携帯ハンドレールと携帯ジャンプランプの紹介
先日の新横浜スケートパーク水没で攻めることになった凸凹ウォールライド以来、右手首と右手の一部の指が痛くてバースピン練習ができません。転んだ記憶はないので、単純に凹凸の衝撃で痛めたと思われます。それでもめげずに朝練は続けていますよ。これからの季節、貴重な晴れの朝には必ず乗ります。
さて、自分はいくつか「携帯」の名が付く、練習用のアイテムを持っています。今回は、それらの「携帯シリーズ」を紹介したいと思います。
携帯ハンドレール
かれこれ10年近く前でしょうか?TUBAGRAのMOZUフレーム製作でお馴染み岡安製作所の岡安さんに作っていただいた、鉄製のグラインドトリック練習用ハンドレールです(詳細な鉄の材質は忘れました)。
長さは、当時の愛車、NISSAN CUBEにギリギリで収まる最長値1,800mmで作ってあります。
2本の足は着脱式で、全部バラせばさらにコンパクトにすることもできます。
幅70mmの角レールで作ってあり、ダブルペググラインドの他にも、上手くタイヤを角レールの上を狙えばフィーブルグラインド、スミスグラインドなども行うことが可能です。
レールの高さはMTBでハンドレールを攻めるのに低すぎない550mm。
専用のアタッチメントを取り付けると高さを100mm増やして650mmにでき、より高いレールを攻めることもできます。
横に24インチホイールのMTBを置くと、こんな感じのバランスです。
前途の通りレールの長さは1,800mmあっても滑れる距離は数十センチと一瞬で終わり、長距離を気持ちよく流す〜等の快感は皆無。殆どグラインドトリックを「かける」練習をするためのレールですね。まぁ、それが大事だったりするのですが。
【携帯ハンドレールのメリット】
・いつでもどこでもこれを持っていけばハンドレールトリックの練習をすることができる
・レールの高さも変えられてレベルに合わせた練習ができる
・バラせば小型車にも載せることができる
【携帯ハンドレールのデメリット】
・真横からの力に弱い。アブバカなどで真横から飛び乗ると倒れる
・それ程重量が無いので位置がズレやすい
・ペグをかけると鉄製のボディが反響し大きな音が出て都心の住宅街での使用はほぼ不可能
・携帯とは言いつつ実際に持ち運ぶのはちょっと大変
(以前担いで自転車に乗っていたらレールの足がフロントホイールに接触しスポークをボキボキにされた)
結局のところ、せっかく持ち運びできるのに、ウチの近所では音がうるさすぎるため、全く利用できないのがツライです。本当に都心はこの手の遊びには厳しいですね。
近々、これらの弱点を少しでも克服したハンドレールを製作予定です。乞うご期待!
携帯ジャンプランプ
そして、このTUBAGRAサイトでもやたらと登場頻度の高いこのジャンプランプの紹介です。
これは当時アルミ製のMOZUを作り始めた時期に買ったので、かれこれ13〜4年使い続けていることになりますね。
このジャンプランプは、当時◯トクロス◯ンターナショナルが輸入・販売していた携帯ジャンプランプ「ビッグダディ / 30,000円くらい」をどこかのクルマのエアロパーツを作っていたメーカーがインスパイア・オマージュし(こら、そこ!パクったとか言わない!)塩ビ素材で100個ほど製作したと言われています。価格はオリジナルよりも安い20,000円で、その中の1つを自分も購入しました。(真剣にどういったルートで購入したか忘れました)
Rの高さは300mmほどですが、その角度が素晴らしく、慣れれば高く飛び出すことができ、色んなトリックをすることができます。
この高さ300mm程度というのが肝で、Rの飛び出しが上手くないライダーはそれ程高く飛ぶことができず、着地(たいていフラットな路面での着地)でミスっても大怪我しづらい効果があります。そして、あまり高く飛べないため、着地の衝撃も少なくバイクも壊れづらいです。
この手のジャンプランプでRの高さがこれ以上あると、あまり踏切が上手じゃないライダーでも余計に高く飛べ、結果として着地の衝撃が増し、フレームやフォーク、BB、クランクなどに多大な衝撃・疲労が蓄積され、壊れやすくなります。もちろん、ミスって転んだ時のダメージもさらに大きくなって危険なんですね。
ちなみに、練習してこのRの飛び出しが上手くなれば、さらに高く飛べるようになるという魔法の数値なんですね、これが。(Rが上手く飛べる頃には着地の衝撃を逃がすのも上手くなっている)マジで、このRで自由自在に飛べれば、もっと巨大なRでもちゃんと飛べるようになります。
そういった意味で、このランプのRは良く考えられた数値なんだなー、なんてシミジミ思います。
ポリカーボネート製で良く割れるなどしたビッグダディに対し、ちょっと重たいけど塩ビ製のこのジャンプランプはすごく長持ち!
全体を見回しても壊れそうなところは少しもないので、これからさらに何十年も使えそう…。
【携帯ジャンプランプのメリット】
・コンパクトなので小型車でも持ち運ぶことができる
・近所なら抱えて持ち運ぶことが可能
・ジャンプ初心者は大きく飛ぶことができない安心な高さ
・上手くなれば大きく飛ぶことができる絶妙なRを持っている
【携帯ジャンプランプのデメリット】
・ジャンプ初心者は大きく飛ぶことができないので快感が得られづらい
・長時間持ち歩くには重たい
・動きやすいので設置するには何か固定する物が必要
このランプには、購入してから元が取れるくらい楽しませてもらいましたし、今後も楽しませてもらえるのでしょう!
たぶん、ウチの息子もコイツのお世話になるハズです。そういった意味で、この携帯ジャンプランプは家族代々受け継がれる「家宝」になるかも知れませんね!
フリーコースターハブを上手く使っているNS Bikesのライダーの動画です。なめらかな路面のスケートパークも面白そう。
Clean – Flipp from Clean on Vimeo.
ポケモンメットでお馴染み、過去にも紹介したストリートトライアラーの動画です。個人的に、彼はテイルウィップをするようになったら良いと思うのですよ。
SKATEPLAZA LEIPZIG – Ludwig Jäger/Vinzent Peters/Florian Becker from Ludwig Jaeger on Vimeo.