バニーホップバースピン(投げ回し型、撫で回し型)
この技は、自分の中でもとても難易度の高い技です。
しかし、メイクできると色々な技と繋げることもできるので、是非メイクしてください!!
今回は2種類のハンドルの回し方を紹介します。(TEXT by 工藤)
バニーホップバースピン(バージョン1:投げ回し型)
ハンドルを早い段階で投げ離すタイプのバースピンです。
適度な速度で進入速すぎると失敗した時に怪我をするので、適度な速度でアプローチしてください。 |
フロント荷重高めのバニーホップをするために、深く沈みこみます。 サスペンションの場合でも、なるべく深く沈みこんでください。 |
差すときに余裕ができるように、思い切り引き付けて上に伸び上がります。 |
ここで差しながらハンドルを回し始めます。左右にぶれないように、ハンドルを回し始めると同時にサドルを挟みます。サドルを挟むとき、ペダルをしゃくるようにしてリアを上げてちょうどいい位置(少し膝が曲がるぐらい)で挟みます。 |
左手はは思い切りハンドルを投げ始めます。逆の手はハンドルから離し、取りに行く準備をします。 ※このとき、回した手と逆の手が暴れないようにすぐにお腹のほうに持っていきます。 |
左手は完全に投げきった状態です。ハンドルを回すときに回すほうの手は、90度ぐらいはハンドルをしっかり握っていて、そこから離し始めるのですが、完全に離すのではなく手を軽くパーに近いような形にして押し投げます。 逆の手は待つのではなく自ら取りに行きます。 |
ここで、回した手と逆のほうの手はハンドルをキャッチした状態です。突き指などをしないように、しっかりハンドルを見ましょう!!ここでキャッチしたら、ハンドルの勢いに任せるのではなく、ハンドルを握ったら前に突き出すようにして、360度回りきった位置にもっていきます。 |
回したほうの手を、ハンドルに戻します。※ハンドルに戻したとき着地したとき安定しないので、しっかりハンドルを握ってください。逆の手がキャッチしたからといって、気を緩めずに回したほうの手は素早くハンドルに戻してください。 |
着地した後、左右にぶれないようにハンドルをしっかりにぎり、腰を引き着地のダメージを吸収します。 |
バニーホップバースピン(バージョン2:撫で回し型)
最後の方までハンドルから手を離さず回すバースピンです。
このまわし方は、投げてからがちょっと違います。バージョン1ではこの状態ではすでに離しているのですが、こっちは離さずに手を触れさせたまままわします。 |
手前の動作の、ためひきつけ、投げ始めまで一緒です。
完全に投げきらずに、180度以降をパーの状態で追い続けます。 |
逆の手をキャッチし、まわしてるほうの手もキャッチの体制に入ります。 |
着地。バージョン1とたいした差は無いのですが、ジャンプや、180でやるときなどに取りミスが少なくなるので安全なやり方です。 |
バニーホップバースピンの動画です
前半がバージョン1のバースピン、後半がバージョン2のバースピンとなっています。
[youtube width=”640″ height=”390″]http://www.youtube.com/watch?v=8i6kYy-59hg[/youtube]

適度な速度で進入
フロント荷重
差すときに余裕ができるように、思い切り引き付けて上に伸び上がります。
ここで差しながらハンドルを回し始めます。左右にぶれないように、ハンドルを回し始めると同時にサドルを挟みます。サドルを挟むとき、ペダルをしゃくるようにしてリアを上げてちょうどいい位置(少し膝が曲がるぐらい)で挟みます。
左手はは思い切りハンドルを投げ始めます。
左手は完全に投げきった状態です。
ここで、回した手と逆のほうの手はハンドルをキャッチした状態です。突き指などをしないように、しっかりハンドルを見ましょう!!
回したほうの手を、ハンドルに戻します。※ハンドルに戻したとき着地したとき安定しないので、しっかりハンドルを握ってください。
着地した後、左右にぶれないようにハンドルをしっかりにぎり、腰を引き着地のダメージを吸収します。
このまわし方は、投げてからがちょっと違います。バージョン1ではこの状態ではすでに離しているのですが、こっちは離さずに手を触れさせたまままわします。
手前の動作の、ためひきつけ、投げ始めまで一緒です。
逆の手をキャッチし、まわしてるほうの手もキャッチの体制に入ります。
着地。バージョン1とたいした差は無いのですが、ジャンプや、180でやるときなどに取りミスが少なくなるので安全なやり方です。
クォーターパイプへの進入
踏み切る準備
バニーホップをする
エアー
着地に備える
着地
適度なスピードでリップに進入
力を貯める→フロントプッシュ
フロントがリップにかかり
リアタイヤでリップを踏み切る
空中に飛び出る
エアーを堪能
落ち始めるので着地に備える
着地
着地のショックを吸収
ペダルは水平にし、リラックスした状態で、適度な速度で進入します。画面では左足が前側に来ていますが、それは各ライダーの好きな方で結構です。
上の状態から肘と膝を曲げ、軽くかがみます。
かがんでからすぐに腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。
フロントが下がり始めたら、リラックスした状態でフロント着地に備えます。
フロント着地。肘を軽く曲げ、衝撃を吸収します。
フロントアップでバイクを前に投げ出す練習フロントアップで後ろにまくれても上手く逃げる動作を説明します。また、この動作を覚えると、自分のバイクがどれだけ強くフロントアップすると、後ろにまくれるかの限界値も分かります。
程よい速度からの進入から、通常のフロントアップ同様、最初にかがみます。ただ、通常のフロントアップよりも鋭く早くかがんでください。
鋭く早くかがんだ状態から一気に腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。明らかに、通常のフロントアップよりも早くフロントが上がってきます。
明らかにフロントアップし過ぎる感覚があったら、バイクの後ろに飛び降りる準備をします。曲げていた膝を伸ばし、斜め後ろに飛び降りるようにペダルを押し離します。
バイクを前に流し、無事、身体とバイクが離れた状態で、両足で着地したら完成です。この動作はバニーホップやマニュアル練習の際も、失敗から安全に回避するためにも重要なので、通常のフロントアップと同じように身に付けておきましょう。
適度な速度で進入します。最初は自転車の中央(BBの上の位置くらい)に身体の中心を置くようにします。ちなみに、適度な速度とは、速すぎず、自分が何かアクションをする上で、安心できるスピードのことをいいます。
勢いよく上半身を前に出します。
上の動作とシンクロさせ、足をつま先立ちさせるようにし、ペダルのピンをソールに引っかけ後ろ斜め上に蹴り上げるようにします。
上の説明だとちょっと分かりづらいので、まずは左の画像をご覧ください。前方方向に荷重すると同時に、両足をつま先立ちさせるように曲げ、意識としては足の裏でペダルを掴むようにペダルに押しつけ、ソールにペダルのピンを引っかけます。
リアが上がりきったと思ったらハンドルを押し、身体がバイクの中心にある通常のポジションに戻すようにしてリアを落としていきます。とはいっても、最初はリアは数十センチしか上がりません。
リアタイヤが着地して完成。その際は必ず通常ポジションで。何度も繰り返し練習し、身体に染み込ませてください。






































