オリジナル23Tスプロケットを作成中です
ストリート系のMTBには見た目が格好良いと、大昔からBMXクランクを用いることが一般化しています。
ところがここ5年ほど、BMXのトレンドでフロントのスプロケットは25Tか28T(Tとはギアの歯数のこと)、リアは9Tが一般化。そのギア比をホイール径の大きなMTBで用いるとコギが激重になるケースが出ていました。
5年くらい前までは、MTBのギア比にも合う23Tスプロケットが普通に市場に出回っていたものの、今では完全に枯渇。その結果、ストリート・ダートジャンプMTBを組む際にBMXクランクを用いる場合は、25T-9Tの重たいギア比で我慢か、必死に中古市場から23Tスプロケットを探す、という選択肢しかありませんでした。
こんな状況に危機感を感じていた我々TUBAGRAは、オリジナルで23Tスプロケットの開発・販売を決意。
仙台のTUBAGRAライダーKai君が日本の古い貨幣である四文銭(しもんせん)をモチーフにしようと発案。
貨幣の裏の波模様をスプロケットのデザインに自分(サモ)が起こして、台湾の業者に発注。
そしてついに、サンプルが出来上がってその写真が送られてきました。
いやー、恥ずかしながらカッコイイ!!これは早く使ってみたい!
数週間後に数枚のサンプルが日本に届くので、それをTUBAGRAライダーKai君、YAMATO君、そして自分でテストして耐久性を調べます。思い切り踏み込んだ際や、グラインドでレールなど障害物にぶつけても壊れないだけの、肉抜きの多い部分の強度があるのかないのか… という点を重点的に。
この経緯は随時ここに紹介していく予定です。お楽しみに!
昨日はスマイルバイクパークにお邪魔してきました。
ロードバイクに乗られている方で、今回MTB初体験の方にパンプトラックでのプッシュプルや、スラロームコースの安全でスムースな走り方のレクチャーをさせていただきました。
やはりロードバイクに乗られている方は上達が早かったです。スラロームコース最初の数本はヒーヒー言っていたのに、15分後にはスムースに最適な走行ラインをトレースして「楽しー!!」と満面の笑みで下っているのですから。
常連ライダーの1人、こっしー君の「速すぎてバームの出口から入り口までジャンプして移動」の瞬間を撮ることができました。
こっしー君のテーブルトップ(インバート)。まだ発展途上ですが、これからが楽しみ!
そして近々関西からこちらに引っ越してくるトライアルライダーのいも君は、他のライダーよりもプッシュが力強いのか、4連ジャンプ後半を殆ど全て飛び過ぎる特異なスタイル。
その飛びすぎる力を高さに変換し、迫力のあるテーブルトップ(インバートというかパンケーキ?)を披露してくれました。
同じくいも君の高いハイエアー!この場所でこれだけ高く飛ぶのは彼くらいなのでは?
今後も格好良いライディングをたくさん見せてください!よろしくお願いします〜