行田でプチ忘年会Vol.1でした
今日は会社から帰った後、急いで小川輪業へ行き、次の自分のbrMOZUバイクにインストールするSR SUNTOURのサスフォークを預けてきました。あとちょっとで自分のバイクは完成です。小川さん、お手数かけますが、よろしくお願いします。
そしてその後、首都高に飛び乗り埼玉県の行田まで行き、TUBAGRAライダーの工藤君、アシ君とちょっと早めの忘年会(?)をしてきました。(いや、たぶんまだ年内に彼らと会うけど)
というか、特に工藤君には今年メチャ苦労させてしまったので、そのねぎらいも兼ねて、という理由もあります。
アシ君(左)と工藤君(右)です。最初に出会った時は中学生の悪ガキ(印象最悪!笑)だったのに、ずいぶんと精悍な面構えになりました。
気がつけば、2人とも日本を代表する立派なMTBストリートライダーです。
アシ君は今年の6月にTUBAGRAにスカウトし、加入してもらいました。
彼と工藤君は同じ地元で幼馴染でもあり、ライディングが上手いのは分かっていたけれど、工藤君とあまりにも近すぎるということから、同じチームにするのはどうなのか?という考えで、ぶっちゃけると当初はメンバー候補にも入っていなかったのが実情です。
が、忘れもしない雨の仙台で彼の最新のライディングを目の当たりにし、一気に心が折れてしまいました(笑)
ちなみに、仙台の動画をアップした際、知り合いのライダー達から「彼(アシ君)を欲しくなったんじゃないの縲怐H」って結構言われたものでした。いやー、その頃には既に我慢できなくて誘っちゃっていましたけど…(・ω<)
それにしても、まさかTUBAGRAに入ってもらってすぐの、大雨の最悪な環境下で強行された富士見パノラマのバニーホップコンテストで、100cmを飛んで優勝するとは夢にも思っていませんでしたよ。あれは本当に驚いた。
「あら?彼ってバニーホップが高いキャラだったっけ?」って素で思いましたもの。
そのすぐ後に行われたPEDAL DAY2011では、MTBストリートショーやバニーホップコンテストで超大勢の前で大活躍したりと、今までアンダーグラウンドまっしぐらだったインディーズバンドがメジャーデビューして一気に大躍進、みたいな爽快感がありましたね。
とまぁ、そんな経緯を振り返って、アシ君にTUBAGRAに入ってもらったことは、とても良かったと思っています。
盟友の工藤君にも彼の存在が明らかに刺激になっているのも分かります。良い感じでライバル関係になり、お互いのレベルを更に高め合って行ってもらいたいですね。
一方の工藤君ですが、夏の終わりに行ったフラワートレイルダートジャンプジャムで足首を怪我してからしばらくダークサイドに落ちていたものの、振り返ってみれば、かなり大活躍の2011年でした。
6月の熊谷ドームで行ったpreBOXJAMのおまけでMASSANが企画した、若手筆頭ストリートBMXライダーUMI君とのB.I.K.Eゲームで「常識を覆す」勝利を収めたことから始まり、
大雨の富士見のバニーホップコンテストでは、ストレートバニーホップ部門でこそアシ君に5cm差で敗れたものの、大勢のMTB業界関係者の前でバニーホップ180で95cmを飛んで優勝したことは、MCをしてくれたピスト界のカリスマ伯爵からしても「マウンテンバイクで180でもこんなに高く飛べるんだ!」と驚愕の事実を知らしめたことは大いに価値のあるモノでした。ストレートのバニーホップと記録が5cmしか違わないし!
そういった意味で、バニーホップコンテストの優勝レベルのスタンダードを
ストレートバニーホップ:100cm
バニーホップ180:95cm
としたアシ君と工藤君は罪だと思う(苦笑)あ、伊織君も同罪か…
そして渋谷で行われ、一般の観客の人達でいっぱいだったPEDAL DAY2011のMTBデモショーでは、「ショー」というミスが許されないプレッシャー満載の状況下で、バニーホップテイルウィップをノーミスで2回メイク、という偉業も成し遂げました。これは凄かった!
PEDAL DAYからしばらく経った後でも「あの時の工藤君凄かったね縲怐vって色んな人から言われたものです。
そんな感じで、彼の頑張りは「マウンテンバイクの常識(サイズが大きいからBMX並のトリックはできない)」をかなりぶち壊し、「マウンテンバイクの可能性(サイズが大きいことで見た目の迫力がある)」をだいぶ広げたと言っても過言じゃないと思います。もちろん、世界では彼よりも上手いMTBストリートライダーはたくさんいますが、日本の環境で、一般的な日本人の体型で、絶え間ない努力と練習量でそれを実現した、ということが、まず大きいです。
来年はその常識を更に崩し、可能性を拡げて行って、世界に挑戦して行ってもらいたいものです。
なんか、2人をかなりヨイショした文章を書いてしまいましたね(苦笑)
ただ、こんな程度で決して天狗にならず、常にTUBAGRAの活動をサポートしてくれている人達や、ファンでいてくれる人達への感謝を忘れず、自分に厳しく、常に周囲には気遣いや思いやりを持って接してくれたらな、と思います。
また、以前、TUBAGRAをサポートしてくれているバッグブランドBerufの方が話してくれた言葉が忘れられないです。
(工藤君に対して)「周囲に気遣いができるヤンチャって最高ですよね!」
自分もそう思います。大人しく従順な若者じゃつまらないですからね!
2人とも、これからも大変かと思いますが、可能な限りサポートするので一緒に頑張っていきましょう。
髭坊主さんのバニーホップ360のスローモーション。
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カッコ良い。自分もやりたい!