X-UP
2011年9月19日
ジャンプの基本技X-UPの説明をします。
ノーマルな空中姿勢から行うことができ、手や足を離すことがないので、失敗で破綻することはあまりなく、ジャンプ技でも安全な部類に入り難易度は低いです。ジャンプ初心者がまず最初にマスターするには良い技かと思います。
最初からいきなりハンドル回転角180度以上を狙うのではなく、最初は60度→90度→120度→150度→180度→それ以上、と徐々にグレードアップしていきましょう。そうすれば、着地までにハンドルを戻す感覚が確実に得られるので、より一層安全です。
慣れたらバニーホップから、エアターンで、ウォールライドの離れ際など、色々な状況でやってみましょう。
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X-UPの説明です
バックサイドに届く適切な速度で進入します。 |
リップの踏み切りは高くもなく、低くもないノーマルなジャンプで。 |
全体的にリラックスしてリップを抜けましょう。 |
空中に飛び出た瞬間、肩から手のひらまでの力を抜きます。 特にグリップを持つ手に力が入っているとハンドルが回りづらいですし、リアが流れやすくなります。 あくまで「リラックスして回す」ことが大事になります。 |
勢いよくハンドルを回します。 この際、ハンドル右回しの場合は回す動作を加える右手だけを意識します。左手は殆ど手を添えているだけ、という状態です。※この説明と逆回しの場合は文章を左右逆で考えてください。また、大事な点ですが、回ってきたハンドルバーが膝に当たらないようにするため、回す動作に合わせて腰を引いて膝を伸ばします。 |
膝を伸ばして腰を引き、上半身をハンドルに覆い被さるようにすると、深くハンドルが入りやすくなります。これまでの動作を素早く行いましょう。
ハンドルが180度以上回り、正面から見て腕が肘のあたりで「X」状態になったらX-UPは完成です。 空中で入った状態を長時間維持すると格好いいです。 |
着地が近づいてきたら、素早く回したハンドルを元に戻しましょう。 着地でハンドルが戻っていないと危険です。 |
バックサイドに合わせて着地します。 |
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X-UPの動画です
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