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バニーホップバースピンの注意点・自分なりのコツ

2014年11月18日

大阪在住TUBAGRAライダーのあべの君がバニーホップバースピン練習中に指を骨折してしまいました。

奥野さん(@okuno_abeno_ryota)が投稿した動画

ハンドルが270度まで回っていて惜しい状態にあり、だからこそ頑張って勢いをつけて回してしまうのですが、この方法だと回し手の小指や、小指側の手のひらの側面をステムやハンドルに強くヒットすることとなり、打撲や骨折などしやすくなります。

奥野さん(@okuno_abeno_ryota)が投稿した写真

 

まさに、こんなカタチで270度くらいでフロントタイヤが着地し止まったハンドルやステムに、勢い良く回した手でチョップしたら、そりゃあ最悪骨も折れますよね。自分も骨折まではしませんでしたが、痛めることが多々ありました。(今は殆ど無い)

撫で回しバニーホップバースピンの手の動き ステムチョップ

こういうケースを通称「ステム(バー)チョップ」と言うとか言わないとか。

「ステムチョップ」になるのは、撫で回しスタイルでハンドルを回している最中に回し手がハンドルから完全に離れてしまうのが原因のように思います。逆に言えば、回し手が常にハンドルと触れていれば、あまり「ステムチョップ」の状況にはなりづらいし、仮になっても衝撃は小さく大して怪我をしません。

なので、「あと少しでハンドルが回りきるのにー!」と言う時こそ、焦って勢いまかせにハンドルを回したい気持ちは少し抑え(撫で回しで勢いつけ過ぎるとバーから手が離れやすい)気持ちを落ち着かせ、丁寧にハンドルバーを回した方が良いと思います。

落ち着いてハンドルを回した方が、バーと回し手のスピードがシンクロするので、結果的にメイク率が上がると思います。そのことを検証した動画です。

Masao Naitoさん(@tubagra)が投稿した動画

自分は今でも毎朝地道にバニーホップバースピンの練習を繰り返しています。おかげ様でそこそこのメイク率を維持していますが、その際のコツというか、注意している点を紹介したいと思います。

まず、ハンドルの回し手のカタチです。以前、どうやっても270度止まりの際は下の写真の手の状態で回していました。

撫で回しバニーホップバースピンの手の動き 握りすぎ

このようにガッツリとハンドルを握っていては、どう頑張っても270度以上回すことができません。

そのため、ハンドルが180度回ったくらいから、下の様な手の状態:親指と人差指の間にバーを挟むようにし、押し込むように回します。

撫で回しバニーホップバースピンの手の動き

横から見るとこんな感じ。さらにコツが、ただ回すだけでなく、気持ち上に救い上げるように回します。そうすると、ハンドル=フロントの落下が遅くなり、着地までに回りきりやすくなります。

撫で回しバニーホップバースピンの手の動き

そんな感じで毎朝、出勤前に朝練でバニーホップバースピンを繰り返していますが、ここんところ全く危なげなく行うことができています。

何回も繰り返して思いますが、バニーホップバースピンって、正しいやり方さえ覚えれば(自分はまだフォームが完全ではないが)、安全で狭いスペースでも練習でき、そして活用の場が多く突き詰め度が高いので、すっごく日本人向けのトリックですね。

ただし、最初のステップで恐怖心から勢いまかせにやると怪我しやすくて危なく、それで敬遠されてしまっているのも事実。だからこそ、「無傷で安全にバニーホップバースピンをマスターする」という部分に自分はこだわって追求しているのかも知れません。みんなもバニーホップバースピンやれば良いのにな。メチャ面白いから!

 

そんな最近の朝練風景をどうぞ。バニーホップバースピン→バニーホップ180→バニーホップロックウォークとやっていまして、この中で一番楽にできるのバースピンです。身体の可動範囲少ないですし。

  Masao Naitoさん(@tubagra)が投稿した動画

 

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