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シルバーウィーク3日目・OYA-Z BMX JAM 2015 DAY2

2015年9月22日

シルバーウィーク3日目、正確には2日目の夜にOYA-Z BMX JAM 2015に参加するため家を出ました。途中で水野君と、ちょっと遠回りとなりますが千葉まで行ってAKIRA君をピックアップして山形県寒河江に向かいます。

水野君と運転を交代しつつ、途中のサービスエリアで5時間くらい寝て無理しないようにして(以前は数時間の睡眠でJAMに臨んで体調ボロボロだった)、朝8時前には現地に到着しました。

気持よく晴れて爽やかな寒河江スケートパークです。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015

受付では元TUBAGRAライダーの伊織君が参加者にRed Bullを配っていました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 受付でRed Bullを配っている元TUBAGRAライダー伊織君

安定したMCは八巻さんで、MOZUフレームを複数本所有するMTBライダーです。いつもお世話になっております!

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 メインMCの八巻さんと非公式キャラのOYA-Z君

今回、OYA-Z BMX JAMの非公式キャラ、OYA-Z君がいました。ダンボールの彼がそうです。

金髪の方が矢波(873)さんで、このOYA-Z BMX JAMの主催者となります。今回が最後となるこのJAMの開催の言葉をいただきました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 代表の矢波さんと撮影担当の草野さん

ちなみに現在、彼は金髪姿ですが、仕事に支障が出るということで、シルバーウィークが終わる前に坊主にして金髪の痕跡を無くすとのこと。

矢波さんの開催の言葉の後は参加者全員揃って山形弁のラジオ体操を聞きながら準備運動をします。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 山形弁のラジオ体操で全員で準備運動

笑えますが、これも毎年恒例で楽しみの1つだったりして。

 

OYA-Z BMX JAM 2015の最初のイベントは「寒河江名物! BOWL JAM」です。他にあまりない深くて大きいボウルを全部を使ったJAMになります。

僕がMTBを始めた頃に日本ナンバー1のBMXバートライダーだったアトムさんの高いエアー。まさか再び目の前で彼の高いエアーを見られるとは思いもよらなかったので感動しました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 ボウルJAMでアトムさんの超高いエアー

他にも色々なライダーが高いエアーだったり、スタイリッシュなコーピングのこなしを見せてくれて楽しかったです!

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 ボウルJAM

 

その後は急遽開催が決まった10段ステアーのダウンレールを使った 「レールJAM」がスタート。

さすがに10段ステアーなだけに恐怖心や難易度が上がるため、参加ライダーは限られました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAM

ここで見せてくれたのは、Z.E.N DISTRIBUTIONAliveIndustryのライダー達で、難易度高い迫力のレールトリックをたくさん見せてくれましたね。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAM

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAM

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAM

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAMのミナトさん

圧巻だったレールマニュアル!

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAMのミナトさん

レールJAMにはdrive24ライダーのAKIRA君も参加し、レールトリックをたくさん見せてくれました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 10段ステアーのダウンレールでダブルペグをするAKIRA君

AKIRA君のアイスピックグラインド。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 10段ステアーのダウンレールでアイスピックグラインドをするAKIRA君

上りレールでのトゥースピックグラインド。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 10段ステアーのダウンレールでグラインドをするAKIRA君

そしてレールフィーブルグラインドも安定メイク。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 10段ステアーのダウンレールでレールフィーブルグラインドをするAKIRA君

実はAKIRA君、レールフィーブルからのハード180をずーっと狙っていたのですが、今回は残念ながらメイクならず!他の誰もやっていないトリックだったので惜しかったなぁ!

今回のレールJAMで凄かったのが、女性BMXライダーのミナトさん。最初はダブルペグも躊躇していましたが、すぐにメイク!

