ズーラシアの隣にできた「トレイルアドベンチャー・よこはま」を走ってきました
よこはま動物園ズーラシアの隣に2月末オープンしたMTBコース「トレイルアドベンチャー・よこはま」をこの度、1人で行って走ってきました。
MTBの知り合いの多くが既に走った感想をSNSなどで発信していて、1人乗り遅れた感がありましたがようやく…(汗)
以下には「トレイルアドベンチャー・よこはま」に行って走ったまでの体験を、今後この投稿を読まれている方が初めて行かれる際に参考になるような構成にしてあります。
ではスタート!
よこはま動物園ズーラシアの駐車場のある道路をどん詰まりまで車で走っていくと、そこにズーラシアの北門駐車場があります。
そこに車を停め、来た道路を少し戻り坂を上ると、上の写真のようなフェンスの入り口があります。
入り口を通って右を見るとキレイなトイレのある施設が。
トイレはここしか無く、フィールドに行った後にトイレに行きたくなると相当な距離を戻らないといけないので、念の為に行っておいた方が良いかと思います。トイレは最新でとても清潔感がありますね。
さらに進んで行くと、エントランスらしき看板と、営業中であることを知らせる「OPEN」の看板が。
樹木の上に巨大なアスレチック施設が登場。ついつい見とれたまま通り過ぎそうになるのですが…
何とMTBコースの利用料を支払う施設はこのフェンスの奥にあるのです!
通り過ぎてそのままMTBコースに行ってしまうと、これまた結構な距離を戻ることになるので(※自分がそうでした)、最初に来たら必ずここから入るようにしましょう。
アスレチック広場を縫って進んで行くと、このような施設が現れます。
この施設の右奥に自販機がありまして、ここでチケットを購入します。分からないことがあればスタッフの方たちが優しく教えてくれるので、そんな時は気兼ねなく話しかけましょう。
自販機のアップ画像。
MTBコース利用のチケット(3時間2,500円)、またはレンタル品(MTBやヘルメットなど)の支払いもここで済ませます。もしMTBコースの受付まで行って「あ、レンタルのチケット買うの忘れました」となっても、スタッフの方たちを困らせてしまうので、忘れずにここで購入しておきましょう。
そんな訳でようやくMTBコースに到着しました。駐車場から200mはあったでしょうか。
雑木のチップで敷き詰められた、なかなか大きな広場となっています。
テーブルにはレンタルのヘルメットや、受付の筆記用具などが置いてあります。
レンタルバイクはヨツバサイクルのキッズバイク数サイズ分にeMTB、太めのタイヤを履いたフルリジッドMTBがズラリと。
何かをレンタルすると、シルクスクリーンでロゴの文字がプリントされたグローブ(軍手)がプレゼントされます。
初回の方には必ずスタッフの方より禁止事項やコースの説明が20分ほど。
「トレイルアドベンチャー・よこはま」のコースMAP。
一番難易度が低い緑のコースがGREEN TRAIL(グリーントレイル)、中レベルがBLUE TRAIL(ブルートレイル)、難易度が高い高レベルがRED TRAIL(レッドトレイル)となっています。
それでは、早速走っていきましょう。
まずは一番難易度が低い、初心者向けのGREEN TRAIL(グリーントレイル)から!
樹木を縫う方にコースが走っています。上りも下りもとても滑らかな路面。
そこをMTBで走っていくのですが、まず自分がとても新鮮に感じたのが、バームやパンプのコブで構成されたコースを登って行くこと。
従来からある他のMTBコースやトレイルなどの上りは砂利やガレたままの路面だったりで、ひたすら我慢して漕ぎ上げていくところが殆どです。
「トレイルアドベンチャー・よこはま」のように滑らかでライン取りを気にしながら上り走っていくという体験をMTB歴20年超の自分は体験したことがなく、正直それだけで面白くて感動してしまいました。
唯一、要改良と思ったのは滑りやすい関東ローム層の土質そのままなコース路面。雨が降ってから2日間晴れが続いていたにも関わらず、気を抜くと簡単にブロックタイヤがツルンといくほどスリッピーなのです。この点は滑りづらくなる粒の大きな砂を撒くなどして対応したら良いのではと思いました。
難易度が低い初心者向けのGREEN TRAILでも各所に滑らかなコブがあり、バニーホップを入れると写真のようにフワッと飛ぶことができます。
初心者向けコースと言えどバームもしっかりあって、攻めた走りをすることも。
続いて中レベルがBLUE TRAIL(ブルートレイル)を走ります。
BLUE TRAIL(ブルートレイル)とRED TRAIL(レッドトレイル)はスタート地点が共通となっています。
GREEN TRAILと同じような滑らかな上りを進んでいくと、途中にBLUE TRAILとRED TRAILの分岐地点が。今回は右のBLUE TRAILに進んで行きます。
コース途中にもMAPが配置されており、自分が今どこを走っているか確認することも。
中レベルのBLUE TRAIL(ブルートレイル)の真骨頂は最高地点からの下りです。程よい加速で通過すると浮遊感が得られるコブと、右に左に振られるコースはまさにフロートレイル!
時折パンプトラックのコブも配置されており、プッシュプルで加速したり、上の写真のようにロールして抜けていくのも気持ちがイイ!
バニーホップを入れれば浮遊感たっぷりな連続ジャンプを決められる箇所もあります。基本的に自発的に飛ばなければすべて舐めて走っていけますので、ジャンプが苦手なライダーも安心です。
GREEN TRAILよりも深くて高く作られているBLUE TRAILのバーム。思い切り攻められます!
最後に高レベルのRED TRAIL(レッドトレイル)にチャレンジ!
左側のルートを進んで行きます。
少し走るとコースを遊歩道が横切っており、遊歩道優先でロープが張られています。
さらにRED TRAILを進んで行くには、このロープを外すか、MTBを持ち上をまたいで行く必要があります。
ロープを超えると、すぐに連ジャンが出現。
ここからしばらくは連ジャンエリアに突入となり、ジャンプの経験があるライダーはなかなか楽しめるのではないでしょうか。序盤のジャンプは少々タイトですがエアートリックを決めることも可能。
後半のジャンプは木々の間を飛んでいくかたちでジェットコースター感満載です。
連ジャンエリアを動画にまとめてみましたので、どうぞご覧ください。
そんな感じで2時間みっちり走ったらヘトヘトに。3時間も走る前にへたばってしまい、スタッフの方としばらく雑談して撤収することにしました。
「トレイルアドベンチャー・よこはま」にはどんなMTBがマッチするかと問われたら、基本的にコースの半分は上りなので、シングルギアよりもディレイラー(変速機)のあるMTBが絶対にオススメです。あと、最高にマッチしているのはeMTBなのかも…上りがさらに楽しくなります。
そしてどんなお客さんに向いているかと問われると、上り坂もグイグイ行ける自転車に乗り慣れたお子さんのいるご家族(坂が上れないとコースを楽しめない)、MTBに乗り始めたばかりのグループ。もちろんソロでも楽しめます!そして最後にMTBに乗り慣れた方でしょうか。乗り慣れた方だからこそ深く楽しめるコースでもあります。
駐車場から出る時に駐車料金1,000円を支払います。1人で行くと2,500円+1,000円=3,500円となるので、少しでも安く済ませたいのなら、複数人で車に乗り合って行くと良いかも知れません。
ということで、「トレイルアドベンチャー・よこはま」なかなか良いMTBパークでした。
関東には既にスマイルバイクパークやフォレストバイクがあり、それに「トレイルアドベンチャー・よこはま」が加わることで、関東のMTBライダーたちの遊びの選択肢はさらに拡がるのかと思います。それぞれコースの性格が異なりますし。本当に良い時代になったなぁ…
トレイルアドベンチャー・よこはま
住所:〒241-0001 神奈川県横浜市旭区上白根町1425-4
電話:090-4750-0720
営業時間:9:00~17:00(季節により変動あり)※駐車場は17:00まで
近頃また寒波で真冬に逆戻り「今季はもう行かない」と言ったクロダイスポットに前言撤回しBIKE&FISH。
序盤無反応で「さすがに3月半ばはもう駄目か」と諦めかけたその時REALIS SHADで出ました50cm!
色々なシャッドを使ってきましたけど、やっぱりDUOのREALIS SHADが一番自分にしっくり来ました。
1個千円ちょっとだし、行きつけのタックルベリーでいつでも買えるし、多摩川に効きそうなカラーを揃えておこうかな。