TUBAGRAオリジナルのハンドルバー(改良版サンプル)がついに
以前、公開したTUBAGRAオリジナルの3インチライズ・22.2mm径のハンドルバーのサンプル(3本)ですが、このタイミングだから正直に言いますと、TUBAGRAライダーのKai君とYAMATO君がテストライドしたらすぐに曲がってしまいました。
その時、台湾の工場からあがってきた物は、JISの規格を通しただけの最低限の強度・耐久性しかない非常に脆いものだったんですね。Kai君やYAMATO君に怪我が無くて良かったです。
そこで学んだことは、台湾にこの手のハードなアクションライディングが用途の商品を発注する場合は、こちらが必要とする具体的な強度・耐久性(どれくらいの力が加わっても原型を留めているか、など)、焼入硬化にダブルバテッドの採用など、事細かい指示が必須ということ。
お金と時間は余分にかかりましたけど、非常に勉強になりました。
そして今回、出来上がってきたのがこのハンドルバーです。台湾の工場より写真が送られて来ました。
まぁ、見た目は以前の物と同じですね。
今回、新たに採用したダブルバテッドですが、要するに、外径は22.2mmなものの、中央から曲げの部分までのパイプの厚みと、グリップが入る部分の厚みを変えています。
ステムで思い切り締め込んで固定するセンター部分は頑丈な1.5mm厚。
グリップが入る部分は1.3mmと、わずがですが薄くしなることで、着地の衝撃などをマイルドにいなす効果があります。
そんな訳で、このハンドルバーのサンプルが日本に届くのは3月。
再びTUBAGRAライダーにテストしてもらって、それで問題無ければすぐに大量生産に入ります。というか、ここまでこだわったのだから問題は無いハズ… 本当にもうお願いしますよ(泣)