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バニーホップ180練習のコツ・初歩編

2013年8月29日

昨日の日記で自分撮りの文句をたくさん書いたからか、今朝は奥さん(妊娠5ヶ月と2週間)が朝練バンクの様子を撮影してくれることになりました。眠たいのに、朝から川原まで出てきてもらって申し訳ない!

朝練バンクのサモ

本当は間近で迫力のある構図で撮ってもらいたいところなのですが、間違って奥さんに激突しちゃったら、お腹の子供も含めて大変なことになるので、あえて遠方から撮ってもらっています。

そして、下の写真は離れすぎて画面左側に設置したストロボに信号が届かず、普通の味気ない写真になっちゃいましたね。

朝練バンクでスミスストール

奥さん、朝早くにわざわざ撮影してくれてありがとう!!

 

近頃、お問い合わせから「バニーホップ180がどうしてもできません!コツを教えてください!」という質問を多くいただくようになりました。ですので、今回は、バニーホップ180を安全に習得するための(自分なりの)コツを書いてみました。

過去にも書いて重複しているかも知れませんが、それはご了承ください。

1)ゆるい上り坂で行いましょう

いきなり平地で行うと、フロントアップが不十分だったり、中途半端な回転で着地した場合にホイールやフレームに進行方向の力がかかって壊したりします。
ゆるい上り坂を使い(コギ出しは平地で、バニーホップ180をやる箇所はゆるい上り、というシチュエーションが望ましい)、ゆっくり進入して、バニーホップ180をしたらピタッと止まるくらいでやってみると、不十分な回転の着地でも横方向の力が発生せず、バイクに負荷がかかりません。
そして、上りの方がフロントアップがとてもしやすいので、少ない力でバニーホップができ、回転することに集中しやすいです。

 

2)ブレーキレバーを握らないでやってみてください

もし、ご使用のバイクが前後ブレーキのバイクであれば、ブレーキレバーに指をかけないで、グリップを両手でしっかりと、均等に力がかかるように握ってください。フロントアップ時に回転を意識して、さらにブレーキレバーに指をかけていると、左右どちらかの腕に力が偏る場合があり、まともなフロントアップができない場合があります。
※バニーホップ180ではブレーキレバーを握っていても何のメリットもありません。
180度回ってフェイキーした際にリアブレーキを引くと、むしろバックドロップ状態になり危険です。

 

3)フロントアップを鋭く速く

バニーホップ180時にフロントアップが遅いと横に流れ、回転軸も膨らみますし、もっさりした回転になり、着地までに180度回れません。
少しオーバーなくらいフロントアップを派手に鋭く速くやってみてください。

 

4)目線の方向

バニーホップをしたら、目線を元々リアタイヤのあった位置(地面とリアタイヤの接地面)に向けてください。

 

5)リアの踏切をしっかりとする

バニーホップ180は結局はバニーホップなので、しっかり踏み切って飛ばないと回れません。あえて、ちょっと強めにバニーホップしてみてください。

 

上記の内容でコンスタントに180近く回れるようになってきたら、次は平地で行ってみてください。
それと同時に、フェイキー→戻りの練習もされることをオススメします。

両方ができるようになったら、一気にバニーホップ180(フェイキーして戻るまで)ができるようになります。

 

バイクのセッティングですが、まずは、とにかくフロントアップが楽チンである必要があります。フロントが軽い力で十分に上げられないと、回ることに意識を向けられません。ですので、ハンドルのライズを上げてグリップの位置を高めにするとか、短いステムを使ってハンドル位置を手元にするとか、色々と試してみてください。
あと、バイクの重量も軽い方が、少ない力で回れますので、軽量化を考えてみてください。まず最初は軽めのタイヤへの変更をオススメします。もっとも安くて効果的な軽量化の方法だったりします。オススメのタイヤについては、こことかここに過去の記事があります。

 

ホイールの大きなMTBでバニーホップ180ができるようになると、迫力がありますし、ストリートでやれる事が一気に増えるので、とても面白くなります!大変かとは思いますが、ぜひ頑張ってみてください!

 

TUBAGRAのTrickページにあるバニーホップ180のHow to
ポゴ180を先に習得されるのもアリです。こちらもゆるい上り坂でやると早く安全に習得することができます。

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