フロントアップ
2011年3月29日
自転車で技をする上で、超基礎的な動きの1つがフロントアップです。前後の荷重移動を上手く使い行います。
バニーホップなど、全ての技はここから始まります。
フロントアップの説明です
ペダルは水平にし、リラックスした状態で、適度な速度で進入します。画面では左足が前側に来ていますが、それは各ライダーの好きな方で結構です。無意識にバイクにまたがってペダルを水平にした際、自然とペダルが前側になった足が、「前足」となります。日本人はどうやら「右足前」が多いようです。 |
上の状態から肘と膝を曲げ、軽くかがみます。 |
かがんでからすぐに腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。すると、フロントタイヤが上がり、フロントアップが完成となります。注意するのは、この際に肘が曲がっていないことです。 もし肘が曲がっていたら、腕で引き上げている事になります。また、最初からいきなり強く腰を引きすぎると後転して背中を地面に打ち危険なので、徐々に力を入れていき、程よいフロントアップの感覚を掴みます。 そういう意味では、最初はヘルメットを被っていた方が安全です。 |
フロントが下がり始めたら、リラックスした状態でフロント着地に備えます。 |
フロント着地。肘を軽く曲げ、衝撃を吸収します。 |
フロントアップでバイクを前に投げ出す練習フロントアップで後ろにまくれても上手く逃げる動作を説明します。また、この動作を覚えると、自分のバイクがどれだけ強くフロントアップすると、後ろにまくれるかの限界値も分かります。今後、安全に練習するためにも是非、覚えておいた方が良い動作です。 |
程よい速度からの進入から、通常のフロントアップ同様、最初にかがみます。ただ、通常のフロントアップよりも鋭く早くかがんでください。 |
鋭く早くかがんだ状態から一気に腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。明らかに、通常のフロントアップよりも早くフロントが上がってきます。 |
明らかにフロントアップし過ぎる感覚があったら、バイクの後ろに飛び降りる準備をします。曲げていた膝を伸ばし、斜め後ろに飛び降りるようにペダルを押し離します。 |
バイクを前に流し、無事、身体とバイクが離れた状態で、両足で着地したら完成です。この動作はバニーホップやマニュアル練習の際も、失敗から安全に回避するためにも重要なので、通常のフロントアップと同じように身に付けておきましょう。 |
フロントアップを動画で説明します

ペダルは水平にし、リラックスした状態で、適度な速度で進入します。画面では左足が前側に来ていますが、それは各ライダーの好きな方で結構です。
上の状態から肘と膝を曲げ、軽くかがみます。
かがんでからすぐに腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。
フロントが下がり始めたら、リラックスした状態でフロント着地に備えます。
フロント着地。肘を軽く曲げ、衝撃を吸収します。
フロントアップでバイクを前に投げ出す練習フロントアップで後ろにまくれても上手く逃げる動作を説明します。また、この動作を覚えると、自分のバイクがどれだけ強くフロントアップすると、後ろにまくれるかの限界値も分かります。
程よい速度からの進入から、通常のフロントアップ同様、最初にかがみます。ただ、通常のフロントアップよりも鋭く早くかがんでください。
鋭く早くかがんだ状態から一気に腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。明らかに、通常のフロントアップよりも早くフロントが上がってきます。
明らかにフロントアップし過ぎる感覚があったら、バイクの後ろに飛び降りる準備をします。曲げていた膝を伸ばし、斜め後ろに飛び降りるようにペダルを押し離します。
バイクを前に流し、無事、身体とバイクが離れた状態で、両足で着地したら完成です。この動作はバニーホップやマニュアル練習の際も、失敗から安全に回避するためにも重要なので、通常のフロントアップと同じように身に付けておきましょう。
適度な速度で進入します。最初は自転車の中央(BBの上の位置くらい)に身体の中心を置くようにします。ちなみに、適度な速度とは、速すぎず、自分が何かアクションをする上で、安心できるスピードのことをいいます。
勢いよく上半身を前に出します。
上の動作とシンクロさせ、足をつま先立ちさせるようにし、ペダルのピンをソールに引っかけ後ろ斜め上に蹴り上げるようにします。
上の説明だとちょっと分かりづらいので、まずは左の画像をご覧ください。前方方向に荷重すると同時に、両足をつま先立ちさせるように曲げ、意識としては足の裏でペダルを掴むようにペダルに押しつけ、ソールにペダルのピンを引っかけます。
リアが上がりきったと思ったらハンドルを押し、身体がバイクの中心にある通常のポジションに戻すようにしてリアを落としていきます。とはいっても、最初はリアは数十センチしか上がりません。
リアタイヤが着地して完成。その際は必ず通常ポジションで。何度も繰り返し練習し、身体に染み込ませてください。
ゆっくりとしたスピードで進入します。
肘と膝を曲げ、上体を落として力を貯めます。
腕と足を使い、一気に地面を押して上に伸び上がります。ここでも肝心なのが足の使い方です。足の使い方が上手くできていないと、ただの中途半端なフロントアップになってしまいます。
リアアップと同じように、両足をつま先立ちさせるように曲げ、意識としては足の裏でペダルを掴むように足を押しつけ、ソールにペダルのピンを引っかけます。リアアップと少し違うのはこの後で、リアアップが足を使って後ろ斜め上に蹴り上げるのに対し、ホッピングは足単体で意識せず、身体全部で伸び上がるようにします。
前後輪が浮いたらリラックスし、若干膝を曲げ着地に備えます。ここで肘と膝を曲げ、バイクを引き付けると(少しは)高く飛ぶことができますが、この動作に慣れてしまうと、後々ジャンプを覚える際に「変なクセ」となって、大変な障害になる場合があります。
肘と膝を曲げ、着地の衝撃を吸収します。






































