秋ヶ瀬の森バイクロア8【バニーホップ・ジャンプ講習会】
秋ヶ瀬の森バイクロア8では今年で3回目となるバニーホップ・ジャンプ講習会を開催しました。
第1回目の受講者はほぼMTBでしたが、第2回の去年は1/3はシクロクロスやグラベルロードとドロップハンドル率が向上。もともとバイクロアはシクロクロスがメインのイベントですし、それが自然であったり。
そして、3回目となる今年はどうなるか?とワクワクしていたところ、ハイ、今年のドロップハンドル率はおよそ1/2までになりました!
レクチャーする自分もドロップハンドルのバイクでバニーホップできるかトライすると、MTBでのそれとあまり大きな違いはなく10cmくらいは簡単に飛べました。それ以上となると大変そうですが…
という訳で、ドロップハンドルの受講者にはまずバニーホップの原理とメリットを伝え、ドロップハンドルならではの平地でのバニーホップのやり方を伝授。それがおおよそできるようになったら倒木を利用したファイアークラッカー(対象物に意図的に前後輪を当ててその反発を利用してバニーホップするテクニック)のやり方に移行します。
その結果、受講されたすべての方がファイアークラッカーまで進んで一安心。
中にはレースの前に受講され、「実際のレースで木の根っこを効果的に飛び越えることができて良かったです!」と笑顔で報告に来てくれた方がいて本当に嬉しかったですね!
もちろんMTBで受講される方もいつも通りいらっしゃいました。
さすがに基本的な高さが増しますね。
MTBで受講される方は基本的な平地バニーホップはだいたいできていて、受講目的として「さらに高いバニーホップを飛ぶにはどうしたら良いか?」「ジャンプで刺しを入れられるようになりたい」など次のレベルへのステップアップを望むケースが多かったです。
そしてファイアークラッカーにも興味があるものの「試したことがないので良く分からない」と言うので、確実にできるコツを伝授すると、みなさま全員できるように。それが楽しいのか、みんな倒木を利用したファイアークラッカーばかり行うのでした。
間違いなくトレイルライディングにも活きるので、ぜひ近所の公園にある対象物で日々練習して身体に染みつけてください!
刺しのカタチを習得されたい方にも、実際の動きを見せてもらってアドバイスをさせていただきました。人によってどの部分を後押したら良いかが全然違うので、そこは入念にチェック。一度できるようになれば、後は身体がその動きを覚えてバンバンできるようになります。
埼玉県ふじみ野市にあるバイクショップ「スポーツバイクファクトリーふじみ野スズキ」で毎週金曜夜に開催されているMTBストリート練習会「サタジュク(Facebook)」の塾長である佐多さんも参加してくれました。ありがとうございます!
実は今回、ドロップハンドルやMTBの方たち以外にも目立ったのがキッズたちの講習会への参加でした。
バニーホップやファイアークラッカーを習得したいキッズは、持ってきたバイクが彼らたちには大きすぎる場合がほとんどなので、まず最初にウチの息子のヨツバサイクルの14インチに乗ってもらいます。このバイクは程よいジオメトリで小さい身体でも楽にフロントアップ〜バニーホップすることができ、キッズたちは一瞬でバニーホップの動きを習得。
バニーホップはバイクが大きすぎてキッズたちの体格ではできない場合が多いけど、ジャンプランプを使えば飛ぶことができます。
コツをつまむまでちょっと試行錯誤しますけれど、一旦慣れたら楽しくって延々飛び続けるキッズたちでした。
という具合で、2日間で33名の方にレクチャーさせていただき、自分は9時から終了の15時まで一切休まることがなかったので、結果大盛況といえる状況でした。(もっと多くの方をレクチャーするには講師を増やしてエリアの拡充をする必要あり)来ていただいたみなさま、本当にありがとうございました!
ファイアークラッカーなどは家の近所の公園にあるような障害物を使って練習ができるので、ぜひ覚えた動きを忘れないように練習してみてください!