MTBコースがある「森のまきばオートキャンプ場」に行ってきました
先日、千葉県袖ケ浦市にある「森のまきばオートキャンプ場」に行ってきました。ここはMTBコースがあるということで、昨年から行ってみたいと思っていたキャンプ場だったのです。ついに実現しました!
着いてすぐにテントを組み立て、初めてキャンプ場に持参したcroMOZU275で喜びのバニーホップ。すごく無理やり感のある構図の写真(↑)ですね…
相変わらず「テニス肘」は治っていないのでバニーホップをする度に激痛。痛みを我慢し何とか10回程でタイミング合わせた自撮りでした。
キャンプ場を散策してみます。さすがに平日なので利用客はまばら。今回も開放感たっぷりのオートキャンプをすることができました。
敷地内には羊や山羊、ウサギがいて息子は大喜び。そして一部お湯が出る水飲み場や、キレイに清掃されたトイレが等間隔で設置されていて、快適に過ごせる要素がてんこ盛り。これは良いキャンプ場かも…!家からアクアラインを使って1時間弱で到着できる近さも◯。
今回のオートキャンプでの我が家のチャレンジは「薪ストーブ」。
前回のキャンプでは極寒の気温にコテンパンにされ、焚き火に張り付いて何とか寒さをしのいで大変だったので、そのリベンジもあっての導入です。
ちなみに薪ストーブをテント内でそのまま使用すると、よほどの換気をしないと、当然の如く中の人は一酸化炭素中毒になってしまいます。かと言って盛大にテントを開け放って換気すると外気が入りすぎてテント内の気温も下がりストーブを導入する意味がありません。
ということで、テント内で薪ストーブを使用するには、換気をするための煙突の増設が必須となるのです。
ただしこの煙突が非常に厄介で、薪ストーブの換気口の形状、テントから煙突を外に通す方法など諸々考えると、選択肢がたくさんあり過ぎて「これだ!」という「絶対の方法」が存在しないのが現状です。(※テント内のストーブ設置は一酸化炭素中毒の危険性からメーカーは推奨していないため「メーカー品が存在していない」ということもあり)
そのため、かなりの部分でD.I.Yが必要になりまして、それが冬キャンプを楽しむ人たちのアイディアや技術力、センスが出ることで、ハードルが上がっていると同時に楽しみの醍醐味にもなっているのです。
そんなことで、この度、ウチの奥さんがストーブのチョイスから、煙突をテント脇に突き出す仕組みもすべて決めて自作!
煙突は高温になるため、テントが触れたらあっという間に溶けてしまうので、断熱材や板を駆使して煙突を通します。強い風が吹いてなびいたテントが煙突に触れない距離も計算しての曲げの位置も決めてあり、抜かりはありません。
もちろん多少のことでも煙突が倒れない、火の粉が出てテントが溶けないような対策もバッチリ行っています。
陽が傾くとすぐに気温は氷点下に。
それでもテント内は12〜4度に保たれ、家の中でくつろぐ並の快適さをもたらしてくれました。前回はスニーカーを履いてて地面からの冷気で死んだ足先も、今回は家族全員ウインターブーツでガッツリ対策。うーん、温かくてストレスゼロ!!
薪ストーブはテント内を温めてくれるだけでなく、湯沸かしや料理作りでも大活躍。一気にキャンプの快適さ・楽チン度合いが向上しましたね。
テント内での薪ストーブ使用では必須の一酸化炭素警報機もしっかり設置しています。万が一の故障や電池切れでの事故を防ぐため念押しの2個設置。
それにしても快適なテントの中でこのようにも思いました。極寒の中、焚き火でギリギリしのいでいた前回の方が「キャンプしている」実感は強かったなーと。かと言って、この楽チンさを味わってしまうと戻るのも困難な訳で。
朝7時前、トイレのためにテントの外に出てみると一面凍っていて銀世界。今のところ自分はキャンプでこの瞬間が一番好きだったり。心が洗われるような感動が味わえます。
せっかくなので、croMOZU275に乗ってキャンプ場内を散策。
ついでに昨日テント設営やらでドタバタして行けなかったMTBコースにも行ってみたところ…
「路面凍結で走行禁止」の看板が!!
仕方がないので敷地内のジープロードをモリモリ走ってテントに戻りました。残念だー!!(泣)
暖かい季節にまたリベンジしたいと思います。
次回は同じMTB乗りの人たちと来てみたいな。今回MTBコースは走れなかったですけど、見ての通りロケーションは最高です。
テントに戻ったら奥さんが薪ストーブで熱々のコーンクリームチーズパスタ(実は昨夜余ったうどん)を作ってくれていました。冷え切った身体で食べるこの朝食は最高の美味しさ!!
croMOZU275と同じく今回初めて持ち込んだ息子のヨツバサイクルも大活躍。
滞在時間の半分以上をライディングに費やしていたほどでした。
基本的に敷地内は斜面ばかりで平地があまり無いので、長い坂を補助輪付きで時間かけて上ってからの高速ダウンヒル〜長距離ドリフトを何十回も繰り返したりと、息子なりに自転車を満喫していましたね。
ジープロードの高速ダウンヒル(↑)。この直後、コーナーを曲がりきれず藪に突っ込みました。
そんな息子に触発されたのか、隣のテントの小さな女の子が毎回付いて来るようになり、終いには息子に懐いてしまいました。
さらに自転車に乗りたがったので、僭越ながらその娘のお父様よりも先に自分が自転車体験をさせていただき… すみません!
よく見たらそのお母さんは超有名な芸能人の方でした。(その夜のblogに載ってて特定)
そんなこんなでたっぷり楽しめた今回の「森のまきばオートキャンプ場」。これはまた行きたいな。MTBコースは走れなかったですけど、満足度はかなり高かった!
あと、次のキャンプの予定は3月の中旬で富士山の近く!(と、奥さんは言っている)雪は大丈夫なのだろうか?心配です。