Mさんの個人レッスンの流れを紹介
今日はお馴染みとなりました、今年56歳のMさんの個人レッスンを行いました。
Mさんはもともとロードバイク乗りで、50代半ばからMTBにも乗り始めています。
最初はフルサスオールマウンテンバイクを購入しトレイルや常設コースを楽しまれていましたが、さらにMTBでのライディング技術を向上させたい、近所でMTBに乗って楽しみたいとハードテイルMTBを購入。そこで自己流でバニーホップなどの練習を始めますがなかなか上達しないため、TUBAGRAで個人レッスンサービス(有料)を行っていることを知り、申し込んでいただいて今に至っています。
個人レッスンを続けている最中に「もっと扱いやすいハードテイルMTBに乗りたい」と、日本のMTBレジェンドである和田ハジメさんが店長のトレイルストアでakaMOZUを購入しフレームを乗せ替え。
最初は基本的なバニーホップを習得していただき、気軽に10cmほどの段差に飛び乗ったり飛び降りられるように。
その後、携帯ジャンプランプやスケートパークのBOXジャンプを駆使してジャンプを「何となく」ではなく、論理的に頭で理解して、安定して飛べるようになっていただきました。こうすることで空中で斜めに飛ばされたりするリスクがグッと少ないジャンプテクニックが身に付きます。
ジャンプテクニックをしっかり身に付けた後は、バックサイド(着地面)に合わせたノーズダイブを習得。ノーズダイブにおいても、「何となく」ではなく、頭でしっかり理解して、その動きができるようにしていただきました。
単発のジャンプでバックサイドにノーズダイブ込みでできるようになったら、次はそれが連続するジャンプ(連ジャン)を習得。最初はハードテイルMTBであるakaMOZUでトライしていただき、安定して飛べるようになったら…
Mさんが普段トレイルや常設コースで乗られているフルサスオールマウンテンバイクに乗り換えて、同じように連ジャンを飛べるように。基本的にジャンプ系テクニックはハードテイルMTBでしっかりできれば、フルサスMTBでもちょっとコツを覚えるだけでできるようになるのです。
あえてフルサスMTBでも習得していただくのは「トレイルや常設コースでもハードテイルMTBと同じように格好良く飛び走ってもらいたい!」という想いがあるから。
そして今回、ジャンプテクニックの魅力であるジャンプトリックにチャレンジしていただきました。
今回はジャンプトリックへの第一歩であるハイエアーを習得。
普通にジャンプを飛ぶだけでなく、少し上向きに飛ぶテクニックを覚えていただいたのです。さらにリアを引き上げてリアタイヤがお尻にヒット、も確実にできるようになりました。これに腕を真っ直ぐ伸ばせるようにすれば、まずは刺しエアーの完成です。
次回予定しているレッスンでは、「連ジャンにハイエアーを混ぜる」へのトライを予定していますが、きっと今のMさんの実力なら確実にできることでしょう。
他にもバニーホップ180やパークでのエアターンに繋げるための、斜面でのポゴターンを習得していただき、今回のレッスンを終了しました。
Mさんは基本テクがしっかりしているので、転倒やヒヤッとする失敗を一切することなく終えることができたのが良かったですね。
個人レッスンを終え帰宅。
今週は自宅仕事が詰まっているので、あまりパークなどには乗りに行けず近所の多摩川河原がメインです。でもそれなりに楽しい!