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croMOZU275 3rd TESTの凸凹走行テスト
先日の台風の影響で濁流に河原を飲み込まれた多摩川は、あちこちに多大な爪痕を残したのは紹介した通り。
その中でも、自転車的に非常に厄介なのが路面です。濁流は河原のジープロードを覆っていた砂利をほとんどすべて流してしまい、全面的にゴツゴツの石がむき出しとなってしまいました。さらに、流された砂利が貯まっている場所も多々あり、そこを走ると太さ2.25程度のタイヤではズボズボ埋まってしまいます。
また、川にそって走るダートコースは泥に覆われて、ヌタヌタかつスリッピーでまともに走れたものではありません。
そんな状態の河原のジープロードは、MTB的にも走ってストレスが貯まるばかりですが「こんな時こそcroMOZU275 3rd TESTのライディングテストだ!!」と、今朝は狂ったように6kmほど鬼コギ〜ハイスピードで走ってきました。意図的に凸凹な場所を通過するように。
走破性が高めの27.5インチホイールを履き、クロモリ製フレームの中でも特にしなやかさを持つcroMOZU275の衝撃吸収能力は高めですけど、さすがに走り終わった後は手がプルプルしたし、悪路を6kmも鬼コギし続けたことで足にもキました。
それでも、不思議と後半はクセになって楽しくなっていた自分がいましたね。というか、思ったほど走れてビックリ。細かい衝撃はフレームが吸収してくれるので、カドが取れたマイルドさがあるのも大きな要因かも知れません。
そんなこんなで順調にテストライディングを消化しつつあるcroMOZU275 3rd TEST。
そろそろテストは終了として、オーダー開始しても良いんじゃないか?なんて思いますが…
さらに、もうちょっと乗り込んで行きます!
TUBAGRAライダーAKIRA君のSHAKA 24フレーム
TUBAGRAライダーAKIRA君のSHAKAフレームが完成しました。
彼が現在乗っている24インチホイールのdriveからほとんどパーツを移植する予定ですが、フレームが変わることによる挙動の変化で、ライディングがどのように変わっていくのでしょうか?
フレームジオメトリの観点からdriveとSHAKAの違いを言うと、少しトップが長くなり、リアセンターが15mmほど短くなり、ヘッドアングルが1度立ち、BBハイトは10mmくらい下がるのかな…
世界的に見ても卓越したグラインドトリックを活かした彼のライディングはSHAKAによって、どのように進化するのか?
何はともあれ、組み上がりが今から楽しみです。
croMOZU275 3rd TESTの耐久テストの途中経過
先日の台風の影響が依然として残る多摩川河原では、濁流に飲まれた路面は凹凸が激しかったり、深い砂地でタイヤが埋まったり、泥がたまってヌルヌルだったりと、場所によっては普通に走るのも難儀していますが、相変わらずTUBAGRAの275MTBフレーム croMOZU275 3rd TESTの耐久テストを繰り返しています。
効率的にフレームにダメージを与えることができる、例の盛土(高さ15cmほどのただの盛土)から飛んで高さを出すことができる刺しバニーホップ180をひたすらに。かれこれ、フレームを乗せ替えてから数週間経ちますが、すでに累計300回は例の盛土で刺しバニーホップ180を繰り返しています。
特に今朝みたいな前日の雨と朝露が合わさり、激しく濡れてスリッピーな路面の時は、踏み切りの際も回転系フロント荷重をし過ぎるとフロントタイヤが滑るし、着地で少しでも斜めっているとグリップ失って滑るし、フェイキーに持ち込んでも切り返しで滑ったりと、ほとんど失敗で地面に転がっていました。(人間の耐久テスト)
その結果、リアタイヤがこんなことになりました。↓ わずか14秒の動画ですのでご覧ください。
ご覧の通り、タイヤ MAXXIS ARDENT 27.5☓2.25が激しく歪んでしまいました。ちなみにFORMOSAのカーボンリムはまったく歪んでいないので、歪んでいるのはタイヤのみ。タイヤ内のケブラービード?が切れて正常な形状を留めなくなっているものと思われます。
あ、別にこのタイヤが弱いなんてまったく思っていませんよ。そもそもこのタイヤはXC用ですし。
フレームのテストをする上で、意図的に相応のダメージを与え続けているので、こうなるのは仕方がないと思います。だって、次も自分はMAXXIS ARDENT 27.5☓2.25を買いますし。軽くてリーズナブルで太くてグラフィックも良くて大好きなタイヤです。
フレームはまったく問題が無いので、まだまだテストを継続しますが、この調子だと大丈夫そうだな。販売開始はあと少しかも。
台風後の多摩川
昨日の関東地方への台風上陸によって大雨が降り、近所の多摩川は水かさが増して激しい濁流と化していました。
そして今朝、河原を見てみると… 流された大量の泥と草でゴチャゴチャに!
上の写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、croMOZU275と比較して、量が多くて凄まじい大きさです。
河原のブランコなどの遊具にも大量の草が絡まっていましたね。
とはいえ、これって毎年の風景なので、別に驚くことではありません。数年に一度の本当に激しい台風による濁流になると、ブランコも完全に流されちゃいますし。
それに、こんな状態ですが、いつも通りに人は河原をジョギングしたりサイクリングしています。つまり、この程度では驚くに値しない、ということなんですね。
例の盛土にも行ってみました。当然、水没した跡がありましたが、幸いにもコブはしっかり残っていて、いつも通り刺しバニーホップ180をすることができて良かったです!
ただし、助走路がとても荒れていて、正直27.5インチホイールでも凹凸が激しくてストレスでした。数週間かかって元に戻ると思うので、しばらくは我慢です。
あ、釣りはしばらく無理だと思います。地形も相当変わったと思いますし(大きくて重たいテトラや大岩も簡単に流されている)、魚の配置もリセットされているんじゃないでしょうか?
まー、そこから新たなスポットを探すのも楽しいので、それはそれでアリですね!