TUBAGRA(ツバグラ)

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バニーホップバースピン(投げ回し型、撫で回し型)

バニーホップバースピン(2バージョン)
2011年9月12日

この技は、自分の中でもとても難易度の高い技です。
しかし、メイクできると色々な技と繋げることもできるので、是非メイクしてください!!

今回は2種類のハンドルの回し方を紹介します。(TEXT by 工藤)

バニーホップバースピン(バージョン1:投げ回し型)

ハンドルを早い段階で投げ離すタイプのバースピンです。

バニーホップバースピン01-01適度な速度で進入
速すぎると失敗した時に怪我をするので、適度な速度でアプローチしてください。
バニーホップバースピン01-02フロント荷重
高めのバニーホップをするために、深く沈みこみます。
サスペンションの場合でも、なるべく深く沈みこんでください。
バニーホップバースピン01-03差すときに余裕ができるように、思い切り引き付けて上に伸び上がります。
バニーホップバースピン01-04ここで差しながらハンドルを回し始めます。左右にぶれないように、ハンドルを回し始めると同時にサドルを挟みます。サドルを挟むとき、ペダルをしゃくるようにしてリアを上げてちょうどいい位置(少し膝が曲がるぐらい)で挟みます。
バニーホップバースピン01-05左手はは思い切りハンドルを投げ始めます。
逆の手はハンドルから離し、取りに行く準備をします。
※このとき、回した手と逆の手が暴れないようにすぐにお腹のほうに持っていきます。
バニーホップバースピン01-06左手は完全に投げきった状態です。
ハンドルを回すときに回すほうの手は、90度ぐらいはハンドルをしっかり握っていて、そこから離し始めるのですが、完全に離すのではなく手を軽くパーに近いような形にして押し投げます。
逆の手は待つのではなく自ら取りに行きます。
バニーホップバースピン01-07ここで、回した手と逆のほうの手はハンドルをキャッチした状態です。突き指などをしないように、しっかりハンドルを見ましょう!!
ここでキャッチしたら、ハンドルの勢いに任せるのではなく、ハンドルを握ったら前に突き出すようにして、360度回りきった位置にもっていきます。
バニーホップバースピン01-08回したほうの手を、ハンドルに戻します。※ハンドルに戻したとき着地したとき安定しないので、しっかりハンドルを握ってください。
逆の手がキャッチしたからといって、気を緩めずに回したほうの手は素早くハンドルに戻してください。
バニーホップバースピン01-09着地した後、左右にぶれないようにハンドルをしっかりにぎり、腰を引き着地のダメージを吸収します。

バニーホップバースピン(バージョン2:撫で回し型)

最後の方までハンドルから手を離さず回すバースピンです。

バニーホップバースピン02-04このまわし方は、投げてからがちょっと違います。バージョン1ではこの状態ではすでに離しているのですが、こっちは離さずに手を触れさせたまままわします。
バニーホップバースピン02-04手前の動作の、ためひきつけ、投げ始めまで一緒です。

完全に投げきらずに、180度以降をパーの状態で追い続けます。

バニーホップバースピン02-05逆の手をキャッチし、まわしてるほうの手もキャッチの体制に入ります。
バニーホップバースピン02-06着地。バージョン1とたいした差は無いのですが、ジャンプや、180でやるときなどに取りミスが少なくなるので安全なやり方です。

バニーホップバースピンの動画です

前半がバージョン1のバースピン、後半がバージョン2のバースピンとなっています。
[youtube width=”640″ height=”390″]http://www.youtube.com/watch?v=8i6kYy-59hg[/youtube]

エアターン(低めのリップ)

エアターン(低めのリップ)
2011年7月1日

あまり高くないクォーターパイプ(1.5m以下)でのエアターンを説明します。
そのまま飛ぶとプラットホームに行ってしまうので、コーピング付近でバニーホップをする必要があります。

進入スピードを上げれば高く飛べますが、バニーホップをするタイミングがシビアになって難しいです。
自分がコントロール出来るスピードに慣れてから、徐々にスピードを上げていくと良いかと思います。

