大宮けんぽグラウンドで、埼玉県さいたま市西区主催による大規模な自転車のイベント「第4回 西来る(サイクル)フェスタ」が開催され、その中で我々TUBAGRAと、さいたま市西区在住のスーパー高校生トライアラー安部健太君が一緒になって、MTB&トライアルショーを2ステージさせていただきましたので、その紹介をいたします。
左からTUBAGRAライダーでMCを担当する森田君、TUBAGRAライダーYAMATO君、高校生トライアラー安部健太君、今回ゲスト出演していただいた14歳中学生トライアラーのタイチ君(背はこの中で一番高い)の4名でショーを行いました。
まず最初は各ライダーが乗るバイクの紹介です。健太君が乗るのは20インチのトライアルバイク。タイチ君が乗るのは26インチのトライアルバイクで、共にトライアル専用車でサドルがありません。
一方、YAMATO君が乗るのはTUBAGRAの27.5インチホイールMTBのcroMOZU275と、SHAKA26。
バイクの紹介はほどほどにして、早速ライディングを披露していきます。
一番最初は基本トリックの1つであるスタンディング。これだけ見ると凄く地味ですね…
続いてジャックナイフ。トライアラーの2人はこの状態でぴょんぴょん跳ねながら維持するジャックダニエルを披露。
フロントタイヤの次はリアタイヤでぴょんぴょん跳ねて維持するリアホイールホップ=ダニエルにスイッチ。これならcroMOZU275に乗るYAMATO君も普通にできます。
そして、ダニエルのままステージを降りて観客のみなさまの前に行きダニエル+ウイリーでアピールする健太君。
動きがダイナミックな26インチのトライアルバイクに乗るタイチ君は大きな身体とバイクで、観客の前ギリギリをダイナミックにダニエル+ウイリーを披露します。
SHAKA26に乗り換えたYAMATO君はトライアルとは違う、流れるようなストリートトリックで観客のみなさまにアピール。
ステージをバニーホップで飛び降り、観客の目の前でバニーホップ180やバニーホップ360、その複合トリックに、彼の得意技であるバニーホップバースピンを見せていきます。
トライアルとストリート、動きのバリエーションが多岐にわたるため、一瞬たりとも観客のみなさまを飽きさせません。
おちゃらけ企画で、これも定番?の健太君による「フロントホイール無くても全然行けるじゃん」ライディング。この状態でBOX飛び乗ったりして数分飛び跳ねていました。何度見ても凄い!
セクションを使ったトライアル的ライディング。健太君の自宅庭にあるセクションだけに、とても華麗に飛び跳ねて行きます。
MC森田君の「シャッターチャンスなのでカメラの用意は良いですか?」のコールに応えて、一番高いところで観客のみなさまにアピールする余裕も!
一方、14歳にはとても見えないトライアラーのタイチ君も、これらのセクションを健太君と同じように飛び跳ねていきます。
片手でピースをしてお客様にアピールします。タイチ君、上手いなぁ!!
おちゃらけ企画第二弾。ウチの息子のランバイクでバニーホップをするYAMATO君。彼はランバイクでバニーホップ180やバニーホップバースピンも見せちゃう特殊なテクニックを持っています。
たまたまステージ近くをキッズロアのMCで来ていた伯爵が通りかかったので、MC森田君がそれを見逃すはずはなく、すぐさま捕まえて伯爵に十八番のウイリーをしてもらっちゃう、というサプライズも!
こんな感じで、TUBAGRAの行うMTBショーは「静」のトライアルと「動」のストリート、正統派な内容とおちゃらけた内容をMIXし、MCがお客様の流れを読み取りながらバランス良く見せて行くことで、常に驚きと楽しさを演出して行くのです。
お次は観客のみなさまにも参加していただき、大の字で寝転んだところをトライアルテクニックを駆使して華麗に飛び回っていきます。実はこの「生贄」、健太君は初トライだったのですが、全く危なげなかったですね。
一方、タイチ君はウイリーで「生贄」の回りをグルグル回って攻めていくスタイル。観客のみなさまもハラハラして大興奮でした。
MTBストリートでも観客のみなさまに参加していただきます。寝転んだ観客3名を軽々飛び越したYAMATO君、最後は初めてショーを観に来た彼女さんに体育座りをしてもらい、バニーホップで飛び越えてもらいました。これも余裕でクリアー!
そして、セクションを搬入したトラックもセクションに利用させていただきました。健太君、余裕で飛び乗り、華麗に飛び降ります。
26インチのタイチ君は飛び乗った後に狭い荷台の中で方向転換するのが大変そうでしたが、何とか問題無くドロップ。
ハイ、ここから最後の〆。YAMATO君はアプローチがとても狭いステージ横に突き出た高い階段からバニーホップ180ドロップを一発メイク!
健太君の〆は高いBOXの下にMC森田君とYAMATO君に座ってもらい、それらを飛び越すダニエルドロップ!
タイチ君も同じくダニエルドロップ!
という訳で、終始お子様からご老人まで多くの観客のみなさまの笑顔や拍手が絶えなかった30分のショーを2ステージ披露し終えました。
ショーを観てくれたみなさま、そして私達のショーを支えてくれた西来るフェスタスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!また次回もよろしくお願いします。
・第4回 西来るフェスタでMTB&トライアルショーをしてきました Vol.1はこちら