幕張ローカルダートジャンパー藤本さんのakaMOZUバイク
絶賛発売中のTUBAGRAストリート・ダートジャンプ専用オリジナルフレーム akaMOZU を、幕張ローカルのMTBダートジャンパー藤本さんが組み上げてくれましたので、そのバイクチェックとシェイクダウンジャンプの様子をレポートします。
藤本さんは以前乗っていた某MTBからほぼパーツを移植して組み上げて「ヘッドパーツを買い替えた程度でとてもスムースに済んだ」ということでした。
大まかなバイクチェックはこちらです。
フレーム:akaMOZU BLACK
ハンドルバー:blkmrkt molly hatchet bar
ステム:DARTMOOR
ヘッド:KCNC KHS-PT1860テーパー
クランク:SHIMANO SAINT
BB:SHIMANO ホローテック2
フォーク:FOX 831 100mmストローク(ストレートコラム)
ブレーキ:SHIMANO ZEE
シート:RADIO BIKES
Fハブ:ノバテック
Rハブ:不明
リム:FireEye
タイヤ:MAXXIS DTH
以上の様に、MTB寄りのパーツ構成となっていますね。
以下に各部詳細を紹介していきます。小雨がパラつく中での土の上での撮影だったので、多少、雨粒や砂が付いているのはご了承ください。
唯一パーツを買い替えたというヘッドセット KCNC KHS-PT1860テーパー 。
藤本さんのサスフォークはテーパードコラムではなく、以前のMTBに入っていたストレートコラムの物を使っていたため、通常のテーパードコラム用のヘッドパーツだと適合しないのですが、このKCNCのヘッドパーツですと、ストレートコラム用のアダプターもセットになっています。
ですので、いずれテーパードコラムのサスフォークに買い替えた場合は、同じくセットのプレートを使用すればOK。akaMOZUの購入をお考えの方は、このヘッドパーツはオススメです。
クランクはSHIMANO SAINTで、BBはSHIMANO ホローテック2です。前のフレームはBBシェル幅68mmでしたが、問題なくakaMOZUの幅73mmにインストール完了。
リアハブのブランドは不明とのこと。ハブシャフトはガン詰めの状態から10mm弱後ろに引いています。
極短リアセンター(チェーンステー長)355mmのところハブを後ろに10mm弱引いて、MAXXIS DTH 26×2.15のタイヤをインストールしてシートチューブとのクリアランスはこの通り。まだまだ余裕がありますね!
BBの下から見てもこのクリアランス。多少リアホイールが歪んでも大丈夫そう。というか、もっと太いタイヤ履けますね!
バイクチェックはほどほどにして、藤本さん早速、akaMOZUバイクのシェイクダウンを行います。
2〜3数本肩慣らしで飛んで撮影を開始。
シェイクダウンとは思えず、ホントに数本目でこの高さと入りっぷりのインバート(テーブルトップ)を見せてくれました。
さらに、MTBでは入れるのがとても難しいと言われるターンダウンも。あとハンドルが数度入れば完成形でした。惜しい!
※ターンダウンはハイライズ(3インチライズ程度)のハンドルバーでないと、トップチューブとハンドルの間に足を通すことができないので、藤本さんはハイライズバーを使用しています
さらにさらに、akaMOZUに変わってできるかどうか一番気にしていたバースピンにもトライ。
ハイ!問題なくできましたね!!
本人曰く
「akaMOZUに変わって失った物は何もないです。
そんなことより、慣らしライドもしていないのに、全てのトリックが以前よりもやりやすくて驚いています。
リアセンターが短いことも、足の下にタイヤがある感じがしてジャンプしやすいですね。
これからは回転系にもトライして行きたいと思います!」
そんなことで、今後のakaMOZUに乗ることになった藤本さんの更なるダートジャンプの活躍を楽しみにしたいと思います。