人それぞれのインバート(テーブルトップ)
前日の新横ライド、たった2時間だったにも関わらず、腕と肩まわりが筋肉痛になっていました。
5日間、乗っていなかっただけでここまで体力が衰えるとは…!
なのですが、諸々用事もあったので、日曜午後はフラワートレイルに行って来ました。
さすがに前日まで5日間乗っていなかったのと、派手な転倒もしていないことから、痛めている左手首の調子は先週よりかは相当良かったです。(先週は何もしていなくても痛みがあった)
今回は、フラワートレイルローカルみなさまのレベルの底上げ具合を実感する1日でした。その指標となる、実は初心者には難しいインバート(テーブルトップ)が、みんな結構カタチになっていたのです。
って、最初はインバートじゃないですが、ダートジャンプ歴がもう少しで1年の刺青ライダーシュンスケさんの深く入ったX-UP。
実はシュンスケさん、自身のバイクのBBシャフトが途中で折れてしまい、代わりにテラダさんのNS Bikesを借りての慣れないポジションでのX-UPでこの入りっぷり。ホントはこのポジションが身体に合っていたみたいですね。これを機に、BBシャフトの交換と一緒にフレーム交換するのも面白いかも知れません。
そして本題である、インバート(テーブルトップ)の話です。
これは自分のインバート(テーブルトップ)。前回、手首が痛すぎて全く入らなかったのですが、ようやくここまで復活しました。テラダさん、撮影してくれてありがとうございました!
ただ、これ以上入れると手首に激痛が走るので、さらに深く入れるのは完全に手首が治ってからですねー。気持ちとしては、あと10度は深く入れる余裕があるのですよ。
これはテラダさんのインバート。練習フォームチェック時の動画切り出しですみません。
腕の入れ具合でさらに深く入るのは確実ですね。後半、足で抱え込みバイクの傾きを止めてしまっているので、足のリラックスも必要かも。
テラダさん、最近技のバリエーションが多くなってきているので、この調子で各トリックを磨いていけば、凄いMTBダートジャンパーになる予感がしています。
そして上で入り過ぎX-UPをしていたシュンスケさんのインバート(テーブルトップ)。この日、徐々にカタチになってきました。凄い!
この後、足を入れるようになり、ガニバート(がに股インバート)から脱却し、かなりキレイなフォームになっていたのですが、そこでBBのシャフトが折れてインバート練習は終了となってしまったのでした。残念!!次回に期待です!
こちらはシーケンスで。DSB.LoボスのYukonさんの、インバートのちょっと怖い瞬間です。
ご覧のとおり、ハンドルの端がタンクトップの胸の部分に引っかかり、戻りで生地が伸びてしまっています。生地が伸びなかったらハンドルがその位置で固まって着地で怖いことに…
これ、たまに自分もやってしまう(昨年末の03JAMの時はTシャツを破いてしまった)、時としてトラウマさえ残すとても怖い現象ですね。
これを回避するには、腕を入れる方向をもっとお腹の部分に持っていくか、ハンドルを短くカットして生地への接触を防ぐか、のどちらかになります。
そして、こちらはユウキ君の高いインバート練習のシーケンスです。
彼の場合、面白いのが、ジャンプの途中では凄い入っているのですが(一瞬過ぎて確認できない)、ピタっと決まる頂点ではあまり入っていない、とい う非常に勿体ない状況です。原因として、腕があまり入っていない、ということが考えられます。
それにしても、インバート(テーブルトップ)はライダーによって色んなスタイルがあって面白いです。
大雑把に言って、頂点でバイクを立てたインバートと、横に寝かせたインバートの2種類がありますね。さらに突き詰めると、足の入れ方とかでまだ細かくあるのですが、ここは割愛。
ローカル的な呼び方で恐縮ですが、バイクを横に寝かせたインバートを「幕張スタイル」と呼んでいますね。
これは昔からの幕張ローカルで、現在DSB.Loのメンバーであるりょうた君のインバートから派生したっぽい?
一方、バイクを立てたインバートを「TUBAGRAスタイル」と呼ぶんだそうです。(※僕が言っているんじゃないですよー汗)
TUBAGRAライダーの工藤君や森田君に代表されるインバートのカタチ、ということらしいです。
自分のは最近、寝てきているので、一概にメンバー全員このスタイル、とは言えないですけどね…
注)あくまで局所的な呼び方ですので、ご了承ください
何はともあれ、多くのライダーがインバート入れるようになると、それぞれのスタイルが生まれてきて本当に楽しいです。コンスタントに深く入れるのは本当に難しいですけど、みんなで楽しんで突き詰めて行きたいですねー。