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ハードに使い続けてきた一眼デジついに終了

2017年5月8日

僕が日々TUBAGRAのWebサイトで公開する画像の殆どは、愛機であるNikonのフルサイズ一眼レフデジタルカメラである「D610」で撮られています。(※一部iPhoneで撮った画像もあります)

Nikon D610 単焦点レンズ Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

Nikonの一眼デジを使い慣れた僕にはマニュアルを見なくても殆どの機能を使いこなせたし、フルサイズCMOSで撮影〜処理された画像はとても美しく(特に林などの奥行き感や抜けの良さが)、色調補正もし易いので、趣味に撮影仕事に日々の最高の相棒となっていました。

 

だったのですが、2年前の朝活BIKE&FISHの最中、多摩川に落として完全水没。1mの水底におよそ20秒間ブクブク沈んでいて、センサー内やレンズ内にもおよそヤクルト1本分の浸水がありました。

川に飛び込んで引き上げたらすぐにバッテリーを外し、何もしないで1週間、風通しの良い日陰で自然乾燥させたところ、1週間後に電源入れたら無事に起動。もちろん付いていたレンズも問題無く動きました。

 

そこから3ヶ月、水没以前と何ら変わりなく毎日Nikon D610を使い続けていたのでした。「Nikon D610最強すぎる!」この段階で僕のNikon信仰は絶対なものに!

 

あの日までは…

 

寝起きの腹巻き叶大

息子の育児の最中、トイレに行きたくなった僕は3Fに息子を残し(当時の息子はチャイルドゲートを開けることはできなかった)、2Fにあるトイレへ行きました。用を足して出ようとした直後、扉の外から何か重たい物が転げ落ちたようなすさまじい衝撃音が。

急いでトイレから出て見渡すと、水没しても無事に動いていた、僕の仕事用のデスクの上に置いてあったハズの「あの」Nikon D610が転がっているじゃないですか!

まさか、お前… パパが勝手にトイレに行っちゃったから、構ってもらいたくてカメラを3階階段上から2階下まで投げ捨てたのか?(ブルブルブル)

 

気持ちを落ち着かせてカメラを起動してみたところ、無事に液晶は付いたしダイヤル類ボタン類も生きている、レンズも動く。「なーんだ、全く壊れてないじゃん!Nikonやっぱり凄いな!」なんて思ってファインダーを覗いたところ、ボヤけて被写体をまともに見ることができません。

ああああ!!ついに壊れたー!!

 

とはいえ購入してギリギリ1年未満でメーカー保証が効くため早速Nikonに発送。よし!これで問題無く直る!!

なんて思っていた矢先、Nikonのサービスセンターより電話。「お客様のカメラは水没した跡があるため保証外となり、一切修理はできません」とのこと。

「有償でも構わないので何とかシャッターだけでも取り替えてください!」と泣きついても駄目で、ファインダーが壊れた状態で我が家に戻ってきました。

 

まー、でもファインダーが無くても背面液晶を使えばちゃんと写真が撮れるので、まるでコンデジみたいな扱い方で使い続けることに。(※さすがにこれだと仕事には使えないので、仕事用に新古品のNikon D610を新たに購入した訳ですが)

 

水没Nikon D610と散田(サンタ)式自撮りリモート機器 JTK3-L

そんな経緯から、水没したり3階から投げ捨てられたりと、散々な目にあったNikon D610はさらに風雨にさらされたり、時には自撮り中に僕が誤ってMTBで撥ねたり轢いたりしても壊れることがなく、元気に良い写真を取り続けてくれていました。

(たぶん僕がNikonの悪いユーザーの鏡だと思います…)

 

そして昨日、GW最後の日に行った自由が丘のパフェ屋さんでオシャレなパフェの写真(?)を撮ろうとカメラを取り出し、背面液晶で見ながら撮ろうとしたら…

完全に壊れたと思われるNikon D610

液晶が真っ暗だったり、薄暗く映ったり、横線が激しく入った状態で映ったりと、どうやっても普通に表示されません。バッテリー抜き差ししたり、叩いたり(←逆効果)しても全然駄目。

こうなるとこのカメラは殆ど使い物になりませんね。

これを機にハンパなく酷使し続けたこのNikon D610を引退させることにしました。

 

最後に撮ってくれた(自撮り)44歳になったばかりの僕のライディング写真。

croMOZU275 3rd TEST多摩川河原サイクリングコース 斜面で斜め刺しバニーホップ

良い写真の数々を本当にありがとうございました!

※他の方には推奨しない僕の一眼デジの使用例ですので、絶対に参考にしないように(汗)

 

 

さて、問題は次にどのカメラを購入するか、です!

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