バニーホップ刺し入り
2012年10月1日
ストリートにおいて基本技であるバニーホップですが、高く飛ぶにはそれなりのテクニックが必要となります。
「バニーホップ基礎」でコンスタントに40~50cm飛べるようになったら、ステップアップとしてこちらにシフトすると良いと思います。
当然「バニーホップ基礎」や「バニーホップ中」よりも早く鋭い身体の動きが要求されます。
また、身体への負担も大きくなるので、充分な準備運動を行ってからトライしましょう。
このバニーホップがいつでもどこでも出来るようになると、ストリートにおいて大変な武器になります。
階段を飛び降りる際、障害物を飛び越える際、バンクを飛ぶ際なと、スパッと決まると格好いいです。
バニーホップ刺し入りの説明です
適度な速度で進入 リラックスした状態で適度なスピードで進入します。 あまり遅いと左右にフラつきますし、速すぎるとバランスを崩した際に危険です。 |
フロント荷重 バニーホップ基礎よりも思い切ったフロント荷重を行います。 腰を支点にムチの様に上半身を勢いよく振りましょう。 |
フロントを押して腰を引く フロント荷重して勢いよくフロントタイヤを押した反動を使い、そのまま腰を引きフロントを上げます。 この時、伸び上がるために膝を曲げておきます。 |
上に伸び上がる フロントがちょっと上がった段階で「フロントが勢いよく上がるな」と感じた瞬間、躊躇なく踏み切って斜め前に飛び上がります。ハンドルは足の付け根に勢いよく引き付けます。 この動作はまったり行っては刺す動作が間に合わなくなるので、鋭く早く行いましょう。 |
腕を突き出す準備をする 立った状態で勢い良く上がってくるバイクの勢いを殺さない内にハンドルを前に差し出す準備をします。膝はお腹に付けるようにたたみます。足が力んでいるとこの動作ができないので、とにかくリラックスして行ってください。 |
腕を突き出し膝を引き付ける 上がってくるバイクを前に逃すため腕(ハンドル)を前に勢いよく突き出します。突き出す方向は前方斜め下です。両手グーパンチする感じで、思い切り突き出しましょう。また、踏み切った反動でバイク(リアタイヤ)が上がってくるので、その勢いを殺さないように膝をお腹に付くくらい引き付けます。 ちなみに、この瞬間にリアよりもフロントが下がっていると格好いい、とされるのですが、いきなりやると危険なので、充分この動作に慣れてから行いましょう。まずは前後輪水平状態が良いと思います。 |
脱力して着地に備える 刺した状態のまま着地すると危険なので、素早く脱力して着地に備えます。リアから着地したい場合は早めに足をおろしてリアを出します。 |
着地 腕と膝を使い柔らかく着地して衝撃を吸収します。 前後輪同時か、リアから先に着地をしましょう。前輪から落ちるとバランスを崩しやすく大変危険です。高さにもよりますが、凄く高いところから着地する場合はリア着地をした方がバイクに優しいです。 これくらい高く飛ぶと、着地を優しく行わないと簡単にバイクを壊すので気を付けましょう。 |