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倒木を軽い力で高く飛び越すバニーホップのテクニック

2017年2月23日

今朝起きて外を見ると雨が降った後があり路面はウェット。そして強風が吹き荒れていて、さらに小雨も降り始めたので、この段階で今日の朝活BIKEでは地形を利用した大きく飛ぶ練習や回転系は封印。

さて、何をやろうかなー?と考えたら、先日のウィルバイシクルのパークイベントで「実際のフィールドで役立つバニーホップのテクニックをレクチャーしたい」みたいな話をしたことを思い出し、Monbellのレインウェアを着込んでcroMOZU275で小雨の降る中、多摩川河原に走り出しました。

 

里山のトレイルなどを走っていて、道を塞ぐ倒木を上手くバニーホップで飛び越すには?というのが永遠のテーマのように語られますね。確かに、ちょっとした倒木をさり気なくバニーホップで飛び越えたら格好いいです。

ですが自分としては、ただ飛び越すだけでは勿体無い、バニーホップのテクニックを用いて倒木を活用して派手に、そして楽チンに飛び越すことができないか?を考えてみました。

 

河原に着いてまず探したのは直径10〜20cmの倒木です。ただ、多摩川河原は良く整備されていて、15分ほど走り回っても目立った場所にそんな物は全然無い!河岸にかろうじて直径10cmの倒木(流木)を見つけ、それを平地に置いて動画撮影をスタートしました。

以下の動画になりますのでご覧ください。

そう、飛び越すハズの倒木に意図的にフロントタイヤとリアタイヤをヒットさせ、その反発の力とバニーホップを合わせて高く飛ぶのです。

この方法、とにかく力が要らずに楽チンで、さらに意外と高く飛べるのが特徴。大まかですがその方法を紹介したいと思います。

 

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 丸太当て斜め刺しバニーホップ

何もしないでそのまま倒木に突っ込むとさすがに衝撃を食らうので、倒木の少し手前でフロント荷重しフロントアップする準備をします。とはいえ、「飛び越す」バニーホップほどの勢いは必要ありません。ほんの数センチタイヤが上がった状態で倒木に乗り上げる程度のフロントアップで十分です。(倒木は固定していません)

 

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 丸太当て斜め刺しバニーホップ

ほんの数cmタイヤが上がった状態で倒木に乗り上げると反発で素早くフロントが上がってくるので、その勢いを殺さないようにフロントアップ。

 

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 丸太当て斜め刺しバニーホップ

上半身が伸び上がった状態でリアタイヤを倒木にヒットさせると反発で上に跳ね上がる力が生じるので、そのタイミングとバニーホップの踏み切りを合わせます。

正直言って、そのタイミングを合わせる動作がメチャ難しいかも知れません。タイミングを間違えば一発前転の危険性も…。

 

ですが、タイミングが合えば、驚くほど軽い力で下の画像くらい飛び上がることができるのです。

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 丸太当て斜め刺しバニーホップ

上の写真を見て、「え、こんなに高く飛んでるの?」って自分でもビックリしました。

たった直径10cm弱の倒木でこれくらい飛べるので、近々直径15cm、20cmの倒木(丸太)でも試してみたいと思います。

 

※このテクニックは、しっかり踏み切った高いバニーホップができる人、空中で前荷重になり過ぎてもリアタイヤを突き出すなどして前転を回避できる人以外は危険かも知れないので、広くて安全な場所で慎重にトライしてみてください。

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