高いエアターンでX-UPやテーブルトップ(インバート)を入れられるようになると格好いいです。

カービングターン、ホッピングターンが出来るようになったらチャレンジしてみてください。

エアターン(低めのリップ)の説明です

クォーターパイプへの進入
適度なスピードで進入します。
リップに対して真っ直ぐというよりかは、多少は回る方向に傾いた進入角度が良いと思います。 

最初からいきなり速いスピードで進入をしてしまうと、身体と目が追い付かないため危険です。
自分のコントロール出来る範囲のスピードで何度も挑戦し慣れてから、徐々にスピードを上げていくと良いでしょう。

踏み切る準備
飛ぶ前から回りこまず、あくまで真っ直ぐ(進入角度は多少斜めだが)進入します。
コーピング付近にフロントがかかる直前にフロントタイヤを押し、バニーホップをする体勢を作ります。
バニーホップをする
リップの面に対して垂直方向に飛び上がるようにバニーホップをします。
コーピングギリギリで飛んだ方がより高く飛べるので、ちょうど良いポイントを何度も飛んで探しましょう。
いきなりコーピングギリギリを狙うと、間に合わなかった時にリアがすっぽ抜けて危険です。
エアー
頂点ではフロントを軽く前にだし、身体をニュートラルなポイントに持っていきます。
ここでビビって身体を起こすと着地でリアがコーピングに引っかかるので、身体は地面と水平になるように意識します。 

戻る付近を見るようにすると、自然と空中でバイクも戻る方向を向きます。

着地に備える
戻る付近を見ながら着地に備えます。 

ここでリアを出すとコーピングにリアタイヤが当たって(「ゲシる」という)パンクするか、もしくはリアタイヤがコーピングに引っかかり身体がボトムに投げ出される危険性があるので、気持ちリアを引き付けながら着地するようにします。

着地
フロントから先に着地をした方が着地後に安定します。

エアターン(低めのリップ)の動画です

TUBAGRAトリックエアターン01」のビデオ
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ノーマルジャンプ小

ノーマルジャンプ小
2011年6月29日

ジャンプの基礎の基礎。X-UPやるにもテーブルトップ(インバート)やるにもまずはノーマルジャンプが出来ないと話になりません。最初はリップ(ジャン プ台のこと)を上手く使って踏み切るのが難しいですが、沢山飛びまくってそのタイミングなどを身体に覚え込ませましょう。
それと、ノーマルジャンプにおいてもバニーホップがある程度出来ていないと踏み切りの面で苦労する事になるので、是非とも先にバニーホップは覚えておきましょう。

ちなみにこの画像ではリップの高さが30cmくらいの携帯ジャンプランプを使って飛んでいますが、ハッキリ言ってこのサイズのジャンプランプで飛ぶのは リップの長さが短いのでクイック過ぎて難しいです。また、着地は平地になり衝撃を多く受けるためバイクに良くありません。可能でしたら腰高くらいのリップ とバックサイド(下り斜面)のあるジャンプで練習することをオススメします。

