BBB Traveller Mini Pumpを使ってみました
いつもサポートいただいているライトウェイプロダクツジャパンより、BBB Traveller Mini Pumpを送っていただき、早速使ってみたので、写真付きで紹介したいと思います。BBB Traveller Mini Pumpはコンパクトな携帯式のポンプでありながら、フロアポンプにもなる優れ物です。
まず、こちらがコンパクトな時の状態です。完全に棒状になるのでバッグに簡単に収まりそうですね。
6063 T6 アルミ合金製のバレルで、作りはしっかりしていますが、かなり軽いです。
このままでもBBB Traveller Mini Pumpは使うことはできますが、このポンプの真骨頂はこちらから。
空気圧ゲージの部分が回転し…
足で踏んで固定するツバの部分が出てきます。
はい、このような、小さなフロアポンプのような形状にトランスフォームします。
そして、ポンプヘッド(チューブのバルブに刺さる部分)は、トリプルファンクションポンプヘッドと言って、フレンチ(仏式)、アメリカン(米式)、ダンロップ(英式)の各バルブに対応します。
こちらがアメリカン(米式)バルブ用。
先端部分を回して緩めると外れ、前後を差し替えます。(最初は超固く締まっていたので、ペンチを2本使って緩めました)
こちらにすると、フレンチ(仏式)バルブとダンロップ(英式)バルブに対応します。
実際にMTBのタイヤに空気を入れてみましょう。
見ての通り、とてもホースが短いので、少しチューブのバルブにポンプヘッドを差し込むのが難しい場合があります。
(あと数cmホースが長いと作業がかなり楽になるかも…)
ですが、ポンプヘッドにはネジが切ってあり、バルブのネジに締め込んで使うので、以外と無理な位置でも外れたりせず、スムースに空気を入れることができます。
ちょっと小さいですが、このように(↓)足で踏んでポンプを固定し、両手でハンドルを握り、空気を入れることができます。
タンク自体が小さいので、1回で入る空気の量が限られ、当然ポンピングの回数は増えますが、通常のフロアポンプと同じく体重をかけてポンピングできるため、十分な空気圧になるまで入れても、ほぼ疲れることがありません。(通常の携帯式ポンプでこれだけ入れると腕が疲労でヘロヘロになる)これは楽チンで良いですね!
自分が数年前に台湾に乗りに行った際、飛行機にバイクを載せる時はタイヤの空気を抜かないといけないため(空気を入れたままで飛行機に乗せると気圧の変化から上空でチューブ内の空気が膨張し破裂する危険がある)、現地に着いたら、まず前後のタイヤの空気を入れないといけませんでした。
当然、海外旅行先なので、通常のフロアポンプなどは持ち歩いている訳はなく、当時は携帯式のポンプで空気を入れたのですが、前後2本のタイヤをストリートライドに適した高い空気圧まで入れる作業は、後半かなりキツくなって、腕が疲れ過ぎてライディングに支障が出たものでした。
そんな時、この携帯式ポンプ、BBB Traveller Mini Pumpがあると楽チンで便利だったよな縲怐Aなんて、今さら思ってしまいましたね。
という訳で、バンバン旅行先に自転車を持って行って乗る人に、このBBB Traveller Mini Pumpはオススメに思いました。