バーム走行が苦手な人に最適な練習フィールド
多くのMTBライダーとレッスンで接していると「スラロームコースにあるバーム(コーナリングする盛り土)の走行が苦手です」という方が割と多くいることに気が付きます。そんな方はバームを漠然と走られている場合が殆ど。
実はスラローム=バームを安全かつスムースに走れるブレーキポイント、ライン取りがあったりするのですが、それを知らないんですね。
現在、国内の常設のマウンテンバイクコースの殆ど全てにスラロームができるバームが連続で設置されています。
ふじてんではマティーズループスの連続バームが。
富士見パノラマでは絶景トレイルやブルーホーネット後半に「これでもか!」というほどの連続バームが出現します。
そういうシチュエーションで「バーム走行が苦手で」…というより「バーム得意です!」という方が安全で怪我のリスクも低いですし、何よりも走り終わった後の気持ち良さが全然違ったり。
短時間で確実にバーム走行のテクニックを習得できるフィールドがあります。
スマイルバイクパークのスラロームコースです。
コース上半分は急斜面でバームがタイトに連続してあり壁も高めで中上級者向け。
コース下半分は程よい斜度でバームはオーソドックスな間隔で配置してありま初心者〜中級者向け。
さらにコース脇に登坂ルートがあり、すぐにスタート地点に戻れるため反復練習が容易となっています。
先日、スマイルバイクパーク初来訪のTさんご家族のスラローム走行をレクチャーさせていただきました。Tさんご家族はMTB歴は半年ほどです。
スラロームコースを下半分を走る奥様。最初は斜度がゆるくバームの間隔が空いている下半分を正しいラインどり、ブレーキングポイントを意識して何本も走ってもらいます。すると徐々にバイクを倒せるようになり、気持ちよく走れた時の楽しさ・快感が恐怖心を上回っていきます。
スラローム下半分の走行に慣れてきたら、いよいよ上半分にチャレンジするタイミングとなります。
スラローム上半分を走るお父様。上半分は傾斜が急でバームの間隔が狭いため、バイクを倒して曲がる動作を素早く行わないと正しいライン取りを維持することができません。最初はブレーキ多めでゆっくり走り、タイミングを合わせて行きます。
スラローム上半分を走るお子様。バームをゆっくり走って身体を倒して曲がるタイミングが合ってきたら、少しずつブレーキを緩め速度を上げて行きます。何本も走ることで高めた速度でも身体の倒しのタイミングが合ってきて、気が付けば速く安定してバームを走れるようになります。
これら一連の動作を繰り返すと、驚くほど短時間にバームを安定して安全に曲がれるようになり、スラロームコース全般の苦手意識を払拭。さらには「スラロームを走ることが楽しい」領域まで高めることも難しくありません。
スマイルバイクパークのスラロームコースを活用したバームの曲がり方は、まずはバームの正しいライン取りとブレーキポイントを習得し、その上で効率的な練習方法を学ぶことで、驚くほど短時間に習得することができます。
すぐにでも習得したい!という方は、スマイルバイクパークのプライベートレッスンをご受講ください。わずか1時間のレッスンで驚くほどバームを安定して走れるようになりますよ。