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Amazonで話題の格安フルカーボンサドルとシートポストをcroMOZU275に装着しました

2016年5月22日

前回の投稿「Amazonで話題の格安フルカーボンサドルとシートポストを買ってみました」のフルカーボンサドルとシートポストを自分のcroMOZU275に装着して、さっそく朝活BIKE&FISHで使ってみました。

ちょうど家から4.5km先の釣りのスポットに行き往復9kmを走り(8割ダート走行)、途中にある盛土でバニーホップ180も行ったので、おおよそのメリットやデメリットが分かったように思いますので、ここに紹介します。

 

まず、装着してみるとこんな感じ。シートポストをめいいっぱい伸ばした、長距離走行バージョンです。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbonとシートポスト 3k カーボンをcroMOZU275に装着しました

本当はもう少しサドルの向きを上に傾けたかったのですが、ヤグラの構造上これが限界でした。

 

1.走行編

家を出て走り出します。サドルはハッキリ言ってカーボン材だけなので固く、そして滑りやすいですけど、路面がスムースな舗装路を走る分には特に問題はありませんでした。今までのドロッパーポストが付いたサドルとの重量差は543gではありますが、この段階ではその軽さは特に実感できません。

 

そして、多摩川河原の主に砂利が敷き詰められたジープロードを走ることとなり、いよいよ肝心のダート走行での、このサドルとシートポストのポテンシャルが分かります。

まず、少しでも小石や路面の凸凹などでリアタイヤが突き上げられると、お尻に鋭い衝撃が来て痛いです。

数百メートル走った段階で、サドルに座っていることが苦痛になり、立ちコギがメインで行きたくなる衝動に駆られました。とはいえ、ここで立ちコギにしちゃうとサドル&シートポストの特徴が分からないので、我慢して座り続けます。

 

しばらく走っていると、シートポストのヤグラ部分からカタカタ音がなり始めました。

バイクを降りて調べてみると、下の画像の赤枠のボルトが緩んでいることが分かりました。このボルトのトップにはアーレンキーの穴もあるものの、構造上、手持ちのアーレンキーが入らず指で締め上げるしかなく、その固定が弱くてジープロードの凸凹の衝撃で緩んだものと思われます。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

いくら指で締めあげても、数百メートル走ったらすぐに緩んでカタカタ言い出すため、形状がほとんどペンチの釣った魚の口から釣り針を外す道具であるフックプライヤーで挟んで締めあげたら、ようやくしっかり固定されました。

 

さらに走りだすと、シートクランプの辺りから「カチ!」と鋭く乾いた音が。「これは何の音?」と思いながらも、モリモリとペダリングしてジープロードを進んでいくと、どうも凹凸でお尻が跳ね上げられる瞬間に「カチ!」という音が鳴ることが分かりました。

そして、微妙にシートポストが沈んでいることも。

 

このシートポストの説明ページには、「このシートポストはカーボン製なので、あまりシートクランプを強く締めすぎると割れる」とトルクレンチの適正数値の記載もありました。でも、自分はトルクレンチは持っていないので、とりあえず、シートポストが簡単には動かない(回らない)程度にシートクランプを締め付けています。

それでも、凹凸を通過する度に「カチ!」と音を出して数ミリずつ沈み込んで行くので、さらに強くシートクランプを締め付けました。その結果、ちょっとの凹凸では音と沈み込みはなくなったものの、強めの凹凸を通過すると再発してしまいました。

そもそも、カーボン製品の組み付けは滑り止め用の特殊グリスを塗る必要がある、とうことで、それを使わなかった自分のミスですね。

ここはひとまず目をつぶって(諦めて)、先を急ぎました。

 

 

2.アクションライディング編

激しく飛んだり回ったりする際にサドルの位置が高いと邪魔なため、一番下までシートポストを下げます。いわゆるサドルベタ下げ状態。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbonとシートポスト 3k カーボンをcroMOZU275に装着しました

本当を言うと、前述した通り、もう少しサドルが上に傾く角度が自分の理想なのですが(トップチューブと平行になるくらい)、ヤグラの構造上、これが限界でした。

ちなみに、シートポストを前後逆付けにすると、自分の理想なサドルの角度のベタ下げ状態になります。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbonとシートポスト 3k カーボンをcroMOZU275に装着しました

