オルタナティブバイシクルズの北澤さんアテンドのトレイルで乗ってきました
オルタナティブバイシクルズの北澤さんにトレイルをアテンドしていただきました。
北澤さんの29+ Moonmen。フルリジッドで激軽チタンフレーム、シングルギアという仕様です。
現地に到着してトレイル名を聞き「え、ここがあの有名な!?」という感じでビックリ!ついにここに来てしまったかー!!
今回はご近所ライダーのtksgさんも一緒です。
tksgさんからプレゼントしていただいた青い熊鈴をcroMOZU275に取り付けました。
「熊避けとしてはあまり機能しない」と言われてはいますが、熊は避けられないにしても、トレイル中で他のMTBライダーやハイカーに前もって音で存在を知らせることができるので、あって損はないアイテムだと思います。
早速トレイルを走るのですが、シングルスピードの北澤さんが上りも下りも速すぎてビックリ。
序盤の長い登り区間、元々ロードで上りマニアだったtksgさんは北澤さんにかろうじて付いて行けたものの、登り歴1ヶ月の自分はみるみる離されてしまう始末。
ここのトレイルのロケーションは本当に素晴らしく、コースの奥深さは本当に良く分かるのですが、北澤さんのペースに付いて行こうと必死だったため、正直、それらを堪能する余裕は殆どありませんでした。さらに肺炎が完治しきれていないこともあって常に咳が混じり、呼吸が苦し過ぎて楽しさとは相反するレベルに。
そして、その段階で足が完全に売り切れ、中盤以降はただもうひたすら2人のペースに付いていくだけのライド。途中途中で面白そうなシチュエーションがたくさんあったものの、その時は既にバニーホップする余裕すら無し。
今回のトレイルライドで自分に足りない部分を明確に思い知らされるカタチとなりました。
1)上りの底力が足りない
短期決戦のテクニカルな上りとかは意外と行けることが判明したのですが、長距離を上り続けて消耗したところで急に上りの斜度がキツくなり、木の根っこに引っかかったり落ち葉で滑って足つき〜、みたいなシチュエーションが多すぎました。
つまるところ、とにかく上りの底力が足りないのです。今まで17年間MTBでアクション系の動きしかしてなくて、トレイルを走るようになったのも1ヶ月前だから仕方がないのかも知れないけれど… かと言って、パークやストリートでも相変わらずたくさん乗るので、上り専門の練習をするのも… って思ってしまいます。自分の中ではトレイルライドはMTBを楽しむ1要素な訳で、それだけではないですし。
実際にトレイルで頻繁に乗っていればいずれ上手くなるのでしょうか?
そもそも別に誰かと競おうとは思っていないので、自分のペースで上り、苦しくなったら押し上げても良いんだよな、とも思います。速く走るよりも自分が理想とする「バニーホップで飛び回りながらトレイルを楽しく走る」ことの方が目的なので。
2)ドロッパーポストの下げ時・上げ時をミスりまくる
せっかく高性能のドロッパーポストを使っているのに、上げ下げのタイミングを誤り、サドルが一番高い状態でドッタンバッタンな激下りしちゃったり、ダンシングが必要な上りなのにシートが高くてついつい座ってしまって踏む力が足りなくて上りきれず、と仇になるシーンを連発。
ディレイラーのシフトミスの方はだいぶ減ったけれど、ドロッパーポストの高さ調整は依然としてミスしまくりなのでした。
これも回数を重ねれば上手くなるのかなー…(汗)
あと、トレイルライドと言えばアウトドアな服装が多いイメージですが、自分はスケートパークやストリートする時と全く同じ服装。
そもそもアウトドアブランドのウェアはmont-bellのレインウェアしか持っていないのです。一応、必ずバックパックに入れてはいますが。
Facebookで多くの方から「アウターは何でも大丈夫なので、汗冷えしないアウトドアブランドのインナーを揃えた方が良い」と教えてもらったので、近々購入しようと思います。
ヘロヘロ状態ですがバニーホップはしました。ノルマですので。次回はもっとぶっ飛べるシチュエーションで高いエアーを決めたいな。ここのトレイル、すんごい良いところがたくさんありましたし。ライディング写真を撮ってくれたtksgさん、本当にありがとうございました!
先日、軽くバニーホップをレクチャーさせていただいた北澤さんが早速トレイル中でバニーホップ。
上達することに対してとても貪欲で、すぐに実践され物にしていく行動力に感服してしまいます。
今回ご一緒したオルタナティブバイシクルズの北澤さん(右)とご近所ライダーのtksgさん。
北澤さん、本当にありがとうございました!
今回も頑張ってくれた愛車croMOZU275です。自分の脚力が弱くて本当にすみません。
今回のトレイルで明確になったこのフレームの高いポテンシャルの部分は激下りの根っこ区間とかガレ場でしょうか。高い位置のペダルやBBは全く障害物にヒットする危険性はなくメチャ楽チンに下れ、むしろそういった場所が「休める」「体力を取り戻せる」区間だったのは衝撃でした。
あと、何だかんだ北澤さんのペースで(下り区間を)速く走っても転倒しそうになったりとか、冷やりとするシーンは皆無だったのが良かったです。というか、今までトレイルで危ないシーンはまだ一度も経験してないな。逆に気をつけなくては。
とまぁ、こんな感じで思うことがたくさんあったトレイルライドでした。結果的にとても充実していて良かったです。年明けにまた走りに行きたいな!