自分へのクリスマスプレゼントにシングルライダースジャケット
自分はモーターサイクル(オートバイ)には乗らないものの、シングルライダースジャケットが大好きです。細身のシルエットでシンプル、それでいて温かい、という点が自分の好きなファッションのど真ん中で、寒い季節はほぼ着ています。
さらに、シングルライダースジャケットを着てMTBのライディングをするのがたまらなく好きなのです。
「スポーツするのにライダースジャケット?」
「乗ったら汗かくし転んだら汚れるけど洗濯は大丈夫なの?」
と、合わない要素てんこ盛りですけど、どんな服を着てやってもOKなのがストリートスポーツの良いところなので、その点を謳歌しない手はありません。
また、「汗かいたり転んだりしてジャケットが汚れる〜」は、あまりにも汚れたらクリーニングには出しますが、割り切るための具体的なポイントは「高価な物は避け1.5万円以下で選ぶ」です。これなら躊躇なく転べます。
そうなると、まー、だいたい失敗しますね(苦笑)現物を見ないでネット(ZOZO TOWNや楽天)で買う場合は特に。
どういった点で失敗するかと言うと、たいていジャケットのクオリティが低いです。どういった点で低いかと言うと、裏地の縫製が脆いものが多く、数回着て乗っただけで脇や背中の縫製が裂けてる、なんて当たり前に起こります。表側はまだまだ大丈夫なのに、裏地がビリビリに裂けみっともない状態になり、1〜2シーズン着て捨てることになる場合が殆どでした。
しかし、そんな状態に慣れてくると悲観はせず、「この冬はどんなシングルライダースジャケットを買おうかな?」と逆に新たなジャケットを探し出して買うことが楽しみになってくるから面白いものでした。安いのにクオリティの高い「当たり」なジャケットを買えれば超嬉しいし、低クオリティの「ハズレ」ジャケットであれば落胆し、躊躇なく着潰します。
ということで、今年も新しいシングルライダースジャケットを買う季節がやってきました。以前着ていたジャケットは直しても直しても裏地がバックリ裂け、全然温かくないしもう限界だったのです。
今回チョイスしたのは、「低価格なのにクオリティが高い」と自分の仕事関係で話題になっていた「リューグーレザーズ」のシングルライダースジャケットでした。価格は14,990円(税込)です。
商品はキレイで洗練された梱包ですぐに届きました。
このショップの運営者のインタビューを業界の会報誌で読んだのですが、現在オンラインショッピングを生業とする自分にも参考になることが多く、そういった点から、このショップが扱う商品やサービスに興味を持ったのが大きかったですね。
届いたジャケットを手に取って見ると、今まで買ったシングルライダースジャケットの中で一番ガッシリした作りで重量もありました。
ちなみにジャケットの革に関して、普通この価格帯は本皮でなく合皮であることが多いのですが、リューグーレザーズのジャケットはちゃんと本皮でした。やっぱり質感が全然違う!
肝心の裏地も、今まで買ったジャケットは何だったんだ?というくらい縫製がしっかりしていて、簡単には裂けそうもありません。
早速、朝練で着てみました。
自分は身長170cmで普通の体型ですが、ジャストフィットで着たかったのでSサイズをチョイスしたら大正解。このフィット感、細身のシルエットが最高過ぎる!
ここのところ気温が低く、特に今朝はすごく冷え込み寒いハズなのですが、このジャケットは相当温かく、大して寒さを感じませんでした。さらに、ちょっと乗ったらすぐにジャケットの中は汗ばみましたね。
ただし、本皮で新品ということもあり、メチャ革が固くて腕が全然上がらないです(苦笑)
でも、本皮のジャケットって、着ていけば革が柔らかくなり、その人の身体に馴染んでくるらしいので、それを期待しましょう。
あ、この状態でもバニーホップバースピンとバニーホップロックウォークは普通にできました。証明動画はこちらです。
なので、だいたいのトリックはこの固いジャケット着ていても問題無くできるのではないでしょうか?
そんなことで、たぶん初めてシングルライダースジャケット買って大満足できました。本当に嬉しい!このクオリティなら1〜2シーズンで駄目になるということは無さそうなので、末永くライディングなどでも着ていけたら、と思います。
ちょっと早いけど、自分へのクリスマスプレゼントにします。