が、この向きで走行用にシートポストを伸ばすと、シートの位置が手前になり過ぎ、滑るサドル面でお尻がずり落ちてまともに走れません。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbonとシートポスト 3k カーボンをcroMOZU275に装着しました

見た目も最高にかっこ悪いので却下です。

 

そんな訳で、自分としては納得いかないサドルの角度のベタ下げ状態で、例の盛土を使ったバニーホップ180をしてみました。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbonとシートポスト 3k カーボンをcroMOZU275に装着しました

軽い準備運動の後に、例の盛土に突っ込んで行きます。

うん、何となく回転が軽いような…そうでもないような… でも連続メイクできた!

croMOZU275 2nd TEST多摩川河原サイクリングコース 盛土バニーホップ180

何だかんだ言って、いつもは失敗の多いこの盛土でのバニーホップ180で連続メイクもできたので、今までのドロッパーからの543gの軽量化は良い影響があったのかも知れません。

とはいえ、何度か失敗した際、サドルに右足の膝の内側を引っ掛けた数カ所にミミズ腫れができていました。やはり、このカーボンサドルは固くて(角は取ってあるものの)鋭利なため、少しでも皮膚に引っ掛けると、それなりのダメージがあるようです。

 

ハイ、以上のことを踏まえまして、格安フルカーボンサドルとシートポストのメリット、デメリットをまとめてみました。

 

 

【格安フルカーボンサドル&シートポストのメリット

 

・サドルとシートポストの総重量292gでダントツに軽い

・サドルのデザインがとてもシャープで好きな人にはたまらない

・何となくバニーホップ180などの回転系の動きが軽い気がする

 

 

【格安フルカーボンサドル&シートポストのデメリット

 

・シートポストのヤグラの構造上サドルの角度があまり変えられない

・サドルの座面が固いので路面の凹凸を通過した衝撃がお尻に直に伝わり痛い

・サドルの座面が滑りやすい

・ヤグラのシートレール固定ボルトが路面の凹凸を通過した衝撃で緩みやすい

・路面の凹凸を通過した衝撃でシートポストが沈み込む ← カーボン製品の組み付けは滑り止め用の特殊グリスを塗って回避可

・技をした際にサドルの端が足に接触するとミミズ腫れになる

 

あ、あれ?デメリットの方が多いぞ。

 

結論

やっぱりこのフルカーボンサドル&シートポストはMTBで使うには無理がありました。まぁ、それは分かりきったことではあります。MTB用ではないのですから!

気持ち的には、専用じゃなくても多少の妥協で「意外と使える!」という事を期待しつつ、そうでなくても、考えられる範囲でもっとも低いコストで激軽シート回りを手に入れ、現状よりも500g軽くしたバイクを体験したかった!という欲求があって、それが叶って良かったです。

 

とは言いつつも、何だかんだ2つを購入するのにトータルで8,000円くらいかかっているので、もうちょっとメリットがあって欲しかったですが、走ればお尻は痛いし、技やって足に引っ掛けるとこれまた痛いし…

すみません。明日から今までのドロッパーポスト+サドルに戻します。

 

このフルカーボンサドル&シートポストは壊れなかったので、しかるべき方面に提供し、真っ当な用途に使ってもらおうと思います。

Amazonで話題の格安フルカーボンサドルとシートポストを買ってみました

2016年5月21日

自分はcroMOZU275にカーボンホイール FORMOSA Carbon Rims 275を使っていて、半年間続いているほぼ毎日のバニーホップや回転系などのアクションライディングにおいて、耐久性は全然問題ナシ!バッチリ使える!という事実から、近頃は他のカーボンパーツにも興味を持っています。

バイクを軽量化したい!」という欲求よりも、「カーボンパーツってどれくらいアクションライディングに耐えられるんだ?」という興味の方が上回っている感じですね。

そんなことで、近頃、話題になっている?Amazonで販売されている激安のフルカーボンサドルとシートポストを(ネタとして)購入してみました。「このフルカーボンのサドルとシートポストもアクションライディングに耐えられるのか?」を調べるために。

Amazonで買った激安中華フルカーボンサドルとシートポスト

ちなみに、このサドルは2,050円で、シートポストは5,800円と、いわゆるカーボンパーツとしてはあり得ないくらい安いです。

 

まず、最初に紹介するのは、商品名が「超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon」です。Amazonのページにはブランド名の表記はありません。上にも書いた通り、価格はたったの2,050円。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

