水野君のサイクリング・山岳サイクリング・公園トライアル兼用フレーム+フォーク
TUBAGRAでお馴染み、日本のストリートトライアルの始祖?である水野(ハルオ)君がTUBAGRAの国内でのフレーム製作を担当してくれている岡安製作所で新たなフレームと、それに合わせたリジッドフォークを作成してもらい、それが完成してバイクが組み上がったという連絡をもらったので、この度、雨の新横浜スケートパークに行って撮影してきました。
ここ数年の水野君のライフスタイルである、長距離サイクリング、山岳サイクリング、公園トライアルに対応した26インチホイールのMTBです。前後のタイヤはMICHELIN WILD RUN’R 26×1.40でとても細く、完全にサイクリング寄りのセッティングですね。
基本的なジオメトリは以下の通り。
フロントセンターは一般的なMOZUシリーズよりも10mm長い
ハンガー下がり:10mm UP (MOZUシリーズはフォークの長さによって20〜30mm UP)
ホイールベース:1,020mmぐらい
リアセンター:370mm (MOZUシリーズの355mmより15mm長く太いタイヤが入る)
フォークオフセット:38mm
シートサイズ:360mm
ボトルゲージがダウンチューブの上下についています。
シートチューブにワイヤー内蔵型油圧シートポスト用の穴が開いています。
雨降りや泥の日に備えてシートスリーブの割が前に入っています。
軽量化のためにクロモリ鋼製ヘッドチューブの内側にザグリが入っています。
岡安製作所製の専用リジッドフォークは溶接で曲げを表現してある無骨なデザイン。
ヘッドチューブとフォークのクラウン部分が同じ径で見た目の連続性があることが、このフレーム+フォークの大きな特徴になっています。
ドロッパーシートポストはFOX TRANSFER。シートチューブ下部にドロッパー用ワイヤーの穴が空いています。
ドロッパーポストのリモートレバーはSR SUNTOUR製を採用。
リアセンター370mmで現状26×1.40のタイヤを履いているため膨大にあるクリアランス。その気になったらどれだけ太いタイヤを入れられるのでしょうか?
こちらのエンドは岡安製作所の岡安さんが海外から特別に取り寄せた変わりもののスライダーエンド。
走行シーン。長距離でも疲れない絶妙なポジションとのこと。
29インチや27.5インチが普通になった今、26×1.40のタイヤは小径車みたいに見えますね。
リアセンターが少々長くなったとはいえ、MOZUの血を引くフレームだけあってバニーホップは容易。移動中に突然出現する障害物や段差にも素早くバニーホップして回避することができます。
移動中に見つけたスポットで、公園トライアル(ストリートトライアル)をするにも申し分ないポジション。もちろん、タイヤのエアボリュームが少ないのでやれることは限られますが、普通のダニエルドロップなどは問題無し。(もちろん丁寧な着地のテクニックは必要です)
180からのテイルタップ。基本MOZUを元に作られているので、トリックのしやすさは健在ですね。
今後、水野君がこのバイクでどのようなライディング(サイクリング)をするのか非常に楽しみです!
一方、自分もオマケ程度に水野君に撮影してもらいました。
先日GETした日本発スニーカーブランドであるSLACKのSTARION(スタリオン)を履いてスケートボードでオーリーしている写真と…
SHAKA 24に乗ってスミスグラインドをしている写真を。
そして今回、息子も新横浜スケートパーク・デビューとなりました。あれ?既にデビューしてたっけか?
雨天のお陰で敷地内に他のスケートボーダーが一切居ないので、自由気ままに走り回っていましたね。こちらも気が楽でした。
バンクを下り降りる息子です。斜面が大好きなので、周囲をバンクで囲まれたこのエリアは息子にとってはたまらなかったようで、とにかく上っては下り降りるを繰り返していました。うん、良い感じに育っているな!