OYA-Z BMX JAMではSHAKAにK-RAD 24×1.95入れて乗りました
自分のSHAKA 24は、普段はTIOGA PowerBlock 24×2.1を入れています。このタイヤ、見た目が太いし、その割にまぁまぁ軽いし、グラフィックはシンプルで結構お気に入りなのですが、とにかくサイドが弱いのがたまにキズです。荒れたカーブなどでグラインドすると、簡単にタイヤサイドに傷が付き、そこから裂けてしまいます。(こんな感じに)
そして、今回参加したOYA-Z BMX JAM 2013は寒河江スケートパークで行われ、とにかくこのパーク、基本ルールとしてカーブやレールを滑りやすくするワックスを塗る行為が一切禁止なので、エッジ部分が錆などでザラついていて、サイドが弱いタイヤだとあっという間に傷が付き、裂けてしまいます。
実際、8月に同じ寒河江スケートパークで開催したヤマ君送別ジャム後、リアタイヤのTIOGA PowerBlock 24×2.1のサイドは傷だらけとなり、裂けた箇所から中のチューブがはみ出てきて爆発してしまいました。
ということから、今回は同じ轍(てつ)を踏むのは嫌だったため、事前に小川輪業にお願いし、グラインドに強いKENDA K-RAD 24×1.95を調達しておきました。K-RADは安いし、550g(カタログ値)とそれ程重たくないし(これより太い2.3は800g超と激重になるので要注意)、耐久性もあるので、PowerBlockを使う前は良く使っていました。
ただし、K-RAD 24×1.95には大きな欠点があります。それは、見た目が細すぎて(自分的に)あまり格好良くない!ということです。
下の画像はリアにK-RAD 24×1.95を入れたSHAKAバイクです。フロントのPowerBlockと比較して、明らかにリアのボリュームが不足しているように見えます。というか、スゴく華奢に見えるんですけど…!
ただ、見た目を犠牲にしてまでも、大切なPowerBlockを潰すのは嫌だったので、今回はK-RADを入れてOYA-Z BMX JAMを乗りました。
結果として、それは大成功でした。(コンテストの自分のリザルト的には大失敗でしたが…)朝一から午後のコンテスト本番までの膨大な練習時間はグラインドしまくりで、これがPowerBlockだったら、恐らく数時間でタイヤサイドに傷が付き、そこが裂け、中のチューブがはみ出てきて爆発していたことでしょう。
ちなみに、K-RADのサイドが強い理由はコレです(↓)
タイヤサイドのグラフィックも多少擦れて消えていますが、タイヤが細いため、サイドよりもブロック部分の方がメインでカーブなどグラインド対象物に当たっていることが、ブロックの削れ具合から分かります。そのため、サイドに傷が付きづらく、結果、長持ちするという訳ですね。
あ、もちろん家に戻ったらPowerBlockに戻しました。この太さから来る安心感が好きです。(実際は脆いのだけど)
この記事ではK-RADの太さ1.95を馬鹿にしているみたいですが、自分の自転車人生でなんだかんだ言って長期間使っているタイヤですし、実はそんなに嫌いじゃありません。