梱包をといて取り出してみると、(上の画像の)サドル左上側に白い汚れみたいな物がありましたが、手で拭いたら普通に取れました。汚れとか傷とか、見た目的な問題は無いですね。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

サドルを横から見ると、その薄さが良く分かります。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

カーボン製のサドルレールは縦方向に長い楕円になっており、上からの衝撃に強くなっているように見えます。

裏面はこんな感じ。サドルにレールが接着されている部位以外は、余計な物が付いていません。

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

そのおかげで、手に取った時の軽さのインパクトがとても大きいです。笑っちゃうくらい軽い!

Amazonで買った格安 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon

重量は商品名でうたっている通りジャスト98gでした。

 

そして、次は商品名「超軽量 182g~210g フル カーボン 自転車 シートポスト 3k カーボン」です。こちらもページにブランド名の記載はありません。

Amazonで買った格安 超軽量 182g~210g フル カーボン 自転車 シートポスト 3k カーボン

ヤグラ部分はオーソドックスな作り。

太さはcroMOZU275フレームに合う30.8mmを選択。サドル径として良くある30.9mmとしていないのは、品質のバラつきで万が一シートポストがフレームに入らないケースを、あえて0.1mm減らすことにより回避しているのでしょうか?

Amazonで買った格安 超軽量 182g~210g フル カーボン 自転車 シートポスト 3k カーボン

重量を計ってみると194gで、商品名にある重量の範囲内ですね。

Amazonで買った格安 超軽量 182g~210g フル カーボン 自転車 シートポスト 3k カーボン

そんな訳で、サドル98gとシートポスト194gを合わせて292gということが分かりました。

 

自分が今まで使っているサドルはcharge BIKES SPOONと、シートポストはドロッパーポスト(シートポストの長さを可変可能)のDA BOMB Cannon R Dropper Seatpost 30.9mmで、2つ合わせた重量を計ってみると…

サドルはcharge BIKES SPOONで、シートポストはDA BOMB Cannon R Dropper Seatpost 30.9mm

ズバリ835gでした。

ドロッパーポストは長さ可変機構の都合上、重たいのは仕方ないので(その分、乗車しながら長さを可変できる強大なメリットがある)、この重量は妥当です。

とはいえ、その差は543g。

 

果たしてこの重量の差を、乗ってみてどれだけ体感できるのでしょうか?

そして、フルカーボンのサドルやポストの形状の使い勝手は?

さらに、自分が行うMTBのアクションライディングに耐えられるのでしょうか?

 

とにかく興味は尽きませんが、装着して使ってみた感想は明日の投稿で。

ついにアレが届きました、そうアレが

2016年5月20日

今日も朝5時半に起床し、6時前には多摩川河原をcroMOZU275で走っていたのですが、遊びたいと思っていたいくつかの地形の近くには女子ソフトボールチームの方たちや、犬の散歩の人たちがいて断念。

仕方ないので、自分にとって不人気の、一見飛べそうで、実は意外と飛べない逆Rバンクに来ました。ここは周囲に誰もいません。

croMOZU275 2nd TEST多摩川河原サイクリングコースの草バンク

結構、そそり立っているように見えるバンクのクセに、中腹くらいで踏み切らないと全然飛べないガッカリ感がハンパないのです。

 

それでも、とりあえずはバニーホップ180くらいは数回メイクしておきました。

croMOZU275 2nd TEST多摩川河原サイクリングコース バンクバニーホップ180

これはこれで楽しいです。

朝活BIKE&FISHは水温が低すぎてヌマチチブ(ダボハゼ)しか釣れず。刺激が足りない…。明日は根本的に釣り方を変えてみるか。

 

急いで会社から帰った後は、奥さんが息子を連れて実家の北九州に帰省するので、羽田空港までクルマで送りに行きました。

帰省する奥さんと息子を羽田空港に送ってきました

平日の遅い時間(21時過ぎ)のガランとした寂しい羽田空港、意外と好きです。

奥さんと息子を見送った後は、一人で家までドライブして帰る訳ですが、いやはや猛烈に寂しいですね。数日後には東京に帰ってくるのですが、それまで一人きりです。あーあ(泣)

 

家に戻ると、Amazonに注文していたあるモノが届いていました。

話題の?格安中華フルカーボンサドル(2,050円 98g)と、同じく中華フルカーボンシートポスト(5,800円 194g)です。

Amazonで買った激安中華フルカーボンサドルとシートポスト

手にとって見ると、シートの方は笑っちゃうくらい軽いです。そして、あまりにも安いし、それでいてAmazonの評価もそれほど悪くないので、耐久テスト(破壊テスト?)として、ネタ的にcroMOZU275に付けてしばらく使ってみることにします。

明日にはこれらのカーボンシートとシートポストを装着した様子と、実際使ってみた様子を紹介します。お楽しみに!!

