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「匠の響き」に本気で驚いた

2013年10月27日

昨日(先週)までのハードな東京ビッグサイトのビジネスショー仕事が終わり、ようやく心身共に開放されたので、久しぶりに新横浜スケートパークに午前中から乗りに行きました。水野君と一緒に。台風の影響なのか横風がとても強く、空中で流されまくりでジャンプ系は封印でしたが…

そんな状況なので、軽く乗って適当に撮った動画でもどうぞ。わずか13秒なので気軽に観られます。

 

東京ビッグサイトのビジネスショーで一番驚愕だったのが、自分たちのブースの2つ隣の小さなブースで出展していたVictor JVCの商品「匠の響き 1BOXウッドコーン・システム<EX-B1>」でした。

Victor JVC 匠の響き 1BOXウッドコーン・システム<EX-B1>

何が驚愕って、このそれ程大きくない1体型オーディオ(サイズ:幅557mm×高さ179mm×奥行き307mm / 11kg)から出てくる音が、自分みたいな音の素人でもハッキリ分かるくらいに素晴らしかったのです。

例えば、弦楽器の音などは、目の前で生演奏しているかのごとくに臨場感があり(スピーカーの位置からおよそ10m離れているにも関わらず。しかも場所はだだっ広い東京ビッグサイト)、音の厚み、柔らかさ、重低音の心地よさが、とにかく半端なく良いのです。この音に聴き慣れてしまうと、他の全てのオーディオ機器から発せされる音がペラペラで軽く感じられてしまうくらいに。

どうも、Victor JVC独自のウッドコーンスピーカーにこの音の秘密があるみたいで、ウッドコーンとは、超大まかに言うと「楽器って殆どが木製だから、オーディオのスピーカーの中身も木製にしちゃえば音が本物に近くなって良くなるんじゃね?」という発想で作られたスピーカー技術ということ。

それで、このスピーカーに猛烈に興味を持ち、家に帰って早速ネットで調べてみたら、さらに驚愕の事実が待っていました。
(本当はビジネスショー中にVictor JVCの担当の人に直接聞けば良かったんだけど、ショーの最中はそんな余裕は無し…)

 

1)匠の響き EX-B1は対面販売しかしていない

ネットとかじゃ買えません。Victor JVCのWebサイトにもこの商品は掲載されていません(マジで)。

 

2)1回の販売で15台限定

Victor JVCのスピーカ技術者がやりたい放題に開発したら、量産に不向きな製品になってしまい、一度に生産・販売できるのがこの台数になったのだとか。

 

3)販売価格は298,000円の定価販売のみ

この値段を「高い!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、あの音を聴いた自分は正直「安い!」と思ってしまいました。実際、ビジネスショーの3日間で、匠の響き EX-B1は早々に15台完売してましたし。なにげに3日間で約450万円の売上ですよ…

 

そんなこんなで、この事を奥さんに話したら、自分よりも興味を持って「買えば?」と言うじゃないですか!さすが、音にうるさいDJなだけはある…。そして、ウチの親父も猛烈に興味を持っていました。

どうすっかなー!買っちゃうかなー!
確かに、このスピーカーでブルーレイやDVDで映画観たいしなー。

 

それにしても、この商品展開を見ていたら、岡安製作所で作っていただいているTUBAGRA MOZUシリーズに境遇が似ているなー、なんて思ってしまいました。「技術者がやりたい放題に開発したら、量産に不向きな製品になってしまい、一度に生産・販売できるのがこの台数になった」という点なんて特に。

来年にでも、MOZUシリーズの試乗会&講習会でも企画してみますかね!

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