ノーマルジャンプ小の説明です

適度なスピードでリップに進入
そのジャンプ台のサイズや飛びたい距離に見合ったスピードで進入します。ジャンプ台ギリギリ近くまでペダリングしていると、飛び出した瞬間にバランスを崩しやすいので危険です。ある程度距離があるところでペダリングを止め、ニュートラルポジションで落ち着いて進入しましょう。
力を貯める→フロントプッシュ
ジャンプ台のリップ部分に差し掛かる直前(左図と同じくらいの位置)で瞬間的にフロントに荷重します。地面を押す、ということでしょうか。そして同時に膝に力を貯めます。
この動作はフロントプッシュと言い、失速しないでリップを飛び出すためにとても重要です。
この際、目線はしっかり飛ぶ方向を向きましょう。下手に足下を見ていると飛び出した瞬間バランスを崩したり、あらぬ方向に飛んでいってしまう場合があります。
フロントがリップにかかり
フロントタイヤがリップを駆け上がります。その際にフロントプッシュの反動を利用します。すると斜面を上がる際にもフロントに荷重がかからず、失速せずにリップを駆け上がることができます。この時点でフロント・リアタイヤで同時に飛び上がるホッピングは絶対にしないこと。リアタイヤがリップを通過する前に飛び上がってしまうため、飛ぶ力が殺されてしまいます。バニーホップだと自分でフロントを上げますが、ジャンプの場合はジャンプ台がフロントを上げてくれる、と意識しましょう。
あと、この瞬間にフロントを多く押せばフロント上がり気味のジャンプに、少なく押せばフロントの下がった低い弾道のジャンプなりますので、自分で色々調節してみましょう。
リアタイヤでリップを踏み切る
感覚的に斜め前に伸び上がります。リアタイヤがリップを抜けきる直前に、力を貯めていた膝を一気に上に伸び上がる力に換えます。ここでどれだけのタイミングと力で伸び上がるかで、ジャンプの飛距離や高さが変わってきます。
伸び上がる感覚ですが「足の裏を意識してペダルを通して地面を押す」です。素早く行いましょう。ちなみにこのタイミングを間違えると、リップを通過した後に踏み切りスカったり、早く踏み切り過ぎてリップの頂点にリアタイヤが引っかかり前転したりするので気を付けましょう。

この部分は一番重要なので、最初は全開で伸び上がらず、何回も軽い力で踏み切りのタイミングを身体に覚え込ましてから、徐々に力を入れていきましょう。当然進入速度やジャンプの高さ、リップの角度等により、このタイミングは変わってきます。

空中に飛び出る
肩や膝の力を抜き、リラックスした状態で空中に飛び出ます。
最初はただ普通に飛ぶだけで気持ちが良いと思うので(人によってはまだ怖い)、とにかく沢山回数を飛んでリップを踏み切るタイミングを身体で覚えましょう。それに慣れてきて、刺激が足りなくなったら技を入れる練習をすると良いと思います。技をするとしたら、もうこの時点でその動作に移っています。とにかく肝心なのは、身体中をリラックスさせることです。
エアーを堪能
ほぼ飛行放物線の頂点にいる状態です。わずかながら重力から開放される一番気持ちが良い瞬間ですので、身体をリラックスさせて浮遊感を味わいましょう。ちなみに高さ僅か30cmのリップに、まったりとした遅い進入スピードでも、タイミング良くリップを踏み切れれば簡単に左図と同じくらい飛ぶことができます。
落ち始めるので着地に備える
飛行放物線の頂点を過ぎ、身体とバイクが落ち始めるので、徐々に着地に備えます。備える動作は「肘と膝を着地と同時にすぐに曲げられるようにする」という感じです。とにかく猫の着地のように、フワッとなるように意識しましょう。
バックサイド(下り斜面)があるジャンプの場合は、フロントを下げバックサイドの面に前後輪が合うようにバイクを傾けます。また、着地の衝撃を大きく受けるのが嫌な場合はハンドルを膝に引きつけ、リアタイヤを下に付きだしてリア着地に持っていくこともできます。確かにこの動作をすると着地の衝撃を和らげることが出来ますが、連ジャンや角度の急なバックサイドに応用する際に不都合が出てくる場合があります。状況によって使い分けられるようにすると良いと思います。
着地
すぐにでも肘や膝を曲げられるようにしておきます。
この瞬間にいかに神経を遣うかで、バイクの寿命、とりわけFフォーク、フレーム、クランクの寿命が違ってきます。
着地のショックを吸収
着地の衝撃のレベルにもよりますが、「最初は柔らかく早く、奥で踏ん張る」という感じで肘、膝を曲げると良いと思います。