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAMのミナトさん

さらにレールフィーブルを狙っていたものの何回も激しいクラッシュをし、普通なら諦めるところを何度も起き上がってひたすらトライし続け、最終的にクリーンメイクをしました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 レールJAMのミナトさん

これには本当に胸に来るものがありましたね。彼女は本当に凄いBMXライダーだと思います。

 

ライチタイムを挟んでようやく本番のJAMがスタート!

最初は40歳以上のライダー達による「OOYA-Z Class オーオヤジークラス」です。42歳の僕も当然このクラスにエントリー。

そして、最初の出走者は僕だったりするのですが(ここ3年連続自分がJAMの最初の出走者)、ここで大事件が発生。同じヒート(3人1組)のライダーの1人がRtoRの着地でバランスを崩して頭から転倒し、倒れこんだまま動かなくなりました。

みんなで急いで近寄ると、その方は意識がなくイビキをかいていて、危険な状態であることが分かりすぐに119番に連絡。幸いにもJAM関係者に看護師の方がいて、適切な処置をしていただきました。程なく救急車が到着し病院に搬送。その間、30分くらいでしょうか?

怪我して倒れた方のすぐ横で、その方のお子様が泣きじゃくっていたので、子供を持つ親の身としては、それが一番こたえる光景でしたね…(後に病院から連絡があり、大きな障害が残るような怪我じゃないことが分かって一安心)

他の「OOYA-Z Class オーオヤジークラス」のライダー達も、当然多くの方が子を持つ親だったりするので、改めてこの手のスポーツの怖さを知って萎縮してしまい、ライダーの間で「攻められない」雰囲気が蔓延していることをすぐに感じ取ることができました。

そんな重々しい雰囲気のままJAM再開となり、また再び自分から出走となります。自分としては「ライディングでこの雰囲気を変えないと!!」という思いが強くあり、当初の予定よりも勢いつけてレールに進入。が、先ほどのライディングから1時間近く経っていて身体が固くなっていたこともあり、フロントペグがレールに詰まって激しく前転。

周囲から「またやっちゃったか?」というざわめきが聞こえてきましたが、すぐに起き上がって満面の笑みで大丈夫ということをアピール(実は結構ダメージあった)。そこで大勢の方から大歓声をいただいていい感じに身体がほぐれたのと同時に、自分の闘争心に火が付き、今回の課題だったダウンレールでのハングオーバートゥースグラインドを(ちょっと雑だったけど)メイクすることができました。

水野君に撮ってもらったその時の下りレールでのハングオーバートゥースグラインド。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 ダウンレールでハングオーバートゥースグラインドをするサモ

他のライダー達もアグレッシブなライディングを見せてくれ、すぐに重たい雰囲気は吹っ飛んで、いつも通りのOYA-Z BMX JAMに戻りました。というか、オーオヤジークラスのみんなで盛り上げていくその一体感が凄くて、とても居心地の良いJAMを味わうことができましたね。本当に楽しかった!!

それにしても、まさか43歳の方が突然バックフリップをメイクしたのは驚きました。いやはや、40歳オーバーとは言ってもみんなそれぞれライディングの持ち味があり、レベルはかなり高いです!

 

続いて35歳〜39歳のライダーがエントリーする「OYA-Z Class オヤジークラス」がスタート。

この年代、バリバリなプロ現役のライダーが多いので、当然さらにレベルが上がります。

Z.E.N DISTRIBUTIONのPiROさんのボウル飛び出しの柵へのダブルペグストール。キレイに戻ってメイクです。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 OYA-Z Class オヤジークラス/35歳〜39歳

同じくZ.E.N DISTRIBUTIONのYOSSYさんによる高いヒップエアー。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 OYA-Z Class オヤジークラス/35歳〜39歳

そんなオヤジークラスに水野君もエントリー。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 バンクtoバンクでバニーホップをする水野

トライアル的なブレーキを多用したライディングスタイルで目立っていましたが、本人曰く「やりたいことが全然決まらなかった」ということで、ちょっと不完全燃焼だった模様です。

先に紹介した非公式マスコットキャラOYA-Z君、明らかにキッズバイクに乗っているにも関わらず、オヤジークラスにエントリー。ほとんど前が見えないようで、ただセクションを走ったのみでしたが。

非公式マスコットキャラOYA-Z君

 

 

次は15歳以下のライダーがエントリーする「KID-Z Class キッズクラス」がスタート。ぶっちゃけ、キッズといえど10歳を超えるくらいからレベルがハンパなくなりますね。180や360は当たり前、バースピンやターンダウンにそれらのコンビネーショントリックも多数見ることができます。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 KID-Z Class キッズクラス/15歳以下

僕の近所に住むシュン君に注目していましたが…

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 KID-Z Class キッズクラス/15歳以下

バックフリップで回転が足りずにフロントから刺さって着地。その瞬間を撮影しましたが、とても痛そうです。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 KID-Z Class キッズクラス/15歳以下

幸い、大きなダメージは無かったようで一安心です。

そして、過去に良く一緒に乗っているジョージ君もキレキレでした。R飛び出しからのターンダウン。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 KID-Z Class キッズクラス/15歳以下

そして、シュン君と同じ場所でバックフリップ!こちらはキレイにメイクしました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 KID-Z Class キッズクラス/15歳以下

それにしても、こんな小さなキッズライダーもJAMで普通にバックフリップをする時代になったんですね!

 

16歳〜25歳のライダーがエントリーする「YOUN-G Class ヤンジークラス」はTUBAGRAライダーKai君とdriveライダーのAKIRA君がエントリーしていました。

ここは気合いを入れてガッツリ撮影するところだったのですが、自分はその直前にお腹の具合が悪くなり、急いでトイレに駆け込み戻ってきたら、kai君のラストランが始まることろでした。大きくて斜面のきついバンクでバニーホップ360をするKai君。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 バンクでバニーホップ360をするkai君

そして、何とAKIRA君のライディングはすでに終わっており撮り逃すという、過去もっとも最悪な事態となったのでした。ああ、本当にすみません(号泣)。以後、二度とこのようなことにはならないようにします。

他のヤンジークラスのライダーでは、オーストラリアから来たという外国人ライダーが凄かったです。誰よりもボウルセクションで高く飛び、下のようなトリックを連発していました。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 YOUN-G Class ヤンジークラス/16歳〜25歳

さらにこちらでも見せてくれたのが女性BMXライダーのミナトさん。R飛び出しのバックフリップです。

山形県寒河江スケートパークでOYA-Z BMX JAM 2015 YOUN-G Class ヤンジークラス/16歳〜25歳

1回回転が足りず前刺さり転けをして大ダメージを負ったにも関わらず、先のレールJAMよろしく転んでもすぐに起き上がり再トライして2回目でメイクしました。

 

と、ここで次の26歳〜34歳のライダーがエントリーする「KOYA-Z Class コヤジークラス」を観戦&撮影する予定が、先の怪我人による中断と、レールJAMなどイベントを途中から挿入したため、夕方の段階で2時間もスケジュールが押していることが判明。

明日の朝からAKIRA君は普通に仕事があり、自分も朝早くに親戚の家に行かなくてはいけない用事があるので、コヤジークラスの観戦と、その後の表彰式には出ず、急いで東京に戻ることにしました。

シゲさん、撮影できずにすみません…
OYA-Z BMX JAMは、毎回思うことですが、運営側の体勢や、それをサポートするライダーや関係者のみなさまの総合力が素晴らしいです。こういったイベントを自分も何度も企画・運営した経験があるからこそ、それを実感してしまいますね。

 

という訳で、今回が最後となったOYA-Z BMX JAMではありますが、私個人としては、Kai君の世代のライダー達が引き継いで新しいJAMを開催してくれることを激しく期待しています!こんな素晴らしいイベントを企画し実行していた先輩方がすぐ近くにいるのだから、それはそれ程難しいことではない気がしますよ。

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