TPUチューブをテストしています
先日、台湾にパイプを持つ知人から26インチと24インチ用TPUチューブのサンプルが届きました。
TPUチューブをご存知ない方に説明すると、素材にTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用し従来のゴム製のブチルチューブに比べ半分以下の軽量化が実現され、耐久性・空気圧保持力に優れ高い耐パンク性能を持つ新世代の自転車用チューブとなります。実際、2024年の台北ショーの目玉はTPUチューブだったと言われるほど、現在の自転車シーンでは注目されている商品です。
そんなTPUチューブ、価格は従来のブチルチューブと比較すると2倍ほど高価ですが、圧倒的な軽量・耐パンク性能から費用対効果は高く、ロードバイクでは広く認知、使用されるまでになりました。
それではMTBにTPUチューブはどうか?と問われると、昨今のMTBの定番ホイールサイズである27.5や29インチではチューブレスの方が軽量・耐パンク性能が高いこともあり、実はあまり普及していません。
ところがアクション系MTBで使用されるホイールサイズの26インチ・24インチでは未だにチューブに依存しており、実はここでTPUチューブの恩恵が得られるのです。
まずは圧倒的な軽さについて。
今回、私がSHAKA24でテストでリアホイールに使用した24インチのTPUチューブの重さは57g(上画像の左)今まで使っていた24インチのブチルチューブが173g(上画像の右)だったことを考えると116gの軽量化となります。今回はリアだけですが、フロントにも入れたら合計232gの軽量化に!
ちなみに他のTUBAGRAライダーがテストした26インチのTPUチューブは63g。これもなかなかな軽さですね。
そして耐久性について。
城南島海浜公園スケートパーク行ってTPUチューブをリア側にインストールしたSHAKA24で乗って来ました。空気圧は3.0barに設定。リアだけで116g軽くなっていて鈍感な私でも軽快さが分かります。
私が大体パンクする原因となるエアターンのゲシリを意図的にやってみると、「今のは確実にやった…💦」と思うゲシリを何回やっても最後までパンクしませんでした。従来のブチルチューブなら2〜3回はパンク修理することになっていたのは間違いないので、TPUチューブの耐久性の高さを実感しましたね。
そんなことで、私以外のTUBAGRAライダー数名にもサンプルのテストを依頼しているので、近日中に彼らの声をまとめて紹介したいと思います。早く商品化できたら嬉しいなあ!
先日はスマイルバイクパークでMTBインストラクター業から帰宅し急いで出荷を済ませた後に夕活BIKE&FISHへ。
3シュリ5流し目くらいにバイトあり、しっかり送って合わせたら27cmスモールマウスバス。連日同じポイントで同じ出方。同じ群れの個体だろうな。