホップ中
・バニーホップ刺し入り
バニーホップ基礎の説明です
![]() リラックスした状態で適度なスピードで進入します。 あまり遅いと左右にフラつきますし、速すぎるとバランスを崩した際に危険です。 |
![]() バニーホップするポイントを見付けたら、上半身を腰を支点に前方に傾けます(画像の通り腰の位置はそのまま)。 肘を曲げ、思い切りフロントタイヤを通して地面を押す感じで。 上のタイミングと同時に軽く膝も曲げます。 |
![]() フロントが上げづらいバイクの場合はもっと腰を引くと良いです。 決して腕で上げるのではなく、背中から腰で引っ張るように上げます。あと、この動作では膝は軽く曲げておきます。この後の伸び上がる動作の時に膝を伸ばすためです。 |
![]() 上半身を斜め前方に伸び上がります。 ペダルを通して地面を思い切り押しましょう。ハンドルは足の付け根に付ける感じで引き付けます。 ちなみに踏み切るポイントですが、フロントが上がりきった後に踏み切ると前転する危険があるので、フロントアップした際に「これは思い切りフロントが上がるな」と思った瞬間に、踏み切る動作に入るとちょうど良いです。 |
![]() 伸び上がったらハンドルをちょい前に刺しだし、身体をバイクのセンターに持っていきます。 この際、身体は脱力した状態です。変に前傾になるとフロントから落ちたり、後ろにい過ぎるとリアから着地してバランスを崩す恐れがあるので気を付けましょう。 |
![]() 腕と膝を柔らかく対応させ、優しく着地しましょう。 これを日々心がけるとバイクのフレームやパーツは長持ちします。 |