少し前、ふもとっぱらキャンプ場にある、今となっては伝説の?マウンテンバイクコースを息子と一緒に走ってきたので、報告をしたいと思います。
ふもとっぱらキャンプ場には15年くらい前に完成されたMTBコースがあることを最近知りまして、せっかくならいつも持参するMTBで息子と一緒に走ってみたいと思うも、キャンプ場のマップには一切載っていません。
とりあえず管理棟の受付に行きスタッフの方にコース利用について質問。すると丁寧にボールペンでコースを書き記してくれた近隣地図を渡してくれました。(この段階でマウンテンバイクコースはキャンプ場の敷地外にあることを知る)
コースの利用料もあるようなので聞いてみると、持参したMTBがあるなら要らないとのこと。「近頃は誰も利用していないし、昨年の台風でコースが荒れているかも知れないので気を付けてください」と送り出してくれました。
ふもとっぱらキャンプ場の敷地を出て、地図を頼りに舗装路の緩い上り坂を進んで行きます。息子はシングルギアのヨツバサイクルなのでちょっとキツそうでしたが、立ちコギでなんとか上りきりました。
舗装路が途切れた辺り、車両が通れないように鎖がかかったコース入口に到達。息子の後ろに自転車や歩行者が通れる隙間があり、そこからMTBを押して入っていきます。
途中、右手に雰囲気のある神社があり見ていきたいと思うものの、薄暗くて怖いので息子は入りたがらず。
神社を横目に通り過ぎて程なくマウンテンバイクコースのスタート地点「DコースSRART」の看板に到着しました。
ここ周辺は分岐がたくさんありまして、上の写真の自分の背後に比較的開けたルートがあるのですが、実はそちらではなく、息子が立っている後ろがコースの入り口となっています。ハッキリ言ってこれは間違える可能性大!暖かい季節になって雑草が生えてきたら完全に埋もれちゃうと思います。
ですが、一旦コースに入ると、MTBライダーならトキメかずにはいられない、針葉樹林を縫うような曲がりくねったルートが出現!
コース上は細かな砂利が敷き詰められていて、息子の20インチのヨツバサイクルでも何とか楽しく走破できるレベルの路面状況となっています。
コースは平坦ではなく地形のアップダウンが程よくあり、砂利のゴツゴツした感触も良くマウンテンバイクで走っている感はたっぷり。ルック車レベルだとちょっと厳しい凹凸かと。
さらにラダーもあったりしてアドベンチャー感満載!初心者にとってはちょっとしたチャレンジレベルの上り下り斜面もあって、これがなかなか楽しい!
ですが、月日が経っているため木が腐って崩壊しているラダーも少なくありません。そこは華麗にバニーホップでクリアーしましょう。(※息子は押して通過しました)
あと仕方がないのですが、去年の台風で折れた倒木も何箇所かあり、そこはバイクを担いで通過します。
パンプトラックみたいに程よいアップダウンが連続するセクションも。自分はやっぱりバニーホップを入れて飛んでしまうのでした。
今回、息子が一眼デジで積極的に撮影してくれて非常に助かったのですが、まだシャッターを切るタイミングが微妙で、頂点じゃなく伸び上がる瞬間ばかり。まぁ今後に期待ですね…(汗)
数百m走ると一旦開けた道に出ます。上の画像の左側は枯川で、川沿いにしばらく走っていくと、再びコースが出現。これもまた入り口が分かりづらくて通り過ぎそうになります。
コース後半は広葉樹林を中を走っていくカタチに。広葉樹の落ち葉のカサカサが心地よいです。
コース序盤と比較しだいぶ開けて見通しが良い後半でした。
最後の最後でガッツリ倒木があってコースは完全に塞がれており、迂回するとマウンテンバイクコースは終了していました。
正直、最初は全く期待はしておらず、見ての通りメンテナンスもあまりされていなくて荒れ気味とはいえ、息子と一緒にかなり楽しめたマウンテンバイクコースでしたね。特に息子にとってだいぶ走破した達成感があったようで、走り終えてから妙に得意気だったのが面白かったです(笑)
いわゆる家族やカップルなどマウンテンバイク初心者向けのコースと言えるでしょうが、そこそこMTBで走り慣れている人も十分楽しめる内容だと思います。当時、このコースを作られた方の努力や熱意をうかがい知ることができて感謝の気持ちが湧き出てしまいました。
ふもとっぱらキャンプ場ではMTBのレンタルもあります。
導入時期は10年以上前かと思いますので、基本的に26インチホイールのバイクばかりでした。
暖かくなってきたふもとっぱらキャンプ場は利用者が多く、過去一番のテントの数、密度でしたね。
新しく完成したトイレや炊事場。トイレはすべてウォシュレットでとてもキレイです。結構大きな施設ですが、それでも混雑時になるとトイレ行列ができてしまいます。
バーベキュー美味ぁぁぁぁぁ!!
今回は薪ストーブは持参せず、焚き火だけで寒さをしのぎました。いやぁ、暖かいキャンプってストレス少なくて楽しいなぁ!
キャンプと言えば、息子のバニーホップチャレンジ。選んだ地形が浅くて上手く踏切ができず、高いバニーホップができませんでした。
「地面が駄目で高く飛べないし…」
と言う息子に対し
「え?余裕で飛べるじゃん」
と手本を見せたら泣かれました(汗)
富士山がどこでも大きく見えるふもとっぱらキャンプ場はやっぱりイイ!
ついつい愛車のcroMOZU275を格好良く撮ってしまいます☆