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HARUO FORK

2013年7月1日

最近、MTBストリート用のリジッドフォークは、世界的な傾向から、ブレーキ台座が付いていないモデルが増えています。BMXと同じく、フロントブレーキに頼らないライディングスタイルが一般化しているんですね。

そうなると、リムブレーキ(Vブレーキ、MAGURA、Uブレーキなど)台座はもちろんのこと、ディスクブレーキ台座が付いていない物も当たり前になってきています。

※トライアルフォークはリムブレーキ台座が付いているモデルもありますが…

そこで困るのが日本のMTBストリートライダーです。
クルマでライディングスポットまで移動して乗るライダーならフロントブレーキが無くても問題無いですが、公道を移動する自走派ライダーにとって、今時フロントブレーキの無いフォークで乗れば、とても危険な結果が待っています。

そんな情勢も念頭に入れてか、実は2年以上前から岡安製作所でMOZUをベースにオリジナルフレームを作っている水野君が、リムブレーキ対応フォークを開発していました。

それがコレ(↓)になります。(上画像:数ヶ月縲怏コ画像:1年半使い込んだ状態ですので、新品は当然キレイです)

HARUO FORK

HARUO FORK

肩下は417mmで、MOZUシリーズに最適なジオメトリとなっています。
焼入れ硬化処理はしていないので、硬過ぎずMOZUフレームと同じようなマイルドさがあります。

気になる耐久性は、水野君の1週間に3縲鰀4日そこそこハードに乗り続けて1年半経つものの、今のところトラブルはないので、十分かと思います。

上の写真は珍しいMAGURAブレーキ対応になりますが、通常はVブレーキ台座が装着されます。
一般的なフロントフォークと異なり、台座が後ろ側に装着されるのが特徴です。
そうすることにより、ブレーキが付いているゴチャゴチャ感が薄れ、フォークがパッと見スッキリします。

HARUO FORK

当然、グラインドペグも装着することができ、BMX用のフロントハブを使えばグラインドしまくれます。

あと、このフォークは大きな特徴が2つあります。

1)オーダーにより、Vブレーキ台座の位置を26インチホイールと、24インチホイールのどちらか対応に変更することが可能です。現在、24インチホイール対応のVブレーキ台座が装着されたフォークはほぼ存在しないかと思われますので、ある意味貴重な存在ですね。

2)MOZUシリーズと同じくカラーバリエーションが豊富となります。
ですので、MOZUをオーダーされた場合は、同じカラーリングで統一することができますね。

MOZUカラーバリエーション

※マットクリアー、マットブラック以外のカラーは特色扱いとなり3,000円追加となります。

そんなHARUO FORKの値段ですが、当然台湾の大量生産フォークと作り方がまったく異なるので、4縲鰀5万円の間を予定している、ということです。(このフォークはTUBAGRAのプロダクトではありません)

もし、このフォークにご興味のある方がいらっしゃいましたら、私が間を取り持ちますので、こちらにご連絡ください。

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