フロントアップ

フロントアップ
2011年3月29日

自転車で技をする上で、超基礎的な動きの1つがフロントアップです。前後の荷重移動を上手く使い行います。

バニーホップなど、全ての技はここから始まります。

フロントアップの説明です

ペダルは水平にし、リラックスした状態で、適度な速度で進入します。画面では左足が前側に来ていますが、それは各ライダーの好きな方で結構です。
無意識にバイクにまたがってペダルを水平にした際、自然とペダルが前側になった足が、「前足」となります。日本人はどうやら「右足前」が多いようです。
上の状態から肘と膝を曲げ、軽くかがみます。
かがんでからすぐに腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。
すると、フロントタイヤが上がり、フロントアップが完成となります。注意するのは、この際に肘が曲がっていないことです。
もし肘が曲がっていたら、腕で引き上げている事になります。また、最初からいきなり強く腰を引きすぎると後転して背中を地面に打ち危険なので、徐々に力を入れていき、程よいフロントアップの感覚を掴みます。
そういう意味では、最初はヘルメットを被っていた方が安全です。
フロントが下がり始めたら、リラックスした状態でフロント着地に備えます。
フロント着地。肘を軽く曲げ、衝撃を吸収します。
フロントアップでバイクを前に投げ出す練習フロントアップで後ろにまくれても上手く逃げる動作を説明します。また、この動作を覚えると、自分のバイクがどれだけ強くフロントアップすると、後ろにまくれるかの限界値も分かります。
今後、安全に練習するためにも是非、覚えておいた方が良い動作です。
程よい速度からの進入から、通常のフロントアップ同様、最初にかがみます。ただ、通常のフロントアップよりも鋭く早くかがんでください。
鋭く早くかがんだ状態から一気に腰を引き、ハンドルを腕の力でなく背中と腰で引きつけます。明らかに、通常のフロントアップよりも早くフロントが上がってきます。
明らかにフロントアップし過ぎる感覚があったら、バイクの後ろに飛び降りる準備をします。曲げていた膝を伸ばし、斜め後ろに飛び降りるようにペダルを押し離します。
バイクを前に流し、無事、身体とバイクが離れた状態で、両足で着地したら完成です。この動作はバニーホップやマニュアル練習の際も、失敗から安全に回避するためにも重要なので、通常のフロントアップと同じように身に付けておきましょう。

フロントアップを動画で説明します

 

TUBAGRAトリックフロントアップ」のビデオ
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リアアップ

リアアップ
2011年2月1日

フロントアップと同じく、自転車で技をする上での基本動作の1つです。前後の荷重移動を使います。
足を使った「ペダルのしゃくり上げ」がとても重要となります。

リアアップの説明です

適度な速度で進入します。最初は自転車の中央(BBの上の位置くらい)に身体の中心を置くようにします。ちなみに、適度な速度とは、速すぎず、自分が何かアクションをする上で、安心できるスピードのことをいいます。
勢いよく上半身を前に出します。
大きくフロントタイヤをのぞき込むようクイックに。
腰ごと前に出すのではなく、どちらかと言うと、腰を支点として上半身のみを振り出す感じです。この際、前転する恐怖があると思いますので(普通の人ならあって当然ですのでご安心を)、最初は軽い力から徐々に、強く早くしていくと良いです。上半身を前に出したら、すぐに普通のポジションに戻すようにしましょう。ずーっと前傾姿勢だとバランスを崩しやすく転倒する恐れがあります。
上の動作とシンクロさせ、足をつま先立ちさせるようにし、ペダルのピンをソールに引っかけ後ろ斜め上に蹴り上げるようにします。
上の説明だとちょっと分かりづらいので、まずは左の画像をご覧ください。前方方向に荷重すると同時に、両足をつま先立ちさせるように曲げ、意識としては足の裏でペダルを掴むようにペダルに押しつけ、ソールにペダルのピンを引っかけます。

そのままペダルを後ろ斜め上に両足で蹴り上げるようにすると、リアタイヤがフワッと浮き上がります。

この動作はとても分かりづらいですが、何度も練習を繰り返し、身体にたたき込んでください。

リアが上がりきったと思ったらハンドルを押し、身体がバイクの中心にある通常のポジションに戻すようにしてリアを落としていきます。とはいっても、最初はリアは数十センチしか上がりません。
それでも、前傾姿勢のままだとバランスを崩して転倒する可能性があるので、終わりはしっかりと通常ポジションに戻るようにしましょう。
リアタイヤが着地して完成。その際は必ず通常ポジションで。何度も繰り返し練習し、身体に染み込ませてください。

リアアップの動画です

 

TUBAGRAトリックリアアップ」のビデオ
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