27.5インチホイールMTBの斜め刺しバニーホップの効果
過去に斜め刺しバニーホップの高さの優位点を24インチホイールMTBのSHAKAを使って検証した記事を書きましたが、今回、27.5インチ(650B)ホイールMTBのcroMOZU275でも同様に検証してみました。
斜め刺しって、ホイールが大きくなればなるほど、その効果も大きくなると思ったからです。
※もちろん、バニーホップで高く飛ぶ要素は、刺しのスタイルばかりではなく、実際のところ、「どれだけ強い力で踏み切ることができるか」「刺すまでのクイックな動き」が大きな割合を占めるのは言うまでもありませんので、あくまで指標の1つとして読んでみてください。
27.5インチホイールMTBでの通常の刺しの姿勢
腕を思い切り刺し出し、お尻の位置を極限まで後ろに下げてもホイールの頂点近くに乗ってしまい、それほどお尻の位置は低くなりません。
27.5インチホイールMTBでの斜め刺しの姿勢
一方、斜め刺しになるとホイールと身体は一切干渉せず、乗車姿勢で極限まで身体の位置を下げることができます。
2枚の写真を重ねて、その差を分かりやすく表現してみました。
お尻の高さの違いは20cm以上は確実で、上手くフレームをかわせばその差は30cm近くになる可能性もあります。24インチホイールの時よりもその差は顕著となり、これはどう考えてもホイール径の大きなcroMOZU275では斜め刺しで行くべき!という答えがそこにあるのでした。
もっとも、斜め刺しでの身体の動きを実際のバニーホップやエアーでできるのか?と問われれば、悲しいかなそうは問屋がおろしません。地面でやってみた斜め刺しのカタチを空中で実践するには、それなりの練習が必要ということです。
今日の朝活BIKEで携帯ジャンプランプをキッカケに試してみたものの(横風が強くて思い切りやれなかった、という言い訳もありますが…汗)、この程度しか入りませんでした。
それでも頑張ってみるも、飛び上がりながら身体をフレームの横にずらそうとする際にシートの先端が左腿の外側に刺さってとても痛く、それが思い切った斜め刺しを本能が拒絶。うう〜、これはじっくりと取り組まないと駄目そうです。
何はともあれ、croMOZU275での「刺し」は完全に斜め刺し方向で行くことに決めたので、もう後には戻れません。
TUBAGRAライダーYAMATO君のこの斜め刺しを目標に頑張ります。