24″ Street Trial Frame TONE(トーン)
以前、紹介したTUBAGRAライダー太一君シグネチャーの24インチストリートトライアル専用フレームである「TONE(トーン)」。
ベースとなったストリートトライアルフレーム OPENER(trMOZU)のジオメトリを見直し、近代的なストリートトライアルの動きに対応させています。具体的に言うとフロントセンターを20mm詰めクイックなバニーホップや回転系の動きを可能とし、近年の高速かつ複雑化しているストリートトライアルのトリック、ライディングを容易にしています。
フレーム名の由来は「T=太」+「ONE=一」で「T-ONE」→「TONE」ということで、実は太一君が提案してくれました。
早速「TONE」で組み上がったバイクと、それに乗った太一君のライディングの撮影を行いたかったものの、昨年末から中学3年生の太一君は高校受験の真っ只中だったためそれらを行うことができず。そして、それからしばらく経ち一通り太一君の受験が終わった今、ようやく撮影することができたのでした。
まずは「TONE」で組み上げたバイクの写真とバイクチェック(パーツ構成)を御覧ください。
【バイクチェック】
フレーム:TUBAGRA TONE
ヘッドバッジ:Rui & Aguri Fine Jewelry製 MOZU GOLD 径40mm
フロントフォーク:Full Marks – Street 24/26 肩下410mm
ホイール:前後BONZのリム
フロントハブ:ECHOのトライアル用ハブ
リアハブ:HOPEのPro4
タイヤ:前後 Continental Air King 24×2.4
ハンドル:Inspired 3インチバー
ステム:TRIALTEC 35度 90mm
ブレーキ:前後HOPE
ローター:SHIMANO RT-86
クランク:TRIALTEC 175mm
ペダル:TRIALTEC
チェーンリング:TRIALTEC ギア比はフロント22のリア15
シート:Inspired
シートポスト:BMX用?
シートクランプ:TIOGA
TUBAGRAライダー太一君シグネチャーの24インチストリートトライアル専用フレームである「TONE」の詳細はこちらよりご覧いただけます。
TONEに乗った太一君によるライディングの写真と動画も御覧ください。
今回撮影した動画の一部になります。
(※明らかに違う内容の動画が表示されている場合はブラウザの再読込を行ってください。正しい動画が表示されます)
帰り際、定番ジャンプトリックの1つ、「テーブルトップ(インバート)」のやり方を太一君に伝授しました。今回はRでのジャンプでなはく、ちょっと難しい土の盛り上がりを利用したバンクバニーホップからの「テーブルトップ(インバート)」です。
ほとんどジャンプトリックには馴染みのない太一君ですが、ポテンシャルが高いのですぐにカタチになってきました。トライすればするほどバイクの傾きが増していきましたね。この調子だとバイクの傾き90度のガチ入れになるのも遠くはないかも知れません。
それにしても、あまりトライアルライダーが「テーブルトップ(インバート)」をしないのは何故なのでしょうか?一度ブレーキから指を離さないといけないからかな?