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多摩川に落として水没させたデジタル一眼レフカメラNikon D610が…

2015年8月26日

1週間前、朝活BIKE & FISHをしている際に、多摩川に落として水深1m超の水底に10秒程沈んで完全水没させてしまった愛用するデジタル一眼レフカメラ Nikon D610と、それに装着していた単焦点レンズ Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dに、1週間ぶりにバッテリーを入れて起動してみました。

水底に潜って回収したらすぐにバッテリーを抜き(水没した状態で電源を入れると電子機器は回路がショートして完全に壊れるので、起動せずすぐにバッテリーを抜くのは鉄則)、帰宅して大まかに水を切った後、1週間は風通しの良いところでひたすら水分を飛ばしたので、これで起動しなかったり、少しでも動作に不具合があれば、ボディやレンズの買い替えを覚悟していましたね。そうなると、最低でも17万円近い出費になります。

 

ハッキリ言ってしまうと、水没させた当日はボディ内部のカメラの心臓部に当たるセンサー部分からも大量の水が出てきたし、レンズの中にはたくさんの水がチャプチャプ波打っていたのが見えたくらいだから、「さすがにこの状態から完全復活はありえないでしょう」と諦めていました。

多摩川に落として水没させたNikon D610とレンズ

そんな諦めムードから、逆に気軽な気持ちでレンズとバッテリーを装着し、カメラを起動したところ…

液晶部分に水没させた直前のカメラの設定値が映し出されました。この液晶部分、落とした直後は水浸しで完全に曇っていたのに!

多摩川に落として水没させたNikon D610とレンズ

ファインダーを覗いて目標物に合わせシャッターを半押しにしたところ、オートフォーカスが機能して静かにモーター音が鳴り、レンズのリングも快調に動きスピーディーにピントを合わせました。

そしてシャッターを切ります。うん、問題無し。連写をしてみても問題無し。セルフタイマー撮影も問題無し。

外部ストロボをホットシューに取り付けてもシャッターと連動してちゃんと発光し、複雑な自撮り用リモート機器を取り付けて試してみても水没させる前とまったく変わらずシンクロします。

暗い部屋で寝ている息子を撮ってみましたが、絵的にまったく問題はありません。

多摩川に落として水没させたNikon D610で息子を撮ってみた

ということで、正直、思い切り予想外でしたが、1mの川底に10秒間も水没させたデジタル一眼レフカメラ Nikon D610とNikonと単焦点レンズ Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dは、1週間干して水分を飛ばしただけで完全復活しました!

落としたのが淡水である川だったのと(海水だと乾いた後に塩分が残り内部侵食が酷くなる)、多摩川の水がキレイだったこと(汚い水だと乾いた後に内部にたくさんのゴミが残る)、バッテリーをすぐに抜いたことがラッキーだったのかも知れません。

 

もう、本当に嬉しいです!

実は昨日、会社帰りに電車が止まり、帰宅まで4時間もかかってヘロヘロだったことが吹っ飛んだくらい嬉しいです!!

Nikonのカメラ凄い!

Nikonのカメラ大好きだ!!

僕は一生Nikonのカメラを使い続けるぞー!!!!

 

また、このカメラで良いと思えるたくさんの写真を撮っていきたいと思います。

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