ヨツバサイクル YOTSUBA26に乗ってみた
先日、このTUBAGRAサイトを良くチェックしてくれているという長野在住のmasaさんが、以前ここで紹介したヨツバサイクルの26インチホイールバージョンであるYOTSUBA26(47,000円)をご購入。
そしてわざわざ「試乗してみませんか?」というありがたいお誘いの言葉をいただけたので、この度、新横浜スケートパークで合流し乗せていただきました。
このYOTSUBA26は対象年齢が10歳、身長135cmからで、一応子供を対象としていますが、26インチホイールを使用していることから、もしかしたら大人も乗れるんじゃないか?と期待されるMTBの1台です。
それでmasaさんは購入してみたものの、まず子供用のクランクが短すぎたので、大人もちょうど良い長さの「クランク:SRAM NX 1x X-SYNC GXP 32T(1x11S) 170mm」に交換。
他はグリップやチェーン、シートポストなども変更されていますが、それ以外はほぼノーマルです。
早速乗せていただきバニーホップをしてみました。リジッドフォークの肩下が短く、それでいてハンドルライズがそれ程高くないので、微妙に前下りのポジションで上手くフロントアップができず、バニーホップはちょっとやりづらいです。そして若干ヘッドアングルが立った印象を受けます。
この対処法としては、35mmなどの短いステムに変更し、3インチライズの高めのハンドルバーにすれば多少ともフロントアップは軽くなるでしょう。
一番良いのは80〜100mmストロークのサスフォークをインストールすることかと思います。ヘッドアングルも寝てポジションはナチュラルになるしでバッチリ。というか本来は上の写真のようにサスフォークを入れた仕様がベーシックのような…。
ちなみにサスフォークを入れたバージョンも製品化されています。
正直に言ってしまうと、バニーホップやダートジャンプなどをしてみたい方は、最初からサスフォークやディレイラーが付いたUP GRADE SERIES(65,000〜71,000円)のモデルをご購入いただいた方が間違いないように思います。
せっかく新横浜スケートパークに来ているので、YOTSUBA26で軽くパークセクションで乗せていただきました。
前下りの慣れないポジションのため、BOXジャンプはちょっと飛びづらいものの、慣れればバックサイドまで普通に飛べるようになります。
クォーターパイプのエアターンも車重がそれほどでもないので普通に行うことができます。※masaさんのYOTSUBA26はリアタイヤの空気圧が低く少しでもコーピングにゲシると一瞬でリアタイヤはパンクするため、リップ上に大きく飛び出すエアターンは控えました。
結論から言わせてもらうと、小学校高学年〜中学生辺りを対象として作られているYOTSUBA26は、大人がガンガン乗るMTBとしは大々的にオススメするのはちょっと控えたいところです。万が一、大人が乗って壊しても、そこは自己責任ということで。
それでも乗りたい場合は、前述の通り80〜100mmストロークのサスフォークを入れが方がバニーホップやジャンプをやりやすいポジションになるし、山道を走ったりするには都合が良いですね。つまり、UP GRADE SERIES(65,000〜71,000円)を最初から買った方が間違いないかと。
あと、このフレームは若干横剛性が足りないように感じたので、バニーホップ180などの回転系をやり過ぎるとフレームのシートステー付け根辺りのシートチューブにクラックが入る可能性もあります。
masaさん、この度はYOTSUBA26に乗せていただき、さらにバニーホップやスケートパークライディングができる貴重な体験をありがとうございました!
実は現在、FUKUROUにフレームバッグ付けようか悩み中だったり。せっかくフレームの真ん中にこんなに広い空間がありますし。
もちろん収納するのは今でも毎日持ち歩いている釣り道具や一眼デジタルカメラに三脚など撮影機材一式。
さて、どこのバッグを付けようかしら?
仕事の合間に多摩川で軽くアクションライディング。
台風で大胆にえぐられた土手をバニーホップドロップして遊びました。着地してすぐにブレーキかけないと多摩川にそのままドボンとなるので注意が必要だったり。
そのついでに多摩川でルアーを使ったシーバス(スズキ)フィッシング。
お陰様でこんなサイズ(60〜70cm)が毎日1匹は釣れる素晴らしい環境が家からMTBで2分にあることを感謝です。