MOZU制作してきました
2012年12月16日
水野君をピックアップし、岡安製作所にMOZUフレームの制作に行って来ました。
神業的なサンダー(削る工具)テクでチェーンステーをキレイに仕上げる岡安さん。
もう何度もここで紹介していてTUBAGRAを長く見ている方にとっては耳にタコかと思いますが、MOZUフレームは、重要な箇所の加工や職人的な技術が要求される溶接作業は岡安製作所の岡安さんが担当しているものの、基本的なパイプの加工(カットや曲げ)はライダー自身が作業を行い仕上げられています。
ヘッドチューブやBBに肉抜き加工を行うMTB歴20年近い凄腕MOZUライダーの水野君。ポンチを打って肉抜き箇所のマーキングをしています。
パイプのザグリは自分が担当しています。なんだかんだ5年くらいこの作業を続けていますね。
パイプが重なりあう部分がピッタリ合うように、細かく丁寧にパイプを削っていきます。少しでも短く切り過ぎたら貴重で高価な国産クロモリパイプが無になるので、かなり気を遣いますね。
特に、お客様のMOZUフレームは細心の注意を払い制作しています。
ちなみに、MOZUフレームを1回に作れる本数は5縲鰀6本。作成に肉体的、精神的に負担が凄いので、これくらいが限界なんですね。
それと、今回の作成では2本のテストフレームを作成しています。
詳細はまだ内緒ですが、かなり実験的要素を含んでいるので、それが吉と出るか凶と出るか、非常に楽しみであり、恐ろしくもありますね縲怐B