How to バニーホップ180の動画を正式に公開しました

2016年5月19日

昨日Facebookに公開したHow to バニーホップ180の動画を、けんぷっぷさんより正確な英文をいただきまして、BGMを付け全体的に微調整をしてYoutubeに公開しました。けんぷっぷさん、本当にありがとうございます!

 

という訳で、バニーホップ180が上手くいかない方、これからバニーホップ180にトライしてみたい方は、是非ともこの動画をご参考ください!

昨日の投稿でも書きましたが、バニーホップ180を行うにあたっては、事前に首まわり、肩まわり、腰まわり、足首などのストレッチを入念にしておくことをオススメします。慣れないウチは思いもしない力が関節や筋などに加わり、身体を痛める可能性がありますので。

それと、「バニーホップして180回る」ことに慣れていないと、最初はバニーホップとして肝心の「踏切=地面をちゃんと蹴る」を忘れてしまう方が結構多くいらっしゃいます。バニーホップ180とはいえ、結局のところ「バニーホップ」なので、踏切は意識して、しっかり行いましょう。

 

そうそう、朝活BIKE&FISHは相変わらずヌマチチブ(ダボハゼ)ばかりが釣れます。今朝も、通りがかった散歩のおじさんと世間話しながら3匹釣りました。

まー、でもヌマチチブは珍しくないし、写真も撮らなくなっていますが…。やっぱり釣り上げるのに神経を使う、30cm以上の大きさがある魚を釣りたいです。

ナマズは完全に時期を逃しちゃったし…(泣)

朝一でバニーホップ180のHow to動画を作ったのだが

2016年5月18日

今日はいつもより遅い朝6時に起床。昨日まで冷たい雨が降り続いた影響で多摩川の水温は低いし増水してるし濁っているしで、どうせ魚は釣れないので釣りはキャンセル。

そんな訳で、croMOZU275に乗り近所の多摩川河原の公園に行きました。思ったよりも路面は濡れており、乗れる場所はかなり限定されましたね。

今日の朝活BIKEは、バニーホップ180のHow to動画を作って公開することを目標としました。

っても、公園に到着したら6時半を過ぎていて、急がないと家事や出勤時間に間に合わないので、猛スピードで撮影を開始します。

 

結局、30分でバニーホップ180のHow to動画に必要なシーンの撮影を行い、急いで家に帰って1時間弱で動画の編集に着手し、プレビュー・レンダリングの最中に日本語と英語の文章を作ってまとめ上げました。

そして、家事(家族の朝食作りと息子のオムツ替えと着替え)をする時間ギリギリに動画は完成し、Facebookに公開したのが下のモノになります。

BGMも無いし、とても素っ気ない動画で恥ずかしい。さらに英語の説明文なんて、急いで作ったからたくさん間違っているんだろうなー(汗)

 

今、自分が思いつく範囲でバニーホップ180を簡単に完成させるための要素を盛り込んだつもりですが、動画内にあまり文章を入れすぎてゴチャゴチャしちゃうのを避けるため、入れなかった情報も無きにしもあらずです。

その1つが、事前に準備運動をしっかりすること。首まわり、肩まわり、腰まわり、足首などは入念にストレッチしておくことをオススメします。

それと、「バニーホップして180回る」ことに慣れていないと、最初はバニーホップとして肝心の「踏切=地面をちゃんと蹴る」を忘れてしまう方が結構多くいらっしゃいます。バニーホップ180とはいえ、結局のところ「バニーホップ」なので、踏切はしっかり行いましょう。

 

一応ですね、今夜になったら文章やなどいくつか書き直し、動画の長さも微調整を行ってYoutubeに公開し直す予定です。

 

今回の動画で、1人でも多くの方が、安全にバニーホップ180を習得していただければ幸いです。

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