スマイルバイクパークでの効果的なジャンプレッスン
今日のスマイルバイクパークでの連ジャンを使ったジャンプレッスンでは、受講された今年56歳のMさんに以下の目標を設定させていただきました。
第1段階:ハードテイルバイクで1個目は潰して加速し2個目を飛んでノーズダイブでクリア
ジャンプがダイレクトにやりやすい26ハードテイルバイク(Mさんが乗るのはakaMOZU)に乗り、2連ジャンプのウチ1個目は飛ばずに潰して加速し超え、2個目でバックサイドまで届くように飛びます。その際にジャンプテクニックで必須のノーズダイブ(フロントタイヤから着地)ができるように意識してもらいました。
Mさん、すぐに2個目のバックサイドに届くジャンプにはなるものの、なかなかノーズダイブができなくて苦戦。最終的に何とかできるようになって一安心です。
第2段階:ハードテイルバイクでノーズダイブを入れて2連をクリア
2個目のコブをノーズダイブを入れて飛べるようになったら、今まで潰していた1個目のコブも同じように飛んでバックサイドにノーズダイブをできるように練習します。助走距離が短く限られているため、少ないペダリングでしっかり踏み切らなければいけなく最初は苦戦しますが、程なくしてMさんはキレイに飛びきれるように。
1個目がノーズダイブで飛びきれれば、2個目は自然に飛びきれるので、すぐにクリアー!
第3段階:トレイルやDHコースを走る27.5フルサスバイクに乗り換えて2連をクリア
26ハードテイルバイクと比較すると27.5インチホイールのフルサスバイクはモッサリ感があってなかなか飛びづらいものの、ジャンプの踏切やノーズダイブを直前まで行っていたため、フルサスバイクでも比較的すぐに同じような感覚で行うことができます。
むしろ慣れてくるとリアサスの反発も踏切で使えて独特のマイルドさが気持ち良くなったり。フルサスでのダートジャンプもなかなか面白いです!
とはいえ、ハードテイルバイクでダートジャンプの動きをマスターしたからこそ、フルサスバイクに乗り換えてもスムースにできたこと。やっぱり基礎はハードテイルバイクなのは間違いありません。
そんな訳で、Mさんは3時間以内でちゃんとノーズダイブの動きを入れてのハードテイルで2連ジャンプクリアー、さらにフルサスバイクで2連ジャンプクリアーを成し遂げたのでした。しかもかなりの成功率。Mさん、本当に凄いです!
連ジャンを使ったジャンプレッスンの様子の動画がこちら。最初は26ハードテイル(akaMOZU)で、次に27.5フルサスバイクになります。
※フルサスだと2個目のバックサイドにリアが微妙に届いていませんが、これは序盤のもので、後半はキッチリ飛びきっていたことを補足しておきます。
なかなか連ジャンを飛べずに苦戦している方がいましたら、スマイルバイクパークの連ジャンをハードテイルバイクに乗ってこの段階を踏んで練習すると、かなり安全に、安定してフルサスバイクでハードテイルと同じようにキッチリノーズダイブを入れて連ジャンを飛べるようになります。
これからの季節、ジャンプセクションのあるDHコースを走る機会が増えるかと思いますので、ジャンプで玉砕しないためにもスマイルバイクパークの連ジャンで事前にしっかり練習して臨んでみてはいかがでしょうか?
もちろん、他の来場者のレクチャーをしたり、写真を撮らせていただいたりしました。
格好良いライディングの数々を見せてくださりありがとうございました!
自分も手本になるようなジャンプを何本も飛びました。
そろそろ29フルサスバイクでもジャンプ技ができるように練習しようかな。