eMTBでサタジュクのアドベンチャー要素満載のトレイルを走ってきて
先日、久しぶりにサタジュクのアテンドで、アドベンチャー要素満載のトレイルを走ってきました。
この日、サタジュク塾長の佐多さんもeMTB「SCALE eRIDE – JAPAN SPEC LIMITED」のトレイルデビュー。
自分は当然、購入してまだ間もないSPECIALIZED Turbo Levo SL Comp Carbonを投入。
今回のトレイルライディングはeMTB2台(私、佐多さん)に、通常のMTB2台(マキシマさん、森山さん)という構成のパーティで、佐多さんの意図からeMTBの実験的要素満載で、走り終えた後、非常に考えさせられる体験となりました。
こういったパーティにeMTBが絡むとどんなメリット・デメリット・面白い要素があるのか?を探りながらのスタートとなった訳ですが… いやはや想像以上でした!
ここにはまだ書けない事テンコ盛りなのですが、通常MTB組の疲労も少なめで全体のペースは格段に上がります。
それと、一般的にトレイルライディングは下りが楽しさの主役で、登りは修行的な扱いになりがちとなるものの… eMTBだと登りと下りが同列になるどころか、ハードな登りチャレンジがむしろ下りの楽しさを凌駕することさえありました!
佐多さんがeMTBで試してみたかった!という登りスイッチバックからの激坂登り(つまり勢い付けて一気登りが不可能)。その激坂には根っこや岩がビッシリで、通常のMTBではよほどの豪脚+最上級のバイクコントロールがないと絶対に登れないのでは?というセクションです。
佐多さん、ファーストアタックで難なく登りきりました。
続いて自分もLEVOで挑みます。
ハイ、こちらもファーストアタックで登り切ることができました。eMTBスゴイ!そして何よりもすっごく楽しい!
この登りと、他の場所の木の根っこが階段状にある急な登りをLEVOで登った動画がこちらになります。
今日のサタジュクアテンド・トレイルライディングの1シーン。
あえて人力では走破困難な登りルートを嬉々として攻めています。
これがなんとも言えない猛烈な面白さ!
トレイルの楽しみ方が倍以上に増えました。 pic.twitter.com/rm94MzzAKt
— TUBAGRAサモさん (@tubagra) November 11, 2020
通常のMTBではまず登り切ることは考えられないセクションですね。
下りもサタジュクアテンドのアドベンチャー要素満載のトレイルなので、油断を許さないハードな箇所がいくつもあります。
eMTB「SCALE eRIDE – JAPAN SPEC LIMITED」を華麗に乗りこなす佐多さん。相変わらず速く、彼がこのバイクをトレイルで乗った感想は「程よい重さが逆に跳ね上がりを防いでくれて安心して攻められる」とのことでした。
通常のハードテイルMTB(前後27.5インチホイール)で走られた森山さん。
通常のフルサスMTB(前後29インチホイール)で走られたマキシマさん。
そしてLEVOで走る自分です。相変わらずファイアクラッカーを駆使したライディングは全封印されるものの、全ルートを通して安定して走り切ることができました。
それにしても、eMTBでガチなトレイルを走った経験は非常に貴重なものとなりました。
今まではハードな登り区間を見た際に「あ、これは登坂不可能なヤツだ」と諦めるレベルが、自分は相当上方修正されましたね。だいたい行けちゃいますし、もっと乗り慣れたら確実に行けるようになりそう。
ハードな登りをしたら路面を傷付けるのでは?というeMTB否定派の意見が出そうですけど、そもそも路面を削るような走りをしたらタイヤが滑って登れません。
なので、タイヤをしっかりグリップさせた安定のペダリングが必要で、そこは一般的なMTBと変わらないかと思います。
それに、いくらモーターのアシストが介入するからと言って、やはり登るための最適なライン取り、不安定な状態での的確なハンドリング、ペダリングしながらバランスを取る体幹の強さ、は絶対に必要で、「eMTBに乗ったら誰でも上手くなれる!」という訳では決して無いことも良く分かりました。
あと、とにかく疲れません。いつもなら汗だくでTシャツになっていてもおかしくない気候でしたが、汗一つかかなかったので、自分はずーっとアウタージャケットを着込んだままでした。
唯一じんわり汗をかいたのはハードな登りチャレンジを何度も繰り返したところだけ!
ここでデメリットを書くと、その疲れないところが最大のそれになります。フィットネス的な役割をMTBに求めている方は、eMTBは合わないと思います。
今回、通常のMTBだと終わる頃にはヘロヘロになるコースを半日間みっちり走って、eMTB組は「あと追加で半日分行けるな!」という感想でした。
ちなみに自分のLEVOのバッテリー残量は半日ガッツリ走った段階で60%。まだまだ行けますね。
とまぁ、こんな具合の今回のトレイルライディングでした。
実際にハードなトレイルをeMTBで走ってから気がつく事は多いので、今後もこのような体験を積んで行き、多くの方にフィードバックできたらな、と思います。
最近、毎日使っているTKC Productionsのテイスケさんが扱う「THC Productions BURN BAN スカーフ」。
ネックウォーマー、フェイススカーフとしても使え、伸縮性ある生地の採用で既に3回洗濯していますが問題なし。
これからの寒い季節、自転車やキャンプ、釣りを温かくしてくれます。詳細はこちらから。
近頃釣りの投稿をあまりしていませんでしたが、相変わらずMTBでフラッと行ける近場で毎日ルアーで大きな魚を釣っています。
今の時期、近所を流れる多摩川では鮎の産卵が最盛期を迎え、力尽きて弱った鮎が流され始めています。
そんな鮎はシーバス(スズキ)やナマズたちにとって楽チンに捕食できる格好のターゲットとなり大賑わいに。
そんなフィッシューターを釣るために釣り人も集まってくる訳で…ハイ、私です!
今年の鮎は訳あって例年よりも巨大なため(上の画像:エリテンに引っかかってきた→即リリース)、それを模したルアーも巨大となりまして…
Stream Demonという16cm 33.5gもあるルアーを人生で初めて投入することになりました。
20mくらい先の流れのど真ん中にキャストし、流れに乗せてStream Demonを流していると…
淀みに差し掛かった瞬間に激しい水面爆発!この大きなルアーに相応しいサイズのナマズが喰ってきました!
釣り上げると69cmのナイスサイズ!こんなルアーで釣れるとは思いもよらなくてビックリでした!
他にもお馴染みのエリア10(通称エリテン)でもシーバスが安定して釣れています。