最近の40代MTBダートジャンパーTUBAGRA藤本さん
先日、12月半ばとは思えないポカポカ陽気な平日に、40代MTBダートジャンパーのTUBAGRAライダー藤本さんの撮影をしてきました。
藤本さんと言えばターンダウン。MTBライダーでも繰り出せるライダーが極端に少ないエアートリックの1つです。
ターンダウンを違う角度から。リアホイールがフロントよりも前に来ていて、そのエグさが際立っています。
ターンダウンの動きが分かりやすい動画をご覧ください。
お馴染みの撮り方だと飽きてくるので、今回は新しい試みをしてみました。
空中に飛び出してターンダウンを繰り出す藤本さんの目の前にカメラを出し、ノーファインダーでシャッターを切ります。
そのままだと当然カメラとバイクは激突してしまうので、シャッターを切ったと同時にカメラを素早く引っ込ませて、藤本さんは何事もなく着地。
結果的に今までにない迫力ある写真が撮れました!(背景の太陽光が入り込んでしまったのが残念…)
時間をズラして太陽の位置が少し動いた後に再びターンダウン撮影。今回は左ペダルを意図的に外したターンダウンをしてくれました。
ターンダウンを後ろから。このトリックのエグさが良く伝わる構図ですね。
これまた藤本さん定番トリックのテーブルトップ(インバート)。
バイクを立てて入れるスタイルが藤本さん流。何十回と見たこのトリックも、新しい構図で撮ると新鮮です。
そして今年マスターして早速、得意技の1つとなったトボガンも。
しっかり腕が伸び、腰も引ききってバッチリ入っていますが…
さらにトボガンを突き詰めた藤本さんでした。ハンドルの角度、腰の引きっぷりがエグいです。
これまた藤本さんの新技タイヤグラブ。タイヤに触っている時間が長く、上半身を入れ込んでいるのでとてもカッコイイ!
さらにこちらも新技ノーハンド!本人曰く、本当に最近トライし始めたばかりで入りも浅い、のですが、40代になっても積極的に新技にトライし、次々モノにしている藤本さんが本当にスゴイ!尊敬してしまいます。
藤本さんのakaMOZUバイクを、技をする上でのこだわりという観点から紹介します。
ハンドルバー700㎜(バーエンドキャップ含む)
テーブルトップ(インバート)やX-UPなどのハンドルを捻るトリックでは素早く身体(衣服)に触れず回す必要があるため、バーの長さは短い方がやり易く好きです。自分のベストは660㎜〜680㎜。ただ見た目のバランスもあるので700㎜で落ち着かせてます。
ハンドルバーを長くした際に腰痛が起きやすくなったのもバーを短くした要因の一つです(おっさん)
特徴的な高さと角度のサドル
ターンダウンやテーブルトップ(インバート)をメイクするのに、足首をシート下に通し易くするためサドルを高めにセットしています。
また、サドルの角度を上げる事により空中でミスをした際に逃げ易く(足がシートに引っかかり車体と絡まるのを防ぐように)しています。
クランクの形状
テーブルトップ(インバート)やターンダウンなどで足をペダルから離したりズラしたりする際、足のサイド部でクランクを挟み、車体を支えるようにしているのでクランクは板形状の方が掴み易く、足の負担も少ないので愛用しています。
藤本さんが乗っているakaMOZUです。
TUBAGRAのフレームの中で最も一般的なMTBの乗り味に近く、MOZU特有のバニーホップや回転系トリックがやりやすいジオメトリはそのままで、テーパーコラムのサスフォークに対応したヘッドチューブを採用。お求めやすい価格を実現した、多くのライダーに体験していただきたいMOZUです。
ご購入は日本中のプロショップ、オンラインショップから可能となっています。