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Yurisパークでバグジャンプを体験してきました

2013年5月13日

今日はお昼過ぎからフラワートレイルの先にある、FireEyeDA BOMBBTL Bikesなどを販売しているYurisが管理するダートパーク「Yuris Park」に行って来ました。
そこにあるバグジャンプ(空気で膨らませた大きなマット?を着地面として派手なジャンプ技が練習できる施設)で、フラワートレイルやパークでするには危険なジャンプトリックの練習をするためです。

自分は今回、360とテイルウィップ練習をしたのですが(ネックブレースをまだ持っていないのでバックフリップ練習はおあずけ)、以下360練習のシーケンス画像を元に、Yurisパークのバグジャンプを飛んでみた感想を紹介したいと思います。

 

まず、結構高い砂の丘からコースインします。画像で見ると伝わりませんが、これが結構高く急傾斜で、人によってはここを降りることがまず怖いかも知れません。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

上の丘からでも結構加速しますが、さらにモリモリ漕いで加速しリップに向かいます。飛ぶ距離が短いと、リップとバグジャンプの間に落ちて危険のためです。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

Yurisパークは全面砂地なので、基本的にコース上にはタイヤが転がりやすいコンパネが敷いてあります。

十分スピードに乗った状態で、高さ1.8m程のリップを飛び出します。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

リップを踏み切ると、簡単にこれくらい上空に打ち上げられます。自分は360の練習をしているので、回転方向に首を向いていますね。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

360はまだ上手くいかず、270度回ったところで着地してしまいました。これが普通の土や木製のバックサイドなら不安定なカタチで地面に叩きつけられるところですが、空気が満たされたマットの上に着地するため、衝撃が吸収されます。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

衝撃は吸収されたハズですが、落ちた場所がセンターから反れると(360なので回転方向に身体が流れた)、吸収された後の反動でマットの外にバイクごと投げ出されたり、バイクと絡まりマットから勢い良く滑り落ちたりと、ジャンプの着地では無傷でも、その後で怪我をする危険があるのが注意点です。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

ちなみに自分、上の瞬間にタイヤとフォークのクラウンがフルフェイスメットにぶち当たっています。メットをしていてもかなりの衝撃で痛かったです。ハーフタイプのヘルメットだったら、と考えると恐ろしくなります。

とにかく、バグジャンプはバイクと絡まり落ちる事に一番気を付けなければいけません。そのためにはフルフェイスのヘルメットは冗談抜きで必須。そして、エルボーガードやニーシンガードもまず必須(エルボーガードしていたのにプロテクターの隙間に何かが当たったらしく両肘から流血してた)。バックフリップの練習をするならネックブレースも。ブレストガードがあっても良いかも知れません。とにかく、舐めてかかると怪我するのは間違いありません。

Yurisパークのローカルライダー達がプロテクターフル装備なのが今となっては理解できます。派手なトリックを習得するには、それなりにリスクがつきまとうのです。自分も次にYurisパークに行く際はガチでプロテクターを強化していきますし。

そんなこんなで端の方に滑り落ちてマット上からあっという間に脱出できます。

Yurisパークのバグジャンプで360練習

バグジャンプの利点の1つに回転の良さがあります。「クルクル回る回転の良さ」という訳でなく、上の様にすぐにライダーがマットから脱出できるので、次から次へとライダーがジャンプをすることができるのです。計ったら、1分間に4人くらいのペースで飛ぶことができましたね。
※スポンジプールやウォータージャンプはライダーの脱出に時間がかかり(下手するとライダー1人に1分くらい)、回転がメチャ悪く効率的に練習ができない

 

そんなバグジャンプ初心者の自分は置いといて、バグジャンプに慣れたYurisパークローカルライダー達のジャンプトリックを見てみましょう!

まずはBTL Bikesの古屋さんのノーハンドバックフリップ。

BTL Bikes古屋さんのバックフリップノーハンド

古屋さんのフレア練習。

BTL Bikes古屋さんのフレア練習

テラダさんの、ナッシング状態からサドル掴む(←トリック名が分かりません)

テラダさんのジャンプ技

テラダさんの完璧なヒールクリッカー。

テラダさんのヒールクリッカー

BTL Bikesナオト君の練習用BMXでのノーハンドバックフリップ。

ナオト君のバックフリップノーハンド

ナオト君のバックフリップターンダウン。

ナオト君のバックフリップターンダウン

ナオト君のノーハンド360。

ナオト君の360ノーハンド

みんな派手なトリックが上手なことはもちろんですが、自分が怪我をしまくったマットからの離脱が上手いです。やっぱり、そこは通ってバグジャンプの特性に慣れる必要がある、ということなんですね。

 

そんなこんなで17時くらいまで飛びまくって自分の身体を見てみると、バグジャンプ着地後に投げ出されたor滑り落ちた際に受けた怪我の数々、後頭部強打による頭のコブ(同じ場所を3回くらい強く打った)、最初に受けた後頭部強打の際の首のムチ打ち、両肘の流血(エルボーガードしてたのに)、足首の流血(クランクが当たった模様)などと、明日は安静に過ごすしかない状況となっていました。

それでも、何度か360を開眼しかけたこともあり、変な充実感があります。そして、今後もYurisパークにバグジャンプでトリック練習をしにたくさん通う事に決めました。2週間に1回くらいのペースで通いたいと思います。

 

あと、上を目指すライダー達にはYurisパークにたくさん通ってもらいたいです。たぶん1回行っただけではまともにトリックを習得できないので(最初はバグジャンプに慣れる必要がある)、通う必要は絶対あると思います。バックフリップなど3D系トリックや、いわゆる大技系トリックを効率的に習得するには、今の日本ではここでしかできないのですから!

このバグジャンプの隣に同じリップと、着地の衝撃を吸収してくれる砂地の広大なバックサイドの普通のジャンプもあるので、バグジャンプで習得したジャンプトリックは、そちらで完全にモノにすることができます。

また、上にも書いた通りプロテクター類は必須ですが(自分が怪我をしないためと、大怪我して他のライダーに迷惑をかけないために)、投資した分だけのモノがバッチリ得られると思います。というか、今まではこの手のトリックを習得するには海外へ行かなくてはいけなく、とてもお金がかかりましたが、それと比較したら、プロテクターを揃えるくらい安いものでしょう。

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