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DURO DJ RC 20QLC air が来た

2012年7月21日

諸事情がありまして出荷が大幅に遅れていたSR SUNTOUR DURO DJ RC 20QLC air、通称「DURO AIR」がサポートしてくれているライトウェイプロダクツジャパンより届きました。
DURO AIRはホワイトとブラックの2種類のラインナップがありますが、今回はブラックのみ2本です。

DURO DJ RC 20QLC air

グラフィックは、ロゴのデザインは過去のモデルと同じですが、カラーが今まではビビッドなグリーンがシルバーになり、全体的に落ち着いた感がありますね。出荷状態ではストロークは100mmとなっています。

DURO DJ RC 20QLC air

箱から取り出して最初思うのは「軽ッ!」ということ。重量は1,950g。
実際、「この無骨なルックスにしては軽い」というレベルですので、1,600g台の高級クロカンモデルと比較すると重たいですけど、アクション系ど真ん中のサスフォークとしては涙が出るくらい軽いですね。

まぁ、この軽さは自分が長らく使用しているSR SUNTOURのAXON(軽量XC専用サスフォーク)やEPICON(軽量オールマウンテン専用サスフォーク)のインナーレッグ+DUROのアウターレッグのニコイチフォークとだいたい同じで馴染んだものですが。

そんなこのDURO AIRですが、TUBAGRAメンバーがずっと求め続けてきた理想のサスフォーク、

・エアサスによる動き&ストロークの調整のしやすさと軽さ=AXONやEPICONのアルミコラム縲怎Cンナーレッグ
・絶対的な強度や拡張性(ペグ装着シャフトが取り付け可能)=DUROのアウターレッグ

以上のような、今まではSR SUNTOURサスフォークのそれぞれのモデルの良いとこ取りによるニコイチでしか実現しなかった理想的な仕様を、DURO AIRは誰にでも買える「1つの商品」として実現してくれました。しかも¥39,800という内容を考えたらかなりリーズナブルな価格で。いやー、もうSR SUNTOURはGJですよ!

DURO DJ RC 20QLC air

ダイヤル部分の説明をすると、左側がエアースプリングの蓋で、ここを開けるとバルブが現れます。ここに入れるエアーの量によってサスの動きの硬さを調節することができます。
右側はコンプレッションの調整ダイヤル。

DURO DJ RC 20QLC air

それと、DUROと言えば強度の高い(そして重たい)クロモリコラムが一般的でしたが、DURO AIRではそれより軽いアルミコラム(クラウンに刺さるシルバーのパイプ)が採用されています。

当初は「クロモリじゃないともたない」と思われていたみたいですが、アルミコラムを長らく採用していたAXONやEPICONのコラムが意外と壊れなかった(?)という状況から、DUROにもアルミコラムが採用された、のでしょうか?そこは開発陣に話を聞きたいところです。

ちなみに、自分とTUBAGRAライダーのアシ君が現時点で使用しているDUROのニコイチフォークのインナー縲怎Aルミコラム部分は2009年モデルのAXONです。つまり、その頃からハードに使い続けて、殆どノーメンテで壊れていないって実はスゴイことですよ!

あと、DUROシリーズの圧倒的なメリットが、このアウターレッグのブリッジの強さ。
実はAXONやEPICONのアウターレッグのブリッジ部分は、落ち系+回転系のねじれのある衝撃に弱く、ブリッジ根本にクラックが入りやすいのですが、DUROシリーズのアウターレッグのブリッジはホントに壊れません。少なくても、フロントペグ系のグラインドやバニーホップ360のネジレ着地でTUBAGRAメンバーが日々負荷をかけまくりでも、2年以上トラブルがない状態です。

DURO DJ RC 20QLC air

現時点の20mmアクセルを使用した数々のサスフォークの中で、一番ホイールの着脱がカンタンなクイックリリースシステムがこのQ-LOCでしょう。機構がシンプルで、これを一度味わってしまうと他のメーカーのホイール着脱システムが面倒に見えてしまうくらい。

また、機構がシンプルなため、サスフォークでありながら、グラインドペグの装着も無加工で実現できてしまいます。※後ほど紹介

DURO DJ RC 20QLC air

右足の下側にはリバウンドの調整ダイヤルがあります。前のモデルではここは樹脂製で、グラインドで1発当てるとカンタンに砕けちゃってどうしようも無かったのですが、金属製になってその心配もなくなりますね。高級感もアップしています。っても、自分の場合はグラインドで削れるの嫌だから最初から外しておくのですが…

DURO DJ RC 20QLC air

という訳で、近日中にコラムを自分のバイクに合う長さにカットし、ストロークを80mmに短くして使いたいと思います。もちろん、DURO専用のグラインドペグ装着専用20mmフロントハブシャフトを入れてフロント2ペグで乗ります。

グラインドペグ装着専用20mmフロントハブシャフト

近々またDURO AIRことSR SUNTOUR DURO DJ RC 20QLC airをレポートいたしますので、楽しみに待っていてください!

 

ちなみにDURO AIRの一般販売はもうちょっと先になるとのこと。
どのような出荷体勢になるかは自分達も詳しく聞かされていないので分かりませんが、現時点で言えることは、早めにお店で予約をしておくことでしょうか?
今までのSR SUNTOURサスフォークの出荷状況を考えると、一度売り切れたら最後(しかもすぐ売り切れる)、来年モデルが出るまで確実に手に入らなくなりますから。

一度買ってしまえば、例えばどこかのパーツが壊れても、その部分だけ取り寄せることが可能ですので(アフターパーツは最近充実しているようです)、結構長く使えて良いですよ。

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