フォレストバイクで日本マウンテンバイク協会の指導者養成講座を受講してきました
自分は長らくバニーホップ講習会を開催してきて数多くの人たちにバニーホップやジャンプのやり方をレクチャーしてきましたが、ここに来て一般的なマウンテンバイクのレクチャーを依頼される機会が増加。
今までの通り我流でレクチャーするのも良いのですが、世間的に見るとマニアックなバニーホップ講習と違って一般的なマウンテンバイクの乗り方を質問してくる方は「MTB初心者」である場合が多く、もっと根本的な・広義な意味でのマウンテンバイクの基礎テクニック・装備・マナーなどをレクチャーする必要が出てきました。
ということから、日本でマウンテンバイクの講師・インストラクターを養成する機関や資格は無いのか?と調べたところ、すぐに出てきたのが「日本マウンテンバイク協会(Japan MountainBike Association = JMA)」の普及・指導者養成講座。この講座を受講し、2019年1月に開催される検定に合格するとJMA公認の指導者・インストラクターの資格を得られることができるのです。
そんな訳で早速申し込み、この土日2日にかけて小田原にあるMTBコースFOREST BIKE(フォレストバイク)で行われたJMAの指導者養成講座を受講してきました。
良くお邪魔するスマイルバイクパークの次に都心から近いMTBパーク・コースであるFOREST BIKE、今回が初めての来訪です。
集まった受講生は20名程。講師の方は4人構成でスタート。
マウンテンバイクを走り出す前の機材やウェア・装備のチェック、効果的な準備運動の仕方、スクールを受ける生徒さん達の年齢層に合わせた対応の仕方までを教えていただき、得られる物が多すぎてメモを取るペンの動きが追いつかない程でした。
ライディングの基本姿勢から制動方法、コーナリングなどの正しいやり方とその教え方を平地で教えていただいた後は、FOREST BIKEの施設を利用して段差の上り下り。
丸太の超え方などの初心者ライダーへの安全な教え方、フォローの仕方などを学びます。
急斜面の安全な降り方なども。自分たち自身が実践するのはもちろんなのですが、そのやり方を分かりやすくスクール受講者に伝える方法を学ぶことがメインだったり。
夕方になると宿泊施設に移動し、夕飯後にカリキュラムを元に座学も。
泊まる施設の雰囲気から昼食の配給の仕方などが懐かしすぎて、まるで小中学生の頃に林間学校に行った記憶が蘇るのでした。大人になってこういった体験が再びできるとは思わなくて嬉しかったです。
翌日、午前中は大雨で昨日の続きのフィールドを使った受講ができるか危ぶまれましたが、何とか雨はあがってお昼前から再開。昨日、講師の方に教えていただいたレクチャーを、今度は自分たち受講者が先生役となり模擬的にレクチャー。いやー、なかなか難しかった!
最後に、特別に自分が講師役となり、今回参加してくれた皆様にバニーホップ講習を行いました。今回学んだノウハウを盛り込んだ模擬レクチャーとして。
ポゴ(ホッピング)とバニーホップの違い、バニーホップの実践的メリット、練習する際に身体を痛めない効果的なストレッチ方法、実際のバニーホップの構造の説明とやり方、効果的に練習できるコツ、トレイルなどにある丸太超えのやり方、ファイアークラッカーのやり方などを、所要時間10分に巻きで説明させていただきました。
そんな訳で2日かけて行った指導者養成講座は終了。ただし、これでマウンテンバイクの講師・インストラクターになれる訳ではなく、2019年1月に開催されるJMAの検定に合格しなければいけません。それまでに今回学んだことを頭に叩き込み、実技をしっかり練習しないといけないのです。
ちなみにめぼしい実技としては、2m四方のエリアで30秒スタンディングで耐えることと、30cmの段差をステアケースでしっかり登れることがあります。
30cmのステアケースは全く問題ないとして、20年間MTBをやってきて初めてちゃんとトライしたスタンディングが結構下手くそだと判明。4回トライして30秒超えて止まれたの2回だけ、というメイク率50%という散々たる状況。ヤバイ!来年の1月までに100%できるように練習しないと(汗)
受講が終わった後は、FOREST BIKEのコースを少し走らせていただきました。
それほど長い訳ではありませんが、横に縦にと動きがあってとても楽しいコースでしたね。自分は無駄に飛んで走ってみました。楽し〜い!
他の方たちも「マウンテンバイクの講師・インストラクター」を目指すだけあってバイクコントロールに長けている方が多かったです。もっと一緒に走ってセッションしたかった!
FOREST BIKEのコースは路面も良いので、今度、奥さんや息子を連れて遊びに行こうと思います。家から1時間ちょっとで行けて、パンプトラックもあるし、きっと2人も楽しめることでしょう。
そういえば、 土曜日にJMAの指導者養成講座に行く直前、近所の多摩川で朝活BIKE&FISHをしたのでした。
前日の上流の雨の影響か流れが速くて30g以上のシンカー付けてようやく底をとって誘うこと30分。根掛かりかと思ったらナマズでした。
頭上に樹木、足首まで水に浸かった狭い足場という今年最悪な状況で20分かけてGET。
いやー疲れた!それでも27.5インチホイールと同サイズです